あるある占いのお客様辞典その1〜夢見る受身ちゃん〜

占いに来るお客様に鑑定時間をより有意義な時間にして頂きたいと思い、この文章を書いていく事にしました。

お客様あるある。まずは会話を御覧下さい。


「何か観たい事知りたい事はありますか?」

お客様
「恋愛で」


「恋愛はどのような事が見たいですか?」

お客様
「会社で私の事好きな人ってどれぐらい居ますか?」


「それは、、社内の評価って事でしょうか?」

お客様
「いや評価じゃなくて、私を恋愛として好きと思ってる人が知りたいなって思って」

上記のような会話、占い師なら一度は聞いた事があるんじゃないでしょうか?
私はこの質問を週に2、3回は必ず聞かれます。
この質問をされると頭の中は「????????」となって、返す言葉がこちら。



「それは会社で何度か告白されていて、その人達がまだ自分の事が好きかどうか聞いているという意味ですか?」

この私の質問に対する返事は

お客様
「いや、それはまだ一度もないんですけど、もう働いて3年になるし、誰かいるかなーと思って。」

そういうお客様の瞳はキラキラしていて、期待に満ちた顔です。
心苦しくなりながらも


「解りました。鑑定してみます。仮に、居なかった場合はご了承下さい。」

この時お客様はこの「居なかった場合」というのが全く頭にない方が多いです。
鑑定の結果。


「居ない、ですね。」

お客様
「は?一人も?」


「はい、一人も見当たりません。」

お客様
「今ちゃんと観てくれました?」(←超失礼)


「はい。」

お客様
「そうですか、、じゃあもう聞くことなくなっちゃったんですけど??」(←私が悪いみたいな言い方でずっとぶつぶつ責めてくる)


「お客様、一つお伺いしたいのですが、この質問を聞いてもし社内に貴方を好きな人が居たら何を聞くつもりだったんですか?」

お客様
「その人と付き合おうと思って、その人が浮気しないかとか聞こうと思ったんです、でもそれもなくなりました!」(←また私を責めるような言い方)


「そうですか、申し訳ありません。」


そう言って残りの時間ずっと怒っているお客様も居るし、なんで居ないのか理由を気かれる人も居ます。
もちろん私は占い師なので、この質問をされたお客様が何を聞きたいのか、なんて返して欲しいのかはわかります。
ただ、お客様のご要望通りの事を言っても嘘になるしお客様の為にもならないのでひたすら「すみせん」と「居ません」を繰り返して鑑定が終わります。

こういうお客様に伝えたいのは、自分に対して特別な感情がある人は他の人とは少なからず態度が違うものです。
「私にだけ冷たい」「私にだけ優しい」この両極端な行動でも何かしら感情の変化があるんです。
その場合、

「◯◯さんの態度が私に向けてどういう感情なのか知りたい」

という質問をされた方が意味のある時間になるかと思います。
会社のみんなの態度が別に普通で、特に何か変化がない時、それは「興味がない」場合が多いです。
占いに行かれる時の参考にしてください。
せっかく安くはないお金を払って占いに来るなら意味のある時間にして欲しいです。


「何年も一緒に働いているのに何も思ってくれない!」

と、中には怒り出して私を批判してくる人もいるのでそういうお客様相手には。

戦います。

以下は戦った様子なので過激です。
なので注意の意味も込めて有料にします。
興味がある方は結構きつい表現もあるので自己責任にお進み下さい。


そもそも、この手の質問をしてくる人は自ら何か変化を起こす気のない人が多いです。
化粧もしてない、部屋着のような服装で鑑定に来る。
自分からは何も行動を起こす気はないのに、周りは自分に対して何かの変化ある感情を持っていないと許せない。
そして、

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