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#1 原点

今回はなぜ僕がボートレーサーを目指そうと思ったのかを紹介します。

僕には小さい頃からたくさんの夢がありました。
これは後に紹介させてもらいます。

僕は小学生の時、父親に岡山県の児島競艇場に連れて行ってもらいました。テレビなどで何度か目にしたことがあったのですが正直ボートレースになんの魅力も感じていませんでした。皆さんの中にもボートレースはただ賭け事をする場所だと思っている人も多くないでしょう。僕もその一人でした。

当時、野球をしていた僕はもちろんプロ野球選手になるのが夢で白球を追いかけていました。野球場にもよく連れて行ってもらっていました。野球場は、3万人を超える人で埋め尽くされ、たくさんの応援が飛び交う中、選手はプレーをしています。テレビで見ていた有名な選手が目の前にいるし、自分には投げたり打つことのできない迫力のあるプレーに興奮が収まらない夢のような場所でした。

それに比べてボートレース場に行っても選手の名前や顔も知りませんし、ルールも分かりません。水面をみてもボートは走ってない、とても退屈な場所でした。
しかし、いざレースが始まるとそこには僕の心を覆す光景が広がりました。

最初に驚いたのはエンジンの音です。その音は凄まじい音でテレビでは聴くことの出来ない、心が躍らされるような音でびっくりしました。(実際にレース場にいって聞いてみて下さい!興奮しますよ!)

そして、待機行動(スタートするまでの間の時間)があり、いざスタートです。ボートレースのスタートはフライングスタートといって、大時計の針が12時になった瞬間にスタートラインを越えてもいいという特殊なスタートです。ボートレースは6艇が1周600メートルを3周して順位を争うスポーツですが、1番最初にターンする第1ターンマークで僕を興奮させる出来事が起こりました。6艇が同時にモンキーターン(立ち上がってするターン)をすると共に水しぶきが舞い上がりとても迫力のあるターンをみて、僕はボートレーサーのかっこよさに気づかされました。

ですが、その時にボートレーサーを目指そう!とは思いませんでした。自分の心の中にプロ野球選手になりたいという気持ちがあったので、選択肢のひとつに入れて置くことにしました。


中学3年生の時、現実的にみて自分はプロ野球選手になれるような選手ではありませんでした。
そこで、小さい頃から憧れていた誰でも1から目指せるあのボートレーサーになろうと決心しました。

皆さんの中にも小さい頃に憧れていたものや何かの経験からこの職業かっこいいなぁなどと思ったことはありませんか?人生は一度きり。まだ間に合います。僕と一緒に夢に向かって共に頑張りましょう!




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