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私の闘病日記vol.53『回腸嚢炎入院レポート【No.5】』

こんにちは!

今回は…

私の闘病日記vol.53
『回腸嚢炎入院レポート【No.5】』

をみなさんにお話ししたいと思います。

前回のお話を読んでいない方はこちらから

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

私の闘病日記vol.52
『回腸嚢炎入院レポート【No.4】』

WEBサイト:イラストFactory

そして。

私と同じ病気で悩んでいる方。

または。

大切な家族に私と同じ病気にかかってしまった方に向けて、

少しでも勇気になればと思っています。

そして。

私みたいに病気ではなくても、

人生を生きていれば誰もが悩みを抱えて生きていますよね。

仕事で抱えるストレスに、人間関係のトラブル。

将来に不安を抱える人や、お金で困って毎日の生活が息苦しくて…

中には『自殺』をしてしまう人だっています。

何か、もう、消えてしまいたくなる気持ち。

私もそういう感情になった時あったので、少し分かる気がします。

でもね…

正直に言えば!!

もしも今のあなたの体に何も病気がなくて、元気な状態であれば…

私は、あなたが『羨ましい』です。

だって…

私は22歳の時、大腸を手術で全部『摘出』してしまったので、

日常生活でも不便なことが多い。

(病気がなくて健康な人は、いいなぁ…)

と思うことも多いです。

でも!

人の悩みに、大きいも小さいもない。

そんな風にも思います。

私みたいに『体』に問題を抱えてる人、

それに体は元気だけど『心』に何かを抱えてる人。

いろいろな人がいるけれど、

『生きてる』ってことは、本当にラッキーなんだよ。

そんな当たり前なことに今回、

あなたが気づいてくれたら嬉しいです。

私の闘病日記

では、ここからは、

私の闘病日記vol.53
『回腸嚢炎入院レポート【No.5】』

をお話していきたいと思います。

レッツゴー!!

クリスマスの朝

12月25日(月)。

入院2日目。

この日はクリスマス。。

朝起きると、枕元にプレゼント…

は、当たり前だけど無く。。笑

子供の頃は、サンタさんからのプレゼントがすごく楽しみだったなぁ。

たしか中学生くらいまで、サンタさん来ていたかも。

みんなは、何歳くらいまでサンタさん来てた?

さてさて、

話を戻して…

朝、病室で目が覚めて、入院していることに気がついた時の絶望感は健在。笑

まるで自分が外の世界と、だいぶ遠い世界にいるみたいな感覚。

なんて、、悲しいぃぃ。。

病棟にいると、クリスマス感は全くない。

だけど唯一、ナースステーションの前に飾ってあるクリスマスツリーが、

今の私に、少しだけクリスマス気分を味わせてくれるくらい。

そのクリスマスツリーを見るたびに、

あぁ…今日クリスマス…かぁ。。って。笑

今年のクリスマスは、私はもういいの。。

諦めなの。。

といっても、クリスマスの日に何か

特別予定があったわけでもないから、どうでもいいんだけどさ。笑

でも何となくクリスマスに入院って、

自分で言うのもなんだけど、気の毒だなって。笑

さすがにクリスマス入院は初めて。

だけどクリスマス関係なく、もう早く家に帰りたいゎ。。笑

一体、退院できる日はいつになるのやら…

せめて退院日がわかっていれば、その日を目標に頑張れるんだけど…

気が遠くなるよねぇ。。

入院って、起きてから暇、朝も暇、昼も暇、夜も暇。。

永遠の暇ループ。笑

どうして入院って、こんなに暇なんだろう…

そんなの考えたってしょうもないかと思いながら、

大きな窓から見える景色を眺める。

そして、、

眠くなりながら、ただひたすら時間が過ぎるのを待つ。笑

久しぶりの朝の回診

ベッドの上で、ぼーっとしていると、

病室に何人か入ってくる足音が聞こえた。

(もしかして…回診!?)

私の勘は的中し、数人の先生たちを連れた主治医が病室に入ってきた。

「櫻根さん、おはようございます」

「体調どうですか〜?」

と先生たち。

朝の回診。。

5年ぶり。笑

何でも久しぶりに感じる。笑

いや、もうさ、、私元気すぎるのよ。。

早く帰りたいのよ。笑

多分、この病棟で入院している人の中で1番元気だと思う。笑

すると主治医。

「年内に退院できるかな〜」

って。。

(…!?!?!?)

ニヤッと、ちょっと不敵な笑みを浮かべる主治医。。

私の主治医、たまにそういうところがあるの。笑

思わず、

「えぇぇぇぇえ…!!!」

って、声に出しちゃった。笑

だってさ、昨日話した外科の女医さんは、

「全然年内には退院できるよ〜」

なんて言ってたからさ。笑

まるで話が違うじゃないか…!!!笑

だって私、こんなに元気だよ!?

何回も言うけどさ。笑

まさかの展開。。

私、年内に退院できるんじゃなかったの…?

主治医ぃぃぃぃ…

きっと心配してくれてるんだよね。。

多分。。

でも1番めんどくさいのは、やっぱり仕事なんだよょ。。

あんまり休んじゃうとね。

ダメでしょ…?

体が1番大切なのは、重々わかってはいるんだけどね。

しかも、もう『1週間くらい入院します!』って上司に言っちゃったし。。

今更、『入院が延長になりました〜』なんて言えないよ…!!

これは、何としてでも年内に退院できるように、頑張るしか…!!

頑張るっていっても、、

何をどうしたらいいのやら。。

頑張って、、

うーん…

とことん休む…?笑

すると…

ここで、回診に来ていた先生たちの中で、ある女医さんに目がいった。

(あれ…あの女性の先生、、誰だっけ…?)

5年前は、、多分いなかった…かな?

すると、女医さんは

「よかった、よかった」

って。。

(あっ!この声…!!)

声で、"あの女医さん"だと気がついた。

前回の入院の時に仲良くなった、

ラブラドールのワンちゃんを飼っている、あの女医さんだ!って。笑

5年前は前髪がなかったから、気づかなかった!!

ちょっとでも髪型が変わると、意外と気付かないもんだなぁ。。笑

まぁずっと会ってなかったから、、ね。笑

"あの女医さん"って誰だっけ?っていう人は、この回のお話を読んでね!

私の闘病日記vol.22
『術後のレントゲン撮影』

WEBサイト:イラストFactory

『女医さんと犬の会話』を読んでね!

そして、そのまま主治医たちは病室を後にした。

回診って、狭い病室で先生たちみんな私に注目するから、

なんというか、、結構緊張する。笑

自然とガチガチな喋り方になっちゃう。笑

うまく笑えなくて。笑

同じだよ!っていう人いる?笑

呼吸器系病棟の患者さん

ここで…

私が今、入院している病室のお話。。

私の前方ベッドに入院している人は、

それはそれは、すごいわがままバァさんで。。

病棟にひとりは必ずいるんだよね、こういう人。笑

痰が絡んでて、なんて言ってるのかも不明なんだけどね…

ただ、何となく文句を言っているということだけはわかる。笑

というか、なんか怒ってる、、みたいで。。

痰が出るらしくて。。

呼吸器系だからね、私が今入院しているここの病棟。

私、完全に場違いな感じ。。笑

何に対して、そんなに不満があるのかは私にもわからない。笑

何度もナースコールを押しては文句を言って、、

これを何度も繰り返すの。。

だから、看護師さんもなんだか苛立っているような、、

看護師さん、忙しいからね。。

そんなお話でした!笑

15分間のお見舞い

そして…

この日は兄ちゃんが、お見舞いに来てくれることになっていた。

病院に来る前にまとめておいた、私の入院グッズを持ってきてくれるとのこと。

今は、コロナやインフルが流行っているため、

兄ちゃんが病棟にいられる時間は15分

結構、短い。

15分ってあっという間だよね。

どこの病院も、今はそうなのかな…?

しばらくベッドの上でゴロゴロしながら待っていると…

いきなり病室のカーテンが開いた。

(ゎ…!!!びっくりした。笑)

いきなりすぎて。。笑

「よっ!大丈夫か?」

と言いながら、兄ちゃんが病室に入ってきた。

そして、兄ちゃんから私の入院グッズを受け取る。

これでひとまず安心。。

とりあえず今回、何日入院になるのかはわからないけど、

この入院グッズがあれば、当分はやっていけそう。

兄ちゃんと少し話していると、時間が経つのがあっという間。笑

15分。。

早い、早い。。

そして、兄ちゃんは

「じゃあ俺、帰るわ!!」

と言って、一緒に病室を出る。

病棟の入り口で、兄ちゃんとバイバイして、またひとり病室に戻る。

(はぁぁぁ…)

(ずるいよ、、兄ちゃん…!!)

(私も、、帰りたい…!!)

家に帰れるのが羨ましすぎる。。

退院日がわからないと、まさに気が遠くなるというか、、

仕方ないんだけどね。。

早く家に帰れることを願って、退院日まで頑張ります。笑

消化器系病棟に転棟決定

同じ病室の隣のベッドに、新入りの患者さんが入院してきた。

「わぁぁぁあ…!!」

「おーーーーい!!」

とか、なんだかよくわからない言葉を発している。。

何だか、心が休まる時がないこの病室。。笑

早く退院したいものだ…

するとそこに、

今、私が入院している病棟の看護師長さんが病室に入ってきた。

「ご挨拶が遅れてすみませんね〜」

と看護師長さんが言った。

「いえいえ…」

と私。

(そんなの全然いいけど…何しにここへ。。)

なんて思いながら話を聞いていると、看護師長さんはこう言った。

「申し訳ないんだけど…」

「明日から、消化器系の病棟へ移動してもらっても大丈夫…?」

と言った。

(え…!本当に!?)

(それは最高!!主治医もいるし。笑)

心の中でガッツポーズ。笑

「全然大丈夫です!」

「消化器系の病棟の方がいいかも〜って、思っていたところなので…!」

と私が答えると、

「ごめんなさいね〜」

「明日、その消化器系病棟の病室が1個空く予定なので…!」

「その時、また迎えに来ますからね〜」

と、看護師長さんは言った。

嬉しい。。

歓喜。笑

もちろん、私も消化器系の病棟の方がいい。

私、絶対ここの病棟に入院するべき人じゃないよ。

そもそも、呼吸器系の病気じゃないし。。

消化器系の病棟に移動が決まったからには、もう今すぐにでも移動したいくらいだよ。。

そんなことを思いながら、夜景を見て夜を過ごす。

なんか、、寂しいなぁ。。

病棟の移動は嬉しいけども、、

1番はやっぱり家に帰りたいよょ。

病棟移動じゃなくて、家に帰らせて、、笑

そんなこんな考えていると、少し眠くなってきた。

ベッドの上で過ごしていると、常に眠気があるというか、、

何だか、ウトウトしてきちゃう。笑


ということで、今回はここまで!

最後に

今回は、

私の闘病日記vol.53
『回腸嚢炎入院レポート【No.5】』

をみなさんにお話しました。

いかがでしたか?

次回は、今回の続きをみなさんにお話していきたいと思っています!

↓↓こちらから続きが読めます↓↓

私の闘病日記vol.54
『回腸嚢炎入院レポート【No.6】』

WEBサイト:イラストFactory

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最後までお読み頂き
本当にありがとうございました。

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櫻根あゆ|大腸癌・膵SPN
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