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教育実習体験記 #1
あっという間の2週間の教育実習が終わり、空虚感に襲われている。
大変だったけどそれ以上に楽しすぎたので、終わって数日経った今も学校に行きたい。
いろいろ考えさせられた2週間をハイライトにしてみた。
行事
実習2日目と3日目は学校行事のクラスマッチがあった。
教員も職員チームとして生徒と戦うのだが、20代の教員は全種目にでることになるため、私も全種目に出た。長縄にリレーにバドミントン、バレーなど。
コロナ対策のためにバスケやサッカーはなし。私としてはバスケとサッカーは苦手なのでラッキーだった。
担当のHRクラスにも混じって応援などするのだが、人見知りで最初は生徒にあまり話しかけれなかった。だけど、積極的に声を掛けてくれる生徒も多くて救われた。私もこの2日間で生徒たちと交流を深めることができた。
運動音痴の私は高校時代はクラスマッチにあまり乗り気ではなかった。
しかし、教師という立場になったからには私も全力でやらないとと思い、全競技に一生懸命に取り組んだ。
他の先生方も大人げないくらい全力だった。
真剣にスポーツに取り組む姿勢を生徒に見せることは重要なことだと分かった。
「〇〇先生って意外と動けるんだ!」などと見る目が変わるかもしれない。
それは、その後の関係性にも影響するだろう。
「今まで以上に授業をちゃんと聞いてみようかな」と。
実際、私は最終日に色紙をもらったのだが、そこに「○○先生がスポーツしてる姿が小動物みたいで可愛かったです笑」と書かれていた。
運動音痴が出てしまったみたいで恥ずかしい。笑
また、「○○先生、バレー上手かったですね!」などと声を掛けてもらうこともあった。
やはり教師が全力で取り組むことは大切だ。
朝SHR
私の初めての教壇は3日目の朝のSHRだった。
本当に緊張していたので、ガチガチでカミまくりだった。
私の緊張は生徒にも伝わったと思う。
3日目からは毎日のSHRは私の担当。
私がSHRで意識していたことは、
・聞き取りやすい声で話す
・生徒をよく見る
・連絡が伝わるように話す
主にこの3つだった。
慣れてくると補足説明をしたり、自分の体験談を交えたり。だんだんオリジナルのSHRを作るのが楽しくなっていた。
SHRは朝一発目なので、教室に入るとその日のクラスの雰囲気が分かる。
「今日はみんな元気そうだな」「今日は雨だからか暗い気がする」など。
私がもし教員になったら、その日のクラスの雰囲気の要因について研究してみたい。天気なのか、授業科目や課題数、曜日、担任の機嫌、中心的存在の生徒の機嫌などが影響しているのか。
こういう研究してる人いないのかな。
続きは#2。