【科学ADV】謎に包まれた組織「300人委員会」について【ネタバレ】
300人委員会とは?
世界を影で支配している組織で、科学アドベンチャーシリーズ共通の敵となっている。
モデルになっているのは現実の陰謀論で挙げられる同名の秘密結社(陰謀論なので真偽は不明)
目的は人類牧場化計画の実現であり、全ての作品を通して人類牧場化計画を実行している。
「Steins;Gate」ファンに向けて説明しておくと、SERNのディストピアは言い換えれば人類牧場化計画となる。
シリーズを通して暗躍する組織だが、世界層や委員会のメンバーによっては主人公たちとは敵対関係ではなく、むしろ協力的な態度をとることもある(例:「Chaos;Head NOAH」及び「Chaos;Child」の百瀬克子は真の300人委員会の協力者でありながら、西條拓巳や宮代拓留とは敵対関係ではなく、本編における委員会の関係者とは異なる立ち位置にいる)
「Chaos;Head」における
300人委員会の暗躍
妄想を現実化できる能力を持ったギガロマニアックスと呼ばれる若者たちを拷問によって無理やり覚醒させ、ギガロマニアックスの力を研究。
その結果、ギガロマニアックスを人工的に再現することを可能となっている。
また、「Robotic's;Notes」において沈黙の兵器やノアⅡを開発した希テクノロジーにはタヴィストック研究所の技術提供があったことがで明かされた。
「Steins;Gate」における
300人委員会の暗躍
昨年の出来事を経て、ギガロマニアックス研究を打ち切り、SERNを通してタイムマシン研究を開始する。
α世界線では未来にSERNのディストピアが待っている未来が構築されており、300人委員会の目的である"人類牧場化計画"に限りなく近い。
α世界線は300人委員会の目的が達成された世界線と言えるが、岡部倫太郎が世界線を変えたことでディストピア計画は失敗したため、タイムマシン計画は打ち切りとなる。
「Robotics;Notes」における
300人委員会の暗躍
ギガロマニアックスを利用することにも、タイムマシンを利用することにも失敗した委員会は電磁波と太陽嵐による60億人の人類を抹殺する計画「プロジェクト・アトゥム」を行う。
2019年に首都圏を襲った太陽嵐により、太陽嵐対策を施されたロボット"だけ"が暴走を起こしたり、2020年には東京万博がロボットによって破壊された挙句、お台場に「機動バトラーガンヴァレル」に登場するグランドオベリスクと呼ばれるものに酷似した軌道エレベーターが出現し、史上最大級の太陽嵐が発生したことで東京は壊滅した。
…というのは妄想を現実化させる幻覚装置(ギガロマニアックスの応用の可能性が高い)と巧妙なプロパガンダによる実在していない出来事。
実際には史上最大級の太陽嵐は発生していないため、東京も壊滅していない。
その後、種子島のロケット発射場にてSERNから盗み出したBHB(ブラックホール爆弾)を詰め込んだロケットを発射し、人為的な太陽嵐を引き起こそうとしたが、種子島にはチュウタネロボ部と300人委員会と対立する組織のメンバー(橋田や、綯など)の活躍によってその計画は阻止された。
Chaos;Childでも示唆される15年クラッシュも当然、委員会の仕業。
「Chaos;Child」における
300人委員会の暗躍
本作の時点(2015年)では委員会はギガロマニアックスやタイムマシン研究を打ち切って、ロボット研究を行っているため直接は関与していない。
"ニュージェネレーションの狂気の再来"事件は委員会の末端組織の末端の人間、いわば委員会とは直接関係の無い人間による仕業であったが、香月シナリオにおいて、新聞部顧問の和久井が委員会の刺客であることがナイトハルト(西條拓巳)の調べた情報により判明し、拓留と香月を世界の敵と判定し、攻撃にかかる(委員会の敵は世界の敵と判定
300人委員会の息がかかった組織
希テクノロジー
ギガロマニアックス研究で得られたデータを受けて開発された、大衆をマインドコントロールする装置の"沈黙の兵器"を建造。
社長の野呂瀬は300人委員会のメンバー。
天成神光会
西條拓巳の周りを取り巻くギガロマニアックスの少女たちに大きな傷跡を残したカルト教団。
"ニュージェネ事件"と呼ばれる渋谷を熱狂させた猟奇殺人事件の数々はこの教団の信者による犯行。
教祖の倉持は300人委員会のメンバー(駒?)
明和党
与党。
天成神光会と関わりが深く、300人委員会のメンバー(駒?)である猪鼻が衆議院議員を務めている。
登場は「Chaos;Head」だけでなく、「Steins;Gate 0」においては明和党の強制捜査が行われた模様。
AH総合病院
代々木にある医療機関で、AHはアークハートの略称。
「Chaos;Head」ではギガロマニアックスと呼ばれる能力者たちの拷問を行っていた。
「Steins;Gate 0」ではレスキネンが新型脳炎患者(リーディングシュタイナーが強い人々)に対する実験を行う場所として利用されていたが、レスキネンと委員会の関係は不明。
SERN
フランスとスイスの国境にある研究機関。
ブラックホールの生成に成功しており、タイムマシンの実験を行っていた。
SERNの上層部には委員会との繋がりがあり、使い捨ての兵隊の"ラウンダー"を利用してIBN5100を捜索していた。
岡部倫太郎がシュタインズ・ゲートにたどり着いたことを機にタイムマシン研究からは身を引いたが、「Robotic's;Notes」ではBHB(ブラックホール爆弾)を盗まれてしまう。
ヴィクトル・コンドリア大学
アメリカの大学。
アレクシス・レスキネン教授の脳科学研究所には牧瀬紅莉栖や比屋定真帆が所属しているほか、岡部倫太郎も関わりがある。
ジュディ・レイエス教授、もとい精神生理学研究所が開発したビデオカメラ等の電子機器が撮影した映像を神経パルス信号に変換する技術は牧瀬紅莉栖の"記憶データの保存"以外でも応用されている。
「Chaos;Head」でもVR技術が悪用されていた。
タヴィストック研究所
SERN同様、300人委員会の傘下の組織。
「Robotic's;Notes」の出来事の大半に関わる組織で、太陽嵐やモノポールの情報を秘匿し、世界中にプロパガンダ(情報操作)を行っていた。
エグゾスケルトン社
強化外骨格HUGを開発した企業で、ロボット技術が革新的なものであるSG世界線において、大学生の就職したい企業第1位に輝いている。
委員会のメンバーである君島コウにマインドコントロールされている瀬乃宮みさ希が広報を担当しているため、委員会の計画に利用されたが、エグゾスケルトン社自体が委員会の傘下というわけではなく、重役の澤田に至ってはむしろ委員会と敵対している組織のメンバーで、橋田至とは友人。
イルミナティ
「Robotic's;Notes」では委員会と同じく世界を支配する組織とされていたが、実は委員会の傘下にある組織のひとつであったこと、そして委員会とイルミナティが1700年代に設立されたことが示唆された。
300人委員会のメンバー(一部のみ)
野呂瀬玄一
西條拓巳やそのほかの人物のように、妄想を現実化することの出来る"ギガロマニアックス"と呼ばれる力を持った人間で、希テクノロジーの代表。
同じく300人委員会の猪鼻や倉持の命令に従っているフリをして、気が熟したタイミングで二人を始末し、ノアⅡという兵器を使おうとするも、彼の前に西條拓巳が立ちはだかる。
圧倒的な力で西條拓巳をねじ伏せようとしたが、覚醒した拓巳の"妄想力"に勝てることは出来ず、敗北した。
百瀬克子
「Chaos;」シリーズに登場する民間信用会社で働く女性。
「Chaos;Head NOAH」の蒼井セナシナリオにて、別の世界層からこの世界に介入し続ける真の300人委員会の関係者であることが示唆された。
続編の「Chaos;Child」にも登場するが、ニュージェネの再来事件は委員会とは直接の関係はないため、協力者として振舞っている。
天王寺裕吾(α&β世界線)
ブラウン管専門店、ブラウン管工房の店長だが、その正体はラウンダーを取りまとめるラウンダーのボス…とはいえ、委員会的には末端の末端のような人間の一人。
一部のα世界線において、岡部倫太郎が自身の正体にたどり着いたことを受けて自害した。
β世界線においてはIBN5100の回収命令は出ていないため、ラウンダーとして岡部倫太郎を苦しめることはないどころか、幼い綯を守るために岡部倫太郎と協力することになる。
SG世界線では不明だが、綯が委員会と敵対していることからラウンダーではないと思われる。
天王寺綯(α世界線)
ラウンダーとしての正体が岡部倫太郎や牧瀬紅莉栖に知られた天王寺裕吾が自殺した世界線の未来の綯の末路(アニメではカットされた)
父を死に追いやった岡部と萌郁に復讐するために2025年で岡部を殺した後に2010年の萌郁を殺害し、そのまま2025年までになったら再び岡部を殺して2010年に戻って萌郁を殺して、そのまま2025年に…というように、タイムループに囚われている。
α世界線の綯が必ずラウンダーになるわけではなく、SG世界線と同じようにJAXAの職員を目指す場合もある。
SG世界線では逆に300人委員会とは敵対する組織のメンバー。
桐生萌郁(α世界線&β世界線)
ラウンダーの一人で、委員会のことは恐らく知らされていない。所詮、使い捨ての下っ端。
ラウンダーのボスのFB(天王寺裕吾)に依存しており、FBの命令でIBN5100を持っていそうな岡部倫太郎に接触し、IBN5100を回収に勤しむ。
天王寺同様に世界線によってはラウンダーではなく、普通の記者として働いていることもある。
鳳凰院凶真(γ世界線)
自称・狂気のマッドサイエンティスト。
α世界線やβ世界線、そのほかの世界線においては300人委員会と敵対する側の人間であるものの、ほかの世界線に比べて2000年以降の歴史が全く異なるγ世界線においては彼はラウンダーとなり冷酷に対象を抹殺していく中でラボメンと敵対関係に発展するが、難病を患っているまゆりのために対しての優しさは他の世界線と同じであるため、岡部倫太郎としての本質は変わっていない模様。
他の世界線の岡部との違いは身分以外にもあり、ラウンダーであるため身体を鍛えていること、そしてドクペではなくマウンテンジューを好んでいることが挙げられる。
SERNよラウンダーとして活動し続けた岡部はラウンダーの使命を終えて始末されるどころか、ラウンダーのトップに君臨することになり、最終的には300人委員会のメンバーとなった、と未来から来た鈴羽によって明かされた。
α世界線から移動してきた岡部が重傷を置いながらもラボでDメールを送信したため、α世界線に戻ったのでこの未来もなかったことになった。
君島コウ
種子島に在住する青年、八汐海翔に300人委員会の真実をまとめた君島レポートを発見させ、八汐海翔に君島コウは300人委員会と敵対した人間であると思い込ませ、彼にレポートを世界中に拡散させた。
しかし、君島レポートは彼の犯行予告のようなものであり、レポートが世界に拡散することで世界に混沌を招いて、その後レポートに記した予言を実行した。
種子島に住んでいた愛理という少女と親しかったが、彼女も君島にとっては実験材料に過ぎず、難病を患っていると彼女の両親に思い込ませ、彼女と両親を遠ざけた後に愛理をコールドスリープさせ、両親には愛理が失踪したと告げて見殺し、あるいは殺害している。
君島と仲が良かった瀬乃宮みさ希は彼が妹のあき穂と妹の幼なじみの八汐海翔を使って人体実験をしようとしていることを知り、君島を殺害するも彼はデータ上の存在として生まれ変わっていた。
最終的には八汐海翔を含んだチュウタネロボ部、そして300人委員会と敵対する組織の一員であるDaSH(橋田至)の活躍により彼の計画は阻止された。
佐久間 恒
身寄りのない子どもたちのための青葉寮を設立した医師で、宮代拓留や来栖乃々にとって父親のような存在。
その正体は"ニュージェネレーションの狂気の再来"事件の真犯人の一人で、人工的なギガロマニアックス。
委員会の末端組織でギガロマニアックスの拷問を行っていたが、ギガロマニアックス研究を打ち切られた腹いせにカオスチャイルド症候群者を狙った猟奇殺人事件を起こすことで委員会の注目を得ようとしている…というのは"尾上世莉架の筋書き"で、実際は"面白ければなんでもいい"という状況を楽しんでいるだけの男で、猟奇殺人事件も彼が楽しいからという理由だけで行われた。
ギガロマニアックスとしての力に適応した宮代拓留の妄想力に敗北し、彼の放ったディソードの攻撃によって死亡した。来栖乃々個別シナリオでは尾上世莉架に一撃で殺された。
余談だが、カオスチャイルド症候群者が老人のような見た目の若者や不完全なギガロマニアックスであることを踏まえると、青葉寮はカオスチャイルド症候群者を収容する施設の一つなのかもしれない。
和久井 修一
新聞部の顧問。いつも穏やかな雰囲気だが、気が弱く学校から雑用を押し付けられている。
…というのは、あくまでも仮の姿で、実際は残忍な性格をしていて、委員会のためなら手段も選ばない。
カオスチャイルド症候群者をおもちゃにして遊んでいるだけの佐久間とは違い、和久井は現在進行形で委員会の刺客。
委員会の目的はカオスチャイルド症候群者のいうイレギュラー(ギガロマニアックスの出来損ない)の"掃除"であるほか、カオスチャイルド症候群者収容施設である"碧朋学園"は彼にとっての実験場であることが明らかになっている。
尾上世莉架
宮代拓留の幼馴染とされているが、実際は拓留のイマジナリーフレンドがリアルブートされた結果生まれた存在で、拓留と同じくギガロマニアックスとしての能力を持っているものの、思考盗撮以外は行わないため、カオスチャイルド症候群(不完全ギガロマニアックス)である可能性が高い。
ニュージェネ再来事件の真犯人で、その目的はかつて濡れ衣を晴らした西條拓巳のように拓留に事件を解決させ、事件を解いた英雄にしようとしていた。
委員会とは協定を結んでおり、尾上の行っているニュージェネ再来事件を委員会は見逃しているが、状況次第ではそれがすぐ変わることが描かれている。
久野里澪
ヴィクトル・コンドリア大学の研究員で、「Steins;Gate」のメインヒロインの牧瀬紅莉栖の後輩にあたる。
委員会と共にギガロマニアックスの研究を行っていたが、自分のせいで罪のない子供たちを死に追いやったことの罪悪感に耐えきれず、ギガロマニアックスや委員会を恨むことで自分の精神を保っている。
現在は委員会とは敵対関係にある。
300人委員会と敵対する人間たち
西條拓巳
300人委員会の傘下である天成神光会が引き起こしたニュージェネ事件によって精神的に追い詰められ、最強のギガロマニアックスとして覚醒したことで委員会から危険視されている。
「Chaos;Child」ではギガロマニアックスの専門家のようになっており、エンスー2のチャット画面では何も知らない宮代拓留にギガロマニアックス先輩、委員会と戦ってきた先輩としての助言を行った。
蒼井セナ
過去が過去なだけに委員会のことをそれなりに知っている模様。
委員会の実験によって母と妹を死に追いやられているほか、唯一の家族だった父親も失った。
岡部倫太郎
自称・狂気のマッドサイエンティストの厨二病だが、本来の岡部は誰に対しても分け隔てない優しさを持てる人物で、彼を慕う仲間は多い。
Dメール実験により、SERN(委員会の研究機関)が2036年時点でディストピアを構築しており、自身を含めたラボメンが2010年に死亡した椎名まゆりを救うために、世界線を変えるためにレジスタンス組織のワルキューレを設立するというα世界線に到達したが、牧瀬紅莉栖の協力によってDメールを取り消した後、牧瀬紅莉栖が死亡することが確定しているβ世界線へ帰還するも、タイムマシンに乗って現れたジョン・タイターの協力と未来の自分の助言を受け、牧瀬紅莉栖の死を偽装し、未来が確定していないシュタインズ・ゲート世界線に到達。
シュタインズ・ゲート世界線のその後は紅莉栖や彼女の先輩の真帆のいるアメリカのヴィクトル・コンドリア大学と繋がりを持ちつつ、300人委員会に対しての調査を行っている模様。
さらにはダイバージェンスメーターを開発し、変動率を常に観測できるようにしている(それにより、AIの君島コウがシンギュラリティに到達しようとすることで世界線のゆらぎを観測し、橋田に連絡をとった)
澤田の所属する300人委員会と敵対する組織に所属している可能性が高い(橋田や綯も参加しているため)
橋田至
岡部の親友で、岡部が設立した未来ガジェット研究所というサークルに所属しているスーパーハッカー。
α世界線ではSERNと敵対するレジスタンス組織ワルキューレに所属し、タイムマシンを開発した。シュタインズ・ゲート世界線では親友である岡部の"世界線漂流"の話を受けて、300人委員会と敵対する組織の一員として活躍している。
ラボメンの皆とは付き合いがあるほか、共に世界を救ったことでチュウタネロボ部や種子島の人々とも親交がある。
天王寺 綯
α世界線に含まれる世界線の中の1つでは300人委員会側の人間になる未来もあったが、シュタインズ・ゲート世界線においてはJAXAの職員兼300人委員会と敵対する組織のメンバーである。
組織の中ではS.ブラウン(綯が幼少期に岡部から呼ばれていたシスターブラウンというあだ名が由来)と名乗っている。
八汐 海翔
「Robotics;Notes」の主人公。
ある日、君島レポートを発見したことで委員会の恐ろしい計画の一端を知ることになり、最終的には君島レポートを世界中に拡散させてしまうが、それが全て君島コウの思うつぼであったことを受け、完全に敗北したことに怒りを見せ、君島コウの計画を潰すこと、そして君島に利用されてきた瀬乃宮みさ希に勝つことを決意し、ロボ部や橋田の協力を受けて二度も世界を救った。
チュウタネロボ部
八汐海翔、瀬乃宮あき穂、大徳淳和、日高昴、神代フラウたちが所属している中央種子島高校のロボット研究部。
八汐海翔や瀬乃宮みさ希が君島コウに都合よく利用されたこと、種子島からブラックホール爆弾を乗せたロケットが発射されようとしていること、そして君島コウがあの手この手で部員の仲間を傷つけたことを受けて全員が300人委員会、というよりは君島コウと敵対関係にあり、世界の危機を二回救ったことがある。
種子島の人々も有事にはロボ部に力を貸しているほか、ロボ部が世界を救ったロボット"ガンつく1"は多くの観光客に愛されている。
久野里 澪
省略。
「Chaos;Head NOAH」で
語られた驚愕の事実
「NOAH」の蒼井セナシナリオにおいて、他の作品で語られていない300人委員会の驚愕の事実が明らかになった。
蒼井セナシナリオで登場した"禁(0漸V・$"なる人物はコンピュータ越しに西條拓巳に接触し、自らを300人委員会だと名乗る。
監視カメラなどからこちらを見ているのでは?と警戒する拓巳やセナだったが、それに対して委員会は"そちらの世界のガジェットは使っていない"と述べる。
委員会曰く、拓巳たちのいる世界とは別の階層、つまりは神の視点で拓巳たちの世界を見ており。拓巳のいる世界における300人委員会は別階層の世界にいる本当の300人委員会にそう思い込まされているだけの駒である。
そのため、前述の300人委員会の関係者全員が駒である可能性がある。
西條拓巳は300人委員会を"まるでゲームマスターだ"と表現し、"禁(0漸V・$"も西條の説明は的確であると述べている。
科学ADVシリーズの舞台となる世界はMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)で、委員会は進行を管理するゲームマスター、そして西條拓巳を含んだ全ての人物がプレイヤーキャラ、あるいはNPCであると語っている。
また、「Chaos;Head」や「Robotic's;Notes」で語られた300人委員会の目的とされる"人類牧場化計画"は一部の陰謀論者の妄想でしかないと語っているが、本当の目的が何かは不明。
また、人類牧場化計画はデマという発言が嘘である可能性もある。
"禁(0漸V・$"の言っていることを真実であると断定した場合、ゲームとして「Chaos;Head」や「Steins;Gate」をプレイ及びその世界を傍観する我々プレイヤーに非常に近い視点で世界を監視する存在であるといえるが…?
岡部倫太郎が蒼井セナと邂逅するクロスオーバー作品の「混沌の扉」で岡部倫太郎は"この世界は電子コンピュータの中"と厨二病全開で語っていた。
岡部の語る陰謀論は全てが彼の妄想だったが、彼の妄想は実はあながち間違いでもなかったという事例はいくつかあるので、今回もあながち間違いではないのかもしれない。信じ難いが…
しかし、これらの衝撃的事実の数々はシリーズ物の内の1作の分岐シナリオだけで明かされているだけで、これが全てのシリーズに共通した隠された真実なのかも不明。
そもそも、この事実に関しては裏付けが全くないため、禁(0漸V・$が西條たちのいる世界の300人委員会のメンバーでない可能性も否定はできず、逆に高次階層から西條たちの世界にアクセスしている可能性も否定できない。
真偽はさておき、これを安易に鵜呑みにするのは避けた方がいいだろう…。
「Chaos;Child」や「Occultic;Nine」そして「Anonymous;Code」をプレイしてなにか新しい事実が判明次第更新。