闇酔壱@歌詞

月の影に隠れる姿
消えゆく言ノ葉が
私を忘れさせてくれる
記憶の片隅から


騒がしい幼子の
涙に濡れる祭り
林檎飴の鮮やかな赤
返り血が頬を伝う


風が吹き荒れ蝶が踊り
天邪鬼な天(そら)は鬼か神か
気まぐれに生を遊び尽くせ
夏に雪が降る

夢現


辺り見渡せば懐かしき
いつも通りの朝日
鼻をかすめる朝餉の匂い
腹の虫が鳴る


耳障りな母親の
起きろと響く怒声(こえ)
少しずつ思い出してくる
誰かの笑顔?「夢か…。」


風が吹き荒れ迎えに来る
天邪鬼な人は鬼か神か
気まぐれな夜を喰らい尽くせ
朝に月が上る

夢現


記憶はいずれ消えゆくだろ
寂しげな顔は嘘か真か
気高い背中は忘れない
歪む刻の狭間


風が吹き荒れ蝶が踊り
天邪鬼な天(そら)は鬼か神か
気まぐに生を遊び尽くせ
今が終わるまで

夢現

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