私の闘病日記vol.49『回腸嚢炎入院レポート【No.1】』
こんにちは!
今回は…
私の闘病日記vol.49
『回腸嚢炎入院レポート【No.1】』
をみなさんにお話ししたいと思います。
前回のお話を読んでいない方はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
私の闘病日記vol.48
『2023年12月検査の結果
〜回腸嚢炎疑いの巻〜』
そして。
私と同じ病気で悩んでいる方。
または。
大切な家族に私と同じ病気にかかってしまった方に向けて、少しでも勇気になればと思っています。
そして。
私みたいに病気ではなくても、人生を生きていれば誰もが悩みを抱えて生きていますよね。
仕事で抱えるストレスに、人間関係のトラブル。
将来に不安を抱える人や、お金で困って毎日の生活が息苦しくて…
中には『自殺』をしてしまう人だっています。
何か、もう、消えてしまいたくなる気持ち。
私もそういう感情になった時あったので、少し分かる気がします。
でもね…
正直に言えば!!
もしも今のあなたの体に何も病気がなくて、元気な状態であれば…
私は、あなたが『羨ましい』です。
だって…
私は22歳の時、大腸を手術で全部『摘出』してしまったので、日常生活でも不便なことが多い。
(病気がなくて健康な人は、いいなぁ…)
と思うことも多いです。
でも!
人の悩みに、大きいも小さいもない。
そんな風にも思います。
私みたいに『体』に問題を抱えてる人、それに体は元気だけど『心』に何かを抱えてる人。
いろいろな人がいるけれど、
『生きてる』ってことは、本当にラッキーなんだよ。
そんな当たり前なことに今回、あなたが気づいてくれたら嬉しいです。
私の闘病日記
では、ここからは、
私の闘病日記vol.49
『回腸嚢炎入院レポート【No.1】』
をお話していきたいと思います。
レッツゴー!!
!!注意!!
前回のお話と重複している部分があります!
ご了承ください。
『回腸嚢炎』の疑いあり
そして…
無事に病院到着!!
待合室で呼ばれるまで待つ。
(ヒマだな〜。早く終わらないかな…)
と思いつつも、主治医に会える嬉しさが込み上げてくる。笑
数分後。
電子掲示板に、私の受付番号が表示された。
予約時間よりも比較的早く呼ばれて、びっくり。笑
そのまま診察室に入る。
久しぶりの主治医。笑
今日も優し。。心が落ち着く。。笑
「こんにちは〜」
といつもと同じように、軽く挨拶を交わす。
そして、最近の体調などを話す。
「トイレの回数が急に増えちゃって…」
「今までなかった失禁もするようになっちゃって…」
と話すと、主治医は、
「この前の下部内視鏡検査で、少しだけど炎症が見つかって…」
「多分、このせいかなと思うんだけど…」
(炎症…??)
(へぇ…炎症があるとトイレの回数増えちゃうんだ…)
なんて呑気に思っていると、主治医はこう続けた。
「これは、回腸嚢炎(かいちょうのうえん)だと思いますよっ」
「今日でもいいし、明日でもいいけど入院できます?」
(かいちょう、、のうえん…?)
(…って、おいおい。。先生…今、なんて言った!?)
(えぇぇ。。まさかの入院…!?笑)
(しかも今日…!?明日にでもって…)
(いや。それは、さすがに急すぎるよ、先生。。)
頭の中で、言いたいことがたくさん出てくる。。
けど、何から話していいのやら。。
といった状態。笑
『回腸嚢炎』ってどんな病気?
そこで!!
『回腸嚢炎』についてまとめてみました!
『回腸嚢炎』とは?
外科的に作製された嚢の炎症。
『回腸嚢炎』の症状は…
・下痢
・排便回数の増加
・腹部痙攣
・便意切迫感
・絶えず排便の必要があるという感覚
・失禁
こんな感じかな。
私の症状としては…
・下痢(でも大腸がないから常に下痢)
・排便回数の増加
・便意切迫感
・絶えず排便の必要があるという感覚
・失禁
というか、こう見るとほとんど症状が合ってる。笑
ほぼ全部じゃんか。笑
主治医との約束
すると主治医は、
「お仕事って休めます?」
と。。
(いや、、待って…ちょっと待って!!笑)
(主治医よ。。一旦、落ち着こっか。笑)
「いや、休めなくもない、、けど…」
と、なんという私の曖昧な返答。笑
「今日か明日に入院すれば、年内には退院できますよ」
と主治医。笑
(いや…そういう問題じゃないというか、、)
(入院ってさ、、まじか…どうするよ、私。。)
と結構な時間悩んでいると、主治医は
「外来でも…できなくはないけど。。」
「お薬をちゃんと飲んでくれれば…」
と!!
(おっ!!マジで…!?)
「じゃあ…とりあえず外来で…!!」
と即答。笑
そして、主治医は、
「ちょっと処方箋の紙を準備するので、待合室で待っててくださいね」
と言った。
私は、一旦診察室から出て、また待合室で待つことに。
主治医が処方箋の準備をしている中、待合室でちょっと考えた。
(『外来で!』って言ったはいいものの、大丈夫かな…)
(家に帰って、急に具合が悪くなったりしたらどうしよ…)
(こんな不安な気持ちになるくらいなら、いっそのこと入院した方がいい…?)
(でもなぁ。。そんな急に仕事休めないし…)
そして、約3分後。
主治医が診察室から出てきた。
「じゃあ、また入ってきてくださいね」
と言われて、そのまま診察室に入るように促される。
そして、処方箋の紙を受け取る。
ここで、主治医と約束を交わした。笑
①ちゃんとお薬を飲むこと
②腹痛や発熱があったらすぐ病院に連絡すること
③消化の良いものを食べること
④無理はしないこと
これを条件に、今回は外来で治療をすることになった。
"治療"というのかはわからないけど。笑
とりあえず内服でね。。
そして、
次の週にも主治医の診察の予約が入った。
「来週、絶対に来てね!」
と。。
そんな『絶対に来てね!』なんて今まで言われたことなかったから、、
そんなに病状悪いの!?って。笑
ちょっと心配になったけど、
一応、外来でも大丈夫ってことだから、大丈夫だろう!!と。
ポジティブシンキング。笑
そして、この日の主治医の診察は終わり。
この日、主治医に笑顔はなかった…
多分、心配してくれてる。。気がする。。
大丈夫だよ、先生。
私めっちゃ元気だし、まだまだ全然動けるし、、
何かあったらすぐ病院行くから…!!
仕事は休めなくもないけど、もうシフトも決まってるし、
今更「休みます!」とも言いづらい。。
仕事は頑張って行くぞ…!!
処方されたお薬
病院から出て、外にある薬局に寄ってお薬を受け取った。
何のお薬を処方されたかというと…
〜処方されたお薬〜
・ミヤBM(整腸剤)
・シプロキサン(抗生剤)
ここで、各お薬について、詳しく説明すると…
『ミヤBM』
名前の由来は「ミヤ」は宮入(ミヤイリ)菌から。
「BM」は butyricum MIYAIRI のイニシャルからとって、
『ミヤBM』と名付けられている。
腸の不調を改善させる薬として用いられている。
即効性はない。
副作用も少なく、とても安全に使えるお薬。
『シプロキサン』
ニューキノロン系抗菌薬。
殺菌的に抗菌作用のある薬。
緑膿菌(呼吸器感染症、尿路感染症などの原因となる菌)に対して、
強い抗菌作用をあらわす。
こんな感じ!
間違えていたら、申し訳ない…
下部内視鏡検査では、炎症があって、
回腸嚢炎の疑いがあるっていう、ちょっと残念な結果になってしまったけど…
あとの胃カメラと甲状腺エコーの検査では、何も異常は見つからなかったから、
それだけはよかった。
安心。。
もうね、毎回検査の結果を聞く時はドキドキだよね。。笑
癌を経験した人は、この気持ちわかってくれるはず。笑
検温
「熱が出たら、すぐに病院に連絡して!」
と主治医から言われたため、一応、主治医の診察があった2日後から、
毎日、体温を測ることにした。
私、熱があってもあまり気が付かないタイプといいますか。。笑
ちゃんと測ろうと思って。笑
それに、正確な体温も主治医に報告できるし!
腹痛・発熱=病院へ連絡!!
を忘れずに過ごすのでした。笑
主治医の診察2日後からの体温
ここからは、体温を測った記録です。
ちなみに私の平熱は、36.0度〜36.3度くらいです!!
主治医の診察があった2日後から、体温を測り始めました。
19日(火)主治医の外来
↓2日後から体温を測り始める
21日(木)
36.3度(平熱)
22日(金)
36.6度(あれれ…?)
23日(土)
36.6度〜36.8度(おっと…!?)
24日(日)
朝36.9度(ちょ、待てよ。笑)
おやおや…と。。
23日(土)、24日(日)あたりから体温が徐々に上がってきたではないか…!!
まぁ、発熱ではなく、微熱っちゃ微熱だけど。。
大袈裟かもだけど。笑
どうする。。私…!!
病院に連絡
そして…
12月24日(日)。
この日は、クリスマスイブ。
そんなクリスマスイブに、私は病院に連絡しようか悩みに悩んで…
(腹痛は、、多分ないけど。。)
(微熱が。。気になるなんだよなぁ…)
(でも、病院行ったら絶対入院になるよね。。)
結局、、
この日は、急遽仕事を休み、朝9時頃に病院に連絡した。
「主治医から、熱が出たら病院に連絡してと言われていて…」
「2日前から微熱が続いていて、、」
と説明する。
すると…
「外科の先生に確認をとるため、少しお待ちください」
と。。
ドキドキ。。
どうか…
『まだ微熱程度だったら、様子見で大丈夫!!』
とか、
『とりあえず、もっと熱が高くなったら病院に来て!!』
とか、、そう言われないかなぁと願う。。
というかまだ微熱だし。笑
発熱ってきっと37.5度前後とか、、なはず。。
それなら、まだ病院に連絡するほどでもなかったかな、と今更思ってしまう。笑
なんだか、大袈裟すぎたか。。
この状態なら、仕事に行けたかも…
それに、普通に元気だし。笑
病院に連絡してしまったことを、ちょっと後悔。笑
すると…
電話の保留の音楽が止まって、また通話が再開された。
「確認してきました。
今日中に、病院に来てくださいとのことでした!」
と。。
(Oh my god…)
自分で電話しておいてなんだけど、、マジか。笑
やっぱりそうなるか。。
そうなりますよね、、笑
「わかりました…」
と言って、電話を切る。
それに今日は、日曜日だから病院自体は休診日。
救急外来扱いになるから、診察代以外にも、結構お金がかかってしまうらしく…
何このタイミングの悪さ。笑
明日(月曜日)連絡すればよかった…!!
The 後悔…!!
急いで病院へ
というか、急に病院へ来いと言われても…
もちろん、何も準備してないし、しかも病院まで2時間くらいかかるし。。
何から準備したらいいのやら。。笑
とりあえず、ゆっくりでもいいから病院へ行こう…
念の為、軽く入院の準備もしておいて。。
今から病院へ行って、そのまま入院になっちゃう可能性だってあるわけだし。
家に帰って来れなくなった時のために、荷物をまとめておくことにした。
あとから、家族に荷物を持ってきてもらえるように…
本当、ご迷惑おかけします、、笑
こんなことになるなら、昨日の夜にちゃんと準備しておけばよかったぁぁぁ
って。。
でも、まだ入院が決定したわけじゃない!!
まだ希望は捨てなくてもいいのだ!!
と、必死に自分に言い聞かせる。笑
朝ご飯はどうしようか。。
それよりも、早く病院へ行ったほうがいいか。
そう思って、そのまま着替えて家を出た。
今思うと、そんな慌てなくてもよかったなって思う。笑
いつものように、電車に乗りながら音楽を聴いて病院へ向かう。
この日はクリスマスイブ。
周りのキャッキャとした楽しげな雰囲気が羨ましかった。
(いいなぁ…私なんてこれから病院なんだけど…)
初めての救急外来
そして、ちょっと暗い気持ちになった状態で病院到着。
そのまま、救急外来の方で受付を済ます。
受付の人から、
「今日は日曜日で、救急扱いになるので、
診察代以外にも料金が発生しますが、大丈夫でしょうか?」
と。
大丈夫かどうかなんて、、
もう"大丈夫"って答えるしかないじゃないか…
まるでヤケになってる自分。笑
それから、必要な書類などを書き終えて、
しばらくの間、待合室で待たされる。
微熱から発熱へ
そして、数分後。
看護師さんがこっちに向かって歩いてきた。
「熱はどれくらい出ていますか?」
と質問された。
(熱っていうほどのことじゃないけど…)
と思いつつ、
「大体、37.0度いかないくらいかな…」
と答える。
「そうなんですね〜」
「じゃあ、ちょっと熱測ってみましょっか」
と言われて、体温計を渡される。
数秒後。
ピピピピッ…
(家の体温計よりも鳴るのが早い…!)
脇から体温計を抜いて、何度か見てみると…
えぇぇぇぇぇええ…
すると、びっくり。笑
体温は37.4度にもなっていた。
(これ絶対入院になるじゃん。。)
もうここで確信した。笑
看護師さんも、
「あらら…」
「じゃあまず、消化器内科の先生に診てもらいましょうね」
と言われて、待合室でしばらく待つことに。
(入院する可能性が高くなってきたぞ…)
優男先生
そして、数分後。
「櫻根さん〜」
と呼ばれ、別室に移動して入る。
部屋に入ると、そこには優しそうな男の先生がそこに立っていた。
「こんにちは〜」
と軽く挨拶を交わして、ベッドの上に座る。
以下から、
優しそうな男の先生=優男先生
と書いていきます。笑
そして、
優男先生に、今までの既往歴や手術歴を簡単に話す。
すると、優男先生は
「もうすぐ手術から5年なんですね〜」
「今回のことは、もう○◯先生(主治医)にも
話がいっているので、安心してくださいね〜」
と。
(え…!今日、主治医いるんだ!)
それなら安心。。
今日、日曜日だから主治医いないかと思った。。
ということで、今回はここまで!
最後に
今回は、
私の闘病日記vol.49
『回腸嚢炎入院レポート【No.1】』
をみなさんにお話しました。
いかがでしたか?
次回は、今回の続きをみなさんにお話していきたいと思っています!
↓↓こちらから続きが読めます↓↓
私の闘病日記vol.50
『回腸嚢炎入院レポート【No.2】』
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