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2年連続婚約破棄の女②~35歳と9歳下の彼氏~

前回の続きです。

とってもたのしい

年下と付き合うなんてほぼほぼ経験がなくって、20代のころに1回ぐらい。
彼といると考え方とか仕事へのスタンスとかなんだかいろいろ新しくって
世代もちがうのでかなりおもしろかった。

20代特有の、やってやるぜ感と、Z世代(?あってる?)特有のドライな考え方も新鮮だった。もちろん社会人歴が違うから、そんな甘くないよ~とか人生経験の浅さはもちろん感じたんだけど。


ほぼ同棲

付き合って3か月ころになると、彼がほとんど私の部屋に入りびたるようになった。
そのうち実質同棲状態になり、私の部屋には彼の私物がだんだん増えていった。
彼は言われなくても私がご飯をつくったら片づけて食器を洗ってくれるし、お風呂掃除も猫ちゃんのお世話もしてくれてた。

土日は彼の車でいっぱい遊びに行ったし、そのうち結婚指輪を見に行くようになったり、結婚指輪買ってくれたし、式場見学に行くようになった。

私の誕生日にもささやかな婚約指輪を買ってくれたし、結婚届に二人で記入したりした。
とても幸せだった。


彼との生活

彼はとある小さな村出身だった。村のほとんどが顔見知りで、村の行事やそこでの結びつきが強かった。彼の家は代々続く家業があって、男兄弟はいなかったから彼が跡取りだった。

それに彼はとあるちょっと難しい国家資格を取得しようと勉強していて、わたしと付き合った年は4回目のチャレンジだった。

資格試験がせまると、家事負担はすべてわたしになり、夜は勉強している彼の身の回りのお世話をしたし、集中力が切れたら過去問から問題をだしてあげたりとかなり試験へ協力してたと思う。
(学生時代には家庭教師と塾講師のバイトをしていたので、勉強の仕方のコツだけはわかっていた。内容はさっぱり。)

二人とも子供を望んでいたし、跡取りだから当然彼と結婚したら授かるかは別にして子供をもつべきなんだろうと思っていた。
(ちゃんと育てられるかわからないし怖いので産みたくない気もしていた)

私の年齢(当時35歳でいわゆる高齢出産と呼ばれ始める)もあって、早めに妊活をしようという話になり、それならお互いの両親に、


・同棲していること
・彼の試験が終わったら結婚したいこと
・妊活をはじめたいこと


を報告にいかなきゃね、ということで先に彼が私の実家に挨拶にきてくれた。彼は緊張していたが私の両親に頑張って話してくれたと思う。

彼家族の反応

そのあと彼の実家に挨拶に、となったところで、彼が両親に「彼女をつれて行きたい」と連絡をとったところ、もうすでにここで猛反対にあった。

・バツイチ
・年が離れすぎている
・子供産めるの?

ということが気に入らないらしい。



もっともである。



まぁそうでしょう、大事な一人息子で跡取りだもんね。
反対はされるだろうな~と思ってたので、精一杯、今の思いと離婚歴のこと、これからの彼とのことを説明しないといけないと思っていた。

なかなか彼の両親に会う機会が決まらず、
そんななか彼に彼父から着信があった。

「おい、いま時間いいか?ちょっと●●さん(自称占い師)に頼んで
お前と彼女との相性みてもらったんや。」

えっ?なに???????????
占い師????勝手に????


謎の占い師登場!怪しすぎる!!
次回に続きます!!

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うま子・ファンタジー
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