わたしだけの物語
note 2021.4
はじめまして、太郎物語の主宰を務めています
あゆたろ と申します。
リンク、飛んでくれてありがとう!🌷
ここまで見にきてくれた貴方に楽しんでもらえるように、出来るだけ丁寧に、面白く、言葉を作ろうと思います。
長くなってしまうかもしれませんが、お付き合い頂けたら嬉しいです。
まず初めに前置きとして、これは"太郎物語"のお話ではなく、"わたしだけの"物語です。
田中杏優 こと あゆたろ である、私のお話しです。そこんとこよろしくお願いします。
"唯の中の可愛鶴大海を知らず"のラストを制作するにあたって、あれ、昔、どんな気持ちだったっけ?と思って遡ったらこんなツイートが出てきました。
『個人的にミスiDをうけた理由』
です。
二人で受けた理由はまた、別であるんですけど。私がミスiDを応募してみようっておもったはなし。
これは一つしかなくて、
"昔受けたアイドルのオーディションの記憶"
がきっかけでした。
私が高校3年生の時。大学は付属だったので、このまま進んで、でもこのまま進み続けたらどうなるんだろう?って思ってて。
それこそ、大学卒業したらなにも想像つかないなあと思っていました。
焦りと怖さと、でもこれから何にでもなれるんジャン!というワクワクと。この時すごくイージーモードで自信しかなかったので、何にでもなれるんジャン!って気持ちがすごく強くて。凄いですよね、JKって。なんかよくわかんないけど自分が最強だと思えて、あの頃が一番キラキラしてたなあ、あの時のきらきらにはなれないなあ絶対。
で、まあそんなこんなで!見つけたのが
"けやき坂46二期生の募集" でした。
今の日向坂46です。
私、高校生のころ欅坂46が好きでした。4人くらいで"諸見坂46"っていうグループ組んで、サイレントマジョリティを昼休みに全クラス回って踊ってツアーするみたいなことしてました。馬鹿みたいなことを大真面目にやってました。楽しかったな……またやろうね👩👩👧👧
で、その募集みて、とりあえず応募してみました。そしたら書類通って。で、2次審査いって、なんかわかんないけど通って。3次審査までいけました。最終審査の一歩手前。
あまりにもことが順調に進みすぎていて、アレ?私このままアイドルになるの!?みたいな、ワクワクドキドキしてました。だから、3次審査で落ちた時めちゃめちゃへこみました。挫折、に入るかは怪しいラインだけど、今までイージーモードだと思ってた私は、本当は、ただの高校生なんだったな、と思わされた瞬間でした。
3次審査のとき、終わってから広めのお部屋で3時間くらい結果を待つんですけど、そのときおんなじ机でお話ししてた2人がいました。
今も日向坂のメンバーとして活躍している2人です。沢山お話しして、私、その時スモークタンにハマっていたんですけど、スモークタン持ってきてたので机に広げて「食べていいよ!」なんて言ったりして。今考えると嫌ですよね、アイドルのオーディション結果待ちにスモークタン食わされるの。でもふたりとも笑いながら食べてくれて、
二人と話してる時も、あー!!こんな感じで楽しく!はじまるのか!!と思ってたんです。それから暫くして、重鎮みたいなおじ様が数人入ってきて。
「えー、では発表します。ここで呼ばれた番号の人はここに残ってください。呼ばれなかった人はお帰りください。ここで呼ばれなくても、まだこれからなので、色んなことに挑戦して頑張って下さい」
みたいなことを言われたのを覚えています。うる覚えですが。
そして、私の番号は呼ばれませんでした。一緒に机でお話ししてた2人は呼ばれて。あー、あれ?何が違かったんだろう、この2人と?とか、思って。で、おじ様たちが
「呼ばれなかった番号の人はここでお帰りください」
みたいなことを言われて。
あっけな〜い!!え!あっけないよ!!!悲しい!!!とか思ってる暇もなく、
残った2人に私は
「頑張ってね!!応援してる!!!」と伝えて去りました。
帰り道、坂道を下りながら考えました。
え、何がダメだったんだ?服装?あ、ダンスかな、課題曲だった「誰よりも高く飛べ」かな、私がダンス下手なのバレたかな、変にめちゃめちゃ練習してっちゃったからかな、とか思ってましたが別に涙は出ないで、呆気なく終わってしまったなーって、思いながら、果音と会う約束をしていたので新宿に向かいました。
で、果音にダメだったよ〜って言ったら
「お疲れ様」
って言って、スタバのロイヤルミルクティー味を奢ってもらいました。で、泣きました。やっぱり、すごく、すごく、悔しかったなあって、思っちゃって。良いところまで行けたのに、あと少しだったのに、ダメだったのか。って思った。
その後、残った2人は無事けやき坂の2期生として加入し今もなお日向坂46のメンバーとして活躍しています。
今思えば、受かったメンバーはこのメンツだよなあ、しっくりくるし、おじ様たちの見る目はプロなんだなあと思わされます。
そんな、
"アイドルのオーディションを受けた記憶"。が、私の底の底に眠ってました。
あれからもう、3.4年経っていたのであの頃の気持ちを忘れかけていて。
大学3年の春、ちょうど去年くらい。普通に、将来のことを考えた時にどうしようかな〜何しようかな〜と考えたりしていて。
"太郎物語"として食っていくのは難し過ぎるよな、でも、出来たら本当に嬉しいな、みたいな気持ちで。
そこで、見つけたオーディションが"ミスiD"でした。
そのタイミングで、どうしてミスiDを見つけたのかはあまり覚えていないのですが。なんか、このオーディションって自由だった気がするというイメージで、ホームページ見てみたら
"新しい時代をサバイブする多様な女の子の
ロールモデルを発掘するオーディション"
って。心を打たれました。
で、久しぶりに思い出しました。オーディションを受ける前の、何かが始まるかもしれないっていう、トキメキを。
私の奥底に眠っていた
"アイドルのオーディションを受けた記憶"が、
唐突に目を覚ましました。
あの時の、通過して嬉しかった気持ち、これからなにか見たことないものみれるんじゃないかなっていうドキドキ、落ちた時の悔しさと、あの時わたしを選ばなかった審査員にあーー!なんでこんな子を逃してしまったんだろう!と思わせたいと想っていた気持ち。全てが、目を覚ましてしまったんです。
それで、唐突に。果音にラインしました。
"1人で受ける"
という選択肢も、無くはなかったです。でも、私1人では 最強 だと思えなくて。出来るだけ、一番強く、自信の持てる状態で挑みたかったので、
私が 最強 だと思える唯一の形。
"果音と一緒に太郎物語として出たい"
が、今回、太郎物語としてミスiDに応募した、
"私だけの"物語であり、理由です。
長々と、すいません。他にも色々あるかもしれないけど、ちょっとここで書き切るのも勿体無い気もしてきちゃったので終わりにします。
太郎物語 としてのミスiDは、去年のミスiDエントリーした2020年5月31日からスタートして、あともう少しで終わる企画
『唯の中の可愛鶴大海を知らず』
の中でお話しします。長くてごめんね!
今回この私だけの理由を書こうか、投稿しようか迷ったんですけど、(誰も興味ないだろうしただの自己満だし!)でも、こうゆう気持ちとか全て残しておかないと、忘れちゃうのが怖いなって思ってて!いつか見返した時に、あー、そうだったって、この気持ちを呼び起こしたくて。なので、書きました。自己満です!
そんな自己満に付き合ってくれて、ここまで読んでくれた人がいたら、本当にありがとうございます。嬉しい!🌷🌷🌷書いてよかった〜!!
あと、書きたいなと思った理由は、もうひとつあって、他のミスiDの方が赤裸々に曝け出してる姿を授賞式で目の当たりにして、なんか、全部、できるだけ出さないとカッコ悪い気がして。企画に落とし込んでるのが逃げだと思われるのは違うけど、あまりにも授賞式で見た光景が美しく、かっこよかったので。私も、かっこよく終わりたいので、書きました。他の方に比べたらだいぶ薄い内容かもだけど!薄くてすいません!
今回、色んな思いがあったけど、ミスiDを受けてよかった。あの時受けようと思った自分、ありがとう。
私たちに賞をくれた選考委員の方々、本当に、ありがとうございます。頂いた言葉と賞でとても自信がつきました。私は、自信がつけばつくほど輝けます。なので、存分に期待して欲しいです。
お仕事も下さい🌷なんでもします🌷
そして、一緒に出ようと決意してくれた果音、ありがとう。これからも強く、可愛く、面白く、全力で!生きていこうね!♪
最後に!応援してくれた、沢山の皆様、ありがとうございます。大好きです。ここまで来れたのも、頑張れたのも、強くなれたのも、皆さまのおかげです。沢山、いっぱい。ありがとう!!!
そして、これからも太郎物語はもっと面白く、可愛く、とてつもなく輝きます。
なので、これからも太郎物語を!わたしを、
何卒、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。
太郎物語 あゆたろ