DisplayPortのクソ仕様を回避する方法
環境紹介
出力機器
・PCグラボ
GAINWARD GeForce RTX 3060 Pegasus NE63060019K9-190AE(HDMIx1 DPx3)
入力機器
・メインモニタ AOC G2790VX/11
└サブ1(メイン複製)KEIAN KIG270QD-HB
・サブ2(拡張)REGZA 43C350X
発端となる原因
DisplayPort接続ではモニタの電源をオフにするとモニタとの接続が切れてしまう
その為、デスクトップを2画面以上に拡張していると電源オフ時に「片方の画面にウインドウが集約する」「接続が切れた際にチラつく」などの不都合が発生する
「常にPC電源入れっぱなしで寝る時は画面の電源を切る」「一部のモニタは任意のタイミング以外では電源オフにしてる」などの使い方をしてる自分のような人間には非常に煩わしい仕様である
問題解決とする前提条件
・メインモニタはミラーリングしてるサブ1含め両方ともFHD120Hzで稼働
・拡張に使ってるサブ2はFHD60Hzでいい
・全てのモニタで電源入切時に変な動作しないこと
改善方法の模索と結果
方法1 ソフトウェアを使ってウインドウ位置を記憶させる
WinReDockというソフトを使って、再接続してもウインドウ位置がリセットされないようにする
参考サイト https://tochi-pechi.com/?p=17915&=1
↓
根本の再接続問題を解決してないので再接続の度に例のSEがポコポコなって気になる&いちいち画面調整が入ってチラつく
あと全画面表示してたものの挙動が怪しい(勝手に全画面表示解除されてたりする)
できるだけ金かけたくないならアリ
あと不意に接続切れたときの為に保険として常駐させとくのは良いと思う
方法2 DPtoHDMI変換ケーブルの使用
HDMIケーブルは使ってるけどPCがDPとして認識してるので意味無し、電源オフで接続切れる
方法3 DPtoHDMI変換ケーブル+EDIDエミュレータ
元々サブ2のREGZAがHDMI接続でも電源切ると数分後に接続切れてたのでパススルータイプのEDIDエミュレータを噛ませて使用してた
これを使うとPC側では「モニタ(エミュレータ)がずっと接続されてる」と認識されるので、モニタの電源落としても関係なくなる
サブ2はこれで解決したが、120Hzに対応しておらずサブ1には使えなかった
方法4 HDMI分配器を使う
入力1→出力2のFHD120Hz対応分配器を使用
当然ミラーリングしかできないが、自分の環境だとこれが最適解かもしれない
まとめ
・HDMI分配器を使ってミラーリングして使うモニタを接続
・DPtoHDMI変換ケーブル+EDIDエミュレータを使用して拡張するモニタを接続
で解決