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おばあちゃん達の思い出👵
私の人生に影響を大きく与えてくれた2人のおばあちゃん。
今日は父方の祖母と母方の曽祖母の話しです。
父方のおばあちゃんは明るくてお喋りが大好き。
いつも笑顔だった記憶があります。
2時間ドラマや昼ドラも好きで、よく一緒に観ていました。
そしてイケメンも大好き🤣
SMAPや嵐のメンバーも全員わかっていて、筋金入りのイケメン好きでした笑。
イケメン好き遺伝子は私と妹にも引き継がれ、姪っ子(妹の娘)にも引き継がれているようです笑。
おばあちゃんは、とにかく孫に甘いんです。
私の事も些細な事で褒めてくれました。
まぁ、そのせいで自己顕示欲が強めにはなってしまったのですが、お陰でひねくれず真っ直ぐ育ちました笑。
そして、私が子供時代に泣いているとこんな言葉をくれました。
「Ayuちゃん、泣いてばかりいるとね貧乏の神がくるんだよ。だからちゃんと笑顔でいなさい」
その言葉は大人になった今も私の核となって支えてくれています。
おばあちゃんの言葉が私の心の中で生きているのです。
そして、母方のひいばあちゃん。
ぽたぽた焼のお煎餅の絵柄のような可愛いおばあちゃんでした👵
ひいばあちゃんは、母方の祖父のお母さんであり、母のおばあちゃん。
そんなの当たり前なのですが、子供の頃はそれが不思議でした。
え?おじいちゃんにお母さんいるの?みたいな笑。
うちの甥っ子も義母の若い頃を見てびっくりしていましたが、子供っておじいちゃんやおばあちゃんが若い頃って想像出来ないんですよね😅
そんなひいばあちゃんが若い頃の話しをしてくれた事がありました。
18歳で結婚した事や戦争で苦労した事など、全部は覚えてないのですが笑、ひいばあちゃんにも若い頃があって今に至るんだなぁという事を思いました。
そして、2人のおばあちゃんが亡くなった時に私は孫代表で手紙を読みました。
伝えたい事が沢山あって、何を書こうか悩みました。
ひいばあちゃんが亡くなったのは私が18歳の時でした。ちょうどひいばあちゃんが結婚した時と同じ年齢です。
昔の話しをしてくれた事、遊びに行くといつも定位置に座って笑顔で迎えてくれた事。
忘れないよ。そしてひいばあちゃんの事、後世に伝えていくよ。そうひいばあちゃんに伝えました。
葬儀が終わると、親戚の人達から「Ayuちゃん、良かったよ!」「泣かされたよ」と言われ驚きました。そして和尚さんにも、「私も忘れていた大切な事を思い出しました。」と言われました。
当時の私は自分に自信がなく引っ込み思案でした。こんなに沢山の人の心を感動させることが出来たんだ!と少し自信を持つことができました。ひいばあちゃんからのプレゼントかな。
そしてご縁とは不思議なもので、その時の和尚さんが旦那の担当していた患者さんだったのです!
18歳の私も、まさかこの和尚さんが未来の旦那さんの患者さんになるなんて思いもしません。
世の中どこでどう繋がるかわかりませんね!
そして、10年後。父方の祖母が亡くなりました。
おばあちゃん、私いくつになっても笑顔を忘れないで生きていくからね。
そう手紙を読みました。
おばあちゃんの言う、貧乏の神というのはお金の事ではなく心の豊かさの事だと思います。
お金ももちろん大切だけど、そこに拘りすぎない事。
お金より大切な人達の事、時間、思い出。
おばあちゃんもひいばあちゃんも戦争経験者です。
大変な時代を生き抜いてきた人達だからこそ、お金以上に大切なものを見に染みてわかっているのだと思います。
豊かな時代だからこその生きにくさや悩みもあります。
けれど、2人のおばあちゃんからもらった大切な思い出を忘れず生きていこうと思います。