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心療内科だって選んでいいやん

私が鬱と診断されたのは、5年前。
この5年の中で5つの病院にお世話になりました。

なんでそんなに変えたの?と聞かれると答えは簡単です。

【主治医の先生との相性】

薬の出し方とか治療方法についても考えてしまうことはありましたが、これより上記の相性の方が私にとっては大切でした。

治療なのに相性って…と理解できない人もいるでしょう。
実際に病休中に病院を変えた際には、元の職場の上司には『自分が欲しい答え言ってくれるところを探してるだけでしょ。』と言われました。
この場合の欲しい答えとは、上司曰く『仕事を休んだ方がいいよ』というもの。
確かに私は職場の人間関係に悩んでいたので仕事から離れたいという思いはありました。でも、その言葉が貰えないから病院を変えたわけではありませんでした。
フィーリングというか自分の中に拭いきれない違和感が芽生えたら変えずにはいられませんでした。

自分の心の健康を取り戻すために行っている病院で、不安や違和感を抱えなければならないのは違うのではないかと思うのです。


病院を変えていく中でいろんな先生に会いました。

教師は鬱になる人が多いから辞めちゃえばいいんだと言う人。
教師は安定した職だからやめるべきでないと言う人。
まともに話を聞かずに、結論を急ぐ人。
職場に対して怒り、職場に電話して上司に現状を訴えてくれた人。
薬を飲むしか方法はないと言う人。
薬を使わず、治していこうと言う人。

心の病気は、外傷のように目に見えるものではないから難しい。どんなアプローチがいいか簡単にわからない。

だから、先生それぞれ言うことが違うのは当たり前だと思います。どの病院が、どの先生が光をくれるから分からないからこそ、病院を変えて自分に合うところを探してもいいと思います。


治療に行き詰まってる人、自分が良い方向に進んでいるかわからない人は、新しい病院に行ってもいいと思います。
心の病を患っている中で、病院に行ってるだけでもすごいことなんです。自分を変えようと行動していることは、本当に大きなことです。

かくいう私は今、先生のほかにカウンセラーさんがいる病院に行っています。
まっっっっったく完治しているとは言える状態ではありません。しかし、先生もカウンセラーさんも信頼できていて、頑張りたいと思えます。

自宅のベランダから飛び降りようとして、家族に止められて、なんとか生き延びている私がですよ。
きっとこれからも下がったり、上がったりを繰り返すでしょうが、なんとか生きていきたい。

そのために、自分なりにこれからも生きていく道を選んでいきたいです。



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