No sweet without sweat.


「…なんで俺、音愛に入ったんだっけ?」

って思ったことがあったもので、自分の記憶を大学入学あたりから遡ってみました。

音楽が好きなのは当然だし(だって音楽愛好会だもんね)、歌うの大好きだし…
でも楽器をやっていた訳でもないし、かといって特別歌が上手い訳でもなし、高校ではめっちゃくちゃたくさんの後輩が軽音部に入っていったのを見て、軽く引いたラグビー部だったし…

音楽は愛好しているけど、高校で楽器をやってた人みたいに、「入るべくして入った」って人間ではなかったんだよなぁ。

じゃあ、音愛に入るきっかけみたいなのってなんだったのさ。どっか違ってたら、自分は音愛に入れてなかったぞ?なにがターニングポイントだったんだろう。30分ほど考えて導き出した説がこちら。

「原彬人、甘党じゃなかったら音愛にいなかった説」


音楽と甘党に何の関係があるんだよこのダボがァ!

って思うでしょう?
でも関係あったんですよホントに。僕に至っては。


音楽愛好会に入る前のおはなし。

僕実は別のサークルに入ってました、音愛に入る前に。非公認のやつだけど。そこのサークルに入ってた音愛の先輩に勧誘されて、音楽愛好会にやって来ました。
その先輩、他の新入生たちも音愛に勧誘してたみたいで、おかげさまでバンド経験のない僕でも抵抗感なく入ることができたというわけなのです。
その先輩が誘ってなかったら、音愛に入ってなかったってことでして。

じゃあその、前のサークルに入ったきっかけはなんだったのさ?といいますと…

「スイーツが食べたかったから」


うーん、これに尽きる。
甘い匂いに誘われたカブトムシの如く、スイーツに惹かれた原彬人(当時18歳)は、そのサークルへと引き寄せられていったのでした。

要約すると
原彬人は甘党→スイーツに惹かれてサークル加入
→先輩から音愛に勧誘される→音愛加入
原彬人は甘党であったことがきっかけで音愛に加入
証明終了、QED
こんな感じです。


スイーツが引き寄せた縁

正直なところ、大勢の前で歌ってみたい、ライブしてみたいって憧れはありました。でもやっぱり、軽音サークルって敷居が高いといいますか。

僕の心の弱い部分が、「入ったところで浮いてやめるのがオチだぞ?おまえがいちばん分かってんだろ?」って言ってきてました。

でもやっぱり、憧れのままで終わらせたくなかった。せっかくのチャンスを逃したくなかったんです。本気で勧誘してくれた先輩、その先輩に誘われて入った甘党の友達数人の存在から、僕はほんのちょっとの勇気を貰いました。

スイーツは僕に幸せを与えてくれるだけではなく、大切な人達との縁をもたらしてくれたのでした。


努力しなければ甘い思いはできない

音愛にはいってから思ったことはこれでした。自分の「好き」をさらけだす努力とか、初対面の人にも話しかけにいく努力とか。歌の練習だとかは苦じゃなかったんだけど、人見知りの僕には、コミュニケーションの努力が難しかった。スイーツみたいに甘くはなかった。

だけど音愛の友達が「ライブ楽しかった!」とか言ってくれたおかげで、何とか自己肯定感を高めてやっていけてます。もう大好き。

こんな想いをさらけだせる場所、これ以上の場所とは、もうきっと出会えないだろうな。

スイーツと音愛の皆様、ありがとうございます。
あとでもう一個note書くね。





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