日常を楽しくする小技

今年に入って仕事にも家庭にも少し余裕が出てきたため、自分の余暇を大切にしようと考え始めた。

子育ても次男が大学受験生ではあるが、それほど昔ほどは手がかからなくなってきた。

さて、自分の人生なにをしよう?

そろそろ私も人生の秋を楽しむ世代になってきた。

46歳という年齢はこどもの頃に思い描いていた the 大人ではなかったりもする。

まだまだ未熟であるし、夢も持っていたりする。

落ち着くどころではなく、むしろじたばたしている。

そういう忙しない日常になにかおもしろいものを取り入れよう、それが今の私の考え方。

こういう少し力の抜けた考え方ができるようになったのもよい意味で年をとったからなのだろう。

ここ最近始めて夢中になっているのは、一眼カメラ。

どうということもない身の回りのもののひとつひとつがなぜか絵になるのだ。

カメラを買うのに1ヶ月と少し電器店に何度も足を運んだ。

値段と見た目と機能とあとはインスピレーション。

ある日ついに

「これ!!!」

という気持ちが舞い降りてきた。

私には高い買い物だった。

それでも買って良かった。

あの日から毎日がワクワクなのである。

天気がよければほんの少しの時間を見つけて写真を撮る。

自分が思うより綺麗な写真が撮れると心が踊る。

それもうちの中のものだったり、近くの公園だったり、小学校だったり。

何十年も住んでいたのに自分のまわりにはこんなにも美しいものがあるのだと初めて気づいたのだった。

ほんの少し外に出るとおもしろいものが見つけられることもわかった。

人生は楽しいことだらけである。

なにも高い買い物をする必要はないのである。

気づくことができるか、

ただそれだけだったりする。

私の場合カメラはとても人生を豊かにしてくれる。

新しい世界が広がったようだ。

次はどんな楽しいことを見つけてみようか?

そんなことをまた考えている。

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