5度目の手術を迎える話。〜入院初日から3日目〜
8月1日(木)
どうもこんにちは、だらほどこです。
前回の記事を書いた後、夫と泣きました。
手術が嫌だと呟いたら涙が止まらなくて。
夫の洋服で涙を拭いた後顔を上げたら、夫も泣いていて。
それを見てまた泣くっていう。
自分で決めた手術だけど、やっぱり嫌だということ。
手術をするまでがきついことは分かっていたんだけど、夫に呟いたことで、泣いたことで、少しすっきりしました。
今朝もまた1人で涙して。
情緒が不安定ですね。
仕方のないことだと受け入れています。
さて、その後のことを記録に残しましょうかね。
11時頃病院に到着
母が迎えに来てくれて、指定された時間より少し早く到着。
病院に併設しているコンビニで早めの昼食。
母とバイバイした後、まずは麻酔科の先生と看護師さんからの説明。
その後採血して、入院手続き。
病棟に上がり、提出書類を渡して病室へ。
ベッドを選べたので、4人部屋の窓側にしました。
外の景色が見えるだけでも全然違います。
荷物を整理して部屋着に着替えた頃に、担当の看護師さんが来ました。
何と1年目の看護師さん。
とてもしっかりしていて、説明も丁寧で笑顔もいい。
身長・体重・血圧を測り、下剤を飲みます。
腹腔鏡手術なので、おへその掃除もしていただきました。
食事は今日の24時まで。
水分は明日の10時まで。
手術は明日の12時前後とのことでした。
明日は絶食。あ、飲み物もだめです。
それに耐えられるかが、今1番の問題です。
入院2日目 手術当日
ということで、前回下書きしていたものに書き足しております。
只今、8月4日(日)11時くらいです。
手術当日は、朝から絶食。
飲み物は10時までよかったので、ギリギリで思い出して飲みます。
12時頃、看護師さんが迎えに来ました。
手術室へ向かいます。
部屋へ入る前に最終確認。
ここで、看護師さんから「大丈夫ですか?」と声をかけられ、思わず泣いてしまいました。
手術が怖いという気持ちと、夫に申し訳ないという気持ち。
たくさんの看護師さんが優しく声をかけてくださりながら、あれやこれやと準備が進んでいきます。
点滴、血圧、心電図…
いろんなものをつけられ、深呼吸をしているうちに意識はなくなりました。
術後、何時かは分かりませんでしたが、母の声が聞こえました。
泣いているようでした。
意識朦朧の中部屋に戻ったようで、そこからちょっとしんどい時間を過ごします。
点滴に尿カテーテル、酸素、いろんなものに繋がれていました。
入院3日目 術後1日目
朝方に酸素が取れました。
頭のつむじに何故か痛みがあり、後は下唇も大きく腫れていました。
お腹の痛みはほとんどありません。
朝、主治医の先生が手術の様子を詳しく話してくださいました。
予定では3時間もあれば終わるだろうとなっていたそうですが、これが大手術で6時間半くらいかかったそうです。
癒着がひどく、まず子宮がどこにあるかを探すのに3時間かかり、子宮を見つけてから右の卵巣と左右の卵管を摘出するのに3時間ちょいかかったそうです。
子宮は通常、骨盤の中にある空間にいるのですが、わたしの場合子宮がありとあらゆるものと癒着していて、正常な子宮の状態の箇所はどこにもなかったそう。
前回手術した3年前より酷くなっていたそうでした。
ただ、先生がすごいのは癒着を剥がすときに損傷がなかったこと。
これがあると入院自体が延びるし、体の負担も大きくなります。
先生からは、癒着しやすい体質だから、今後もしかしたら腸炎とか腸閉塞とか、そういうことになりかねないかもしれないねと言われまして。
子宮と卵巣を摘出して良くなったと思っていたのにそうではないのか!」ということに衝撃を受け、この日は1日めちゃくちゃ落ち込んでいました。
いろんな人からDMもらっていたんですが、♡でしか返せない気持ちで。
もう何もしたくない。
考えることは、まだ何も分からないこれからのことをあれこれ考えて、そして落ち込むことを繰り返していました。
今まで考えもしなかったようなことまで考え始めるから、怖いもんです。
生きてたってしょうがないとまで考えていましたからね。
この日は、食欲はほとんどなく、夜はちゃんと眠れるように定期的に体勢を整えながら寝ました。
入院4日目 術後2日目
はい、ということで今日に至ります。
今日は、朝起きてから気分が落ち込むこともなく、割と元気に過ごしています。
病院内をうろうろしたり、こうしてiPadで記事を書いたり、日記を書いたり。
やっと動画を見る気になってきました。
よかったです、いつも通りのわたしに戻って。
点滴は今朝外れて、尿カテーテルもすでに取れていたので、わたしの体にはもう何も付いていません。
ということで、朝からシャワーも浴びれました。
最高です。
お腹の痛みは完全に消えたわけではないですが、痛み止めを飲んでいるので平気だしね。
下唇の腫れは、口内炎のようになっていて、それはそれは痛々しいです。
痛くないんですけどね。
頭のつむじが痛いと言っていましたが、おそらく手術中の頭の置き場が悪かったのか、たんこぶのようなものができています。
わたしの不調はこのくらいかな。
後は便が出てくれれば1番いいんだけどね。
今朝、また主治医の先生が来てくれて、腸のことを話しました。
腸活をするといいねという話になり。
癒着して酷くならないように、これまで以上に健康に気を遣っていきます。
もう若くない。
というか、若い時からもっと自分の健康を考えておけばよかったと後悔しています。
仕事が忙しくて、といろんなことを後回しにした結果がこうなりましたからね。
これから気をつけていくしかない。
それでは、また。