【感想】オーズ10thなあ…
※当記事は個人の解釈・価値観に依存した意見が多いため、それなりの人と解釈違いや意見が合わないことが予想されますので、それを踏まえて閲覧をお願いします。
評価
評価:★★★☆☆
感想:内容自体は悪くは無いが、尺が足りなさすぎて薄っぺらく感じる。
ただ、再びオーズのためにキャストがほぼ全員集まってくれたことはとても嬉しいし、奇跡だと思っているが、簡単に駄作だと切り捨てられるような作品ではない。
同時に手放しで褒められる作品ではないのが事実。
というわけで、良い点と悪い点があるのが本作。
それらを項目ごとに分けて語っていく。
悪い点
同窓会を求めてたファンの気持ち
映司の死に方があっけなさすぎる
死因は個人的に納得しているんですが、尺の都合で映司の死もちょっとあっさりしてるように見えてしまいました
古代オーズの復活がフワフワしてる
アニバーサリーで主役死ぬのは普通にキツい
ポストアポカリプスへの描写不足
バースXが全く活躍していない
ウヴァ以外のグリードがあんまり活躍しない
良い点
当時のキャスト大集合
映司の死の経緯はGood
ゴーダは魅力的だった
ゴーダの"火野映司"時の渡部秀の演技
タジャドルエタニティは良かった
アンクが主人公という意外性
自分の解釈
結論から言うと、オーズ10thはオーズ正史とは異なるオーズ本作から枝分かれした未来世界のお話だと思っている。
アメコミ的な感性やノリが染み付いてる自分だからこそこう思うが、自分はどうしてもこう思う。
その理由だが、"他作品との整合性"にある。
アメコミやウルトラマンのマルチバースには、正史世界と全然違う並行世界、正史から枝分かれした分岐世界のマルチバースがある。
それを踏まえての話だが、オーズ10thはオーズ本編の世界(または平成2期世界)から分岐した未来の世界だと思っている。
2021年にこんな有様になっているのなら、全てのライダーが存在している世界であるリバイスはどうなる?
基本的に地続きの平成2期世界はどうなる?
2021年に古代のオーズが復活して世界の人工をめちゃくちゃ減らして、ポストアポカリプスを構築するのだとしたら、ダブルは、フォーゼは、ウィザードは、鎧武は、ドライブは、ゴーストは、エグゼイドは、ビルドは、ジオウはどうなった?
まさか古代オーズに倒されたとでも?
いやいやいやいや。
オーズ10thはオーズの歴史しか存在していない世界として解釈したり、平成2期世界から枝分かれしてオーズ要素しかもう残っていない世界として考える方が楽だからそうした。
オーズのみが存在する歴史の辿った未来であり、正史でこうなることはありえない。
本作はアンクが復活するIFストーリー以上でも以下でもない。
制作陣がオーズを終わらせるために作った作品。
LOGANと同じように、過去作品(クロスオーバーなど)との整合性を全く意識していない独立した作品なので正史とするのは難しい。終わり
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