「フェムテック」で変わる女性の未来
先日のschooで「リモート医療」についての授業を受けた。
そこで出てきた「フェムテック」という言葉を初めて知ったので、このnoteにまとめてみる。
フェムテックとは
「フェムテック」(Femtech) とは、Female(女性)と Technology(技術)をかけ合わせた造語。
女性の健康問題やライフスタイルを解決するテクノロジーや、それを使った製品・サービスのことをいう。
これまで女性特有の健康の話題はタブーとされてきた。今でも公に話せない女性は多い。私自身もそうだ。友達に話すことさえ躊躇してしまう。
しかし、今は女性の社会的活躍や多様性の推進によって大きく後押しされている。女性一人一人が、自分の身体をケアしながら、自分らしく人生を歩めるようになっていくことの支援の一つがフェムテックである。
事例
女性の健康問題に沿った製品は以前から存在している。
例えば生理用ナプキンやサプリメントなど。
フェムテックはより新しい技術を活用して、女性に寄り添うサービスを特徴としている。
例えば、スマホアプリを使って妊活やPMSの相談ができるサービスや、吸収型のサニタリーショーツなど。
スマホアプリの「ルナルナ」や「サニタリーショーツ」は実際に私も使用している。
「ルナルナ」はカレンダーに生理日や体調を記録して、次の生理日や生理周期を知ることができる。また、毎日その日を快適に過ごすためのヒントも書かれているので非常に便利なアプリだ。
「サニタリーショーツ」はユニクロの製品を使用している。シンプルだけどエアリズム生地でシームレスなので快適に履けるし、比較的低価格である。洗って使えるのでナプキンを買う頻度が少なくなり、結果的に節約になっている。
この他にも、妊婦さんが自宅で赤ちゃんの心拍を聞ける装置や、LINE上で医師に気軽に相談できるサービスなどフェムテックの商品・サービスはたくさんある。
まとめ
最近は生理や妊活、不妊治療などが話題にあがることも多くなってきたが、まだまだ理解している企業や個人は少ない。
性別関係なく快適に過ごせる社会にするためには、女性特有の健康問題への理解は必須である。
テクノロジーやSNSなどによってフェムテックがより発展し、認知されていくだろう。私自身、フェムテックについてさらに調べ自分自身のケアもしていきたい。
【参考文献】
1) ニッセン https://www.nissen.co.jp/s/beauty/BH22SP109/
2) 日経ビジネス https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00081/090900248/