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日日是彩日 「ミモザの練りきり」

昨年、練りきりを習ってから、「自主練」と称して、毎月、時季に合わせた意匠で作ってみる。
2月は「梅」を作ったし、4月は「桜」を作るだろうから、3月は「桃」が順当だけど、ピンクの着色に少々飽きたのもあり、「ミモザ」を。

黄色と緑で二重包餡し、葉は鋏で切り出し、花は茶こしでふんわりと。
狙いは悪くなかったけれど、葉がたんぽぽみたいになった。
ミモザの葉は、こんなじゃない。
「針切り箸」という、細かい切り出しができる専用道具なら、もう少しうまくできたかも。やっぱり、道具って大事。
葉の表現も含め、次の課題。

でも、習作でも、美味しく食べられて、無駄にはならない。
ガラスアクセサリーの場合、失敗作やイマイチ作が積み上がり、少々憂鬱になるものだけど、お菓子なら、その都度、食べてリセットできるのがいい。

切れば、黄色と緑、白あんのきれいな断面が現れて、目にも美味しくいただきました。

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