40までにしておく自分らしく生きる為の武器④投資の考え方
私は26歳で投資を始めた。「投資を始めた」というと何だか聞こえが良いが当時知り合いが持っていたstarbucks coffeeの株主優待が羨ましすぎて欲しかったのが始まりだった。
『優待券1枚でお好きなドリンク・お好きなサイズ・カスタマイズし放題』
という夢のような券。
(※残念ながらスターバックスは上場廃止をしたのでもうこの優待はありません・・)
26歳の時点で、結婚が程遠い場所にいて、でも30までには寝ていても結婚が出来ると思っており、結婚したら自由なお金がなくなるかも!!それまでに軍資金を増やそうと「妄想結婚準備金」として投資を始めた。
これを機に、まだ株主優待というのがそこまで浸透していない時代に優待株を出している会社の株を買い始め、、今や105銘柄を保有するまでとなった(今までの売り買いも含めると250社ほど)98%優待株
14年も投資をしていると、やはり甘い事だけではない。
何もわからずリーマンショックの酷い時期に始めたのが当たり、最初は株価も順調に上がって調子が良かったが、その後の東北大震災。投資額の2/3が2日で落ちて、もう私の貯蓄も世の中も終わったと思っていたが、株を開けばすべて欲しい株が安い。投資家が投げ売りしていた株を、今思えばよくそんな事ができたと思うが、100万以上買った。この時の、実に何も考えていないギャンブル的行動が、今の私の柱になっている。
このあたりの株達が1000万以上に化けてくれたおかげで、2回目の大暴落、コロナショックにも何とか・・耐える事が出来た。(大変だったけど)
株主優待の自転車おじさん(桐谷広人さん)の登場もあり、株主優待は特に女性への投資誘導にはいい材料になって広がっていった。
今将来への不安を少しでも取り除こうと投資を検討してる人は少なくないと思う。近年は腐るほど「女性の為のマネーセミナー」と初心者向けの講座が増えている。勉強の為にと私も何度もいった事があるが
行かないほうがいい。いいカモになるだけだ。
正直、去年先生になったような素人が多く(トーク自体が面白い面白くないは別として)、通り一片の話をして
「詳しくは個人面談で!」が殺し文句。
「分散投資」で「複利」で「年利7%」で運用できたら
あーら不思議!お金が勝手に増える。・・・
という感じで話をするのが鉄板だが、今から投資を始める人の
どこに、分散投資が出来るほど余裕資産や知識があるのか?
7%なんてリスクしかない商品に初心者が手を出せるわけがない。
残念ながら初心者はその判断すらできないから混乱するだけだ。無知は怖い。
薄っぺらい情報に振り回されて、結局は保険の誘導というのが一番多い結果だ。前の記事にも書いたが、保険はお守り程度が鉄則。
今から投資を始めたい人に、始める前にまず確認してもらいたい事がある。
「今 いくらまでなら泥棒にお金を盗まれても生きていけますか?」
10万円でも取られたら生活が成り立たないような人なら投資はやらないほうがいい。違う方法でお金を貯める方法を考えるべきだ。
また、具体的に金額が言えた人で、ちゃんと「泥棒」というのを理解した
人なら投資に向いていると思う。
つまりは、もし投資した100万円が0になっても、なんとか生きていける余裕がある人以外は手をだしてはいけないというのが投資の鉄則。
今日の株価で 評価額が80万円になって、心配で心配で仕事が手につかない人はやめたほうがいい。また心配になりすぎて「50万になったら大変だから今のうちに売ろう」と損切りをしてしまい、株が回復した時に「なんで売ってしまったんだろう・・」とずーーーーーっと後悔するタイプも投資はしないほうがいい。体に悪い。
また損した分を取り返そうと、無謀な再投資をして、余計失敗するギャンブル依存的なパターンの人も正直向いていない。
あくまで「泥棒」にとられたので、犯人が捕まろうがお金は戻ってこない。諦めと理解が出来ない人は投資以外の方法を考えたほうがいい。
ただ、やったほうがいいか、やらないほうがいいかというと
「やったほうがいい」と回答するが、これは14年やった
「結果論」・・ 次回は、そんなやってみようと感じた方の
「はじめの一歩」を紹介したいと思います
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