大学時代の旅日記① 【カンボジア】
私が協力隊に行きたいと思ったのもきっと、
学生時代
バイト代を稼いでは
海外旅行に注ぎ込む生活をして
世界っておもしれえええええええええ!
って思った経験があるからだと思った。
だから、振り返ってみることにした。
大学2年生の夏休み。
部活動(ダンス部)休部中。
休部している間に
何か行動を起こさねばならぬ!
と思っていた時
授業で
カンボジアに行けると知って
履修登録ポチった。
教育学部だった私は
全く専門外の
教養学部の
授業に乗り込んだ
というカタチに。
度胸あったな、過去の自分。
ナイスだぜーーーー
カンボジアに行ったのは
あくまでも授業の一環だったから
だいぶうろ覚えではあるが
「出稼ぎにおける家族のカタチ」
みたいなテーマがあったと
記憶している。
家族を支えるために
国外へ働きに行って
仕送りを送る
カンボジアでは普通に
行われていることではあったが
生まれてから家族みんなと
何不自由なく
過ごさせてもらった
私にとっては
実感し難い出来事だったし
自分の知らない世界(常識)を
知ることは
いろんな人の気持ちに
寄り添えることなのかもしれない
と思ったのはこの時だった。
残念ながら写真は探し出せなかったが
この時、カンボジアで活動なさっていた
青年海外協力隊の皆さんとご飯を食べる機会があった。
たまたま横に座られた方が
「理科教育」で派遣されているお話を聞いて
”青年海外協力隊って、井戸掘るだけじゃないんか!”
(そう思ったのは後にも先にも絶対私だけじゃないはず)
この理科教育の方との出会いが
私と協力隊をグッと近づけてくれた。
海外で働くなんてのは遥か遠く
自分とは全く縁の無いものだと思っていたけれど
大学で勉強したことを活かして
自分の知らない世界のどこかで
誰かの役に立てるなら、、、
ほんの少しだけど
自分の存在意義を見出せる
場所があるのかもしれないことに気づき
心に僅かな光が差した瞬間だった。
前述した通り、ダンス部休部中は
大学生活に一切の希望なし。
割と深刻な闇を心に抱えていたもので。
毎日しんどかった。
もちろんこの時点ですぐに
協力隊行きを決めたわけではないが
選択肢として
一つ大きな柱ができたのは
心の支えになっていたことは確かである。