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わたしの飼ってる希死念慮ちゃんとその飼いならし方
一度鬱になった、厄介な後遺症である
大学生のころに鬱を発症してから、たびたび再発を繰り替えしているわけですが、
たまに希死念慮ちゃんがひょっこり現れます。
おひさ~、やってる?
みたいなかんじで。めっちゃ気軽に。
鬱の急性期で動けないときは逆に死ぬ準備をするエネルギーがないので
実行に移せない
だって食べることもお風呂に入ることも歯磨きすることも着替えをすることもすべてのことができない、ゆえにじさつもできない
まさに廃人のようになる。
私の婚約破棄シーズン①では、1週間は寝たきりだったし、トイレは這って行っていた。婚約破棄一晩目の内容証明を仕上げたところは鮮明に覚えているが、その後の記憶はほとんどないけれど、寝たきりだったことは覚えている。
でもうちには宇宙一かわいい猫ちゃんたちがいるので、猫ちゃんたちのお世話はしてたんだと思う。自分のお世話はできないのに!
猫は偉大であるなぁ
その後虫歯になってたし、歯磨きもできてなかったんだろうとおもう。
ポカリの空きボトルがいっぱいあったからなんかそういうので過ごしてたんだと思う。
SちゃんがAmazonで、レンジで温めるだけで食べられるスープなど食料を送ってくれ(Amazonギフトのメッセージは今でも大事にとってある)、父はゼリー飲料を毎日買って持ってきてくれていたと思う。
世間で言われているように、
鬱がだんだんよくなってきて、回復期になるタイミングが
一番じさつを実行にうつしてしまうことが多い
だって、行動できるから。
体が動くし、いろいろ考えるし、お風呂も入れるようになったりするし、
社会復帰のリハビリとして
社会との接点を持つ、働き始める、そうするといろんなストレスや刺激をうける
急性期鬱のときってそもそもベッドから動けないからなんにもできないんよね。
私の場合は、ふとした時に耳に入ってくる何気ない言葉(私にとっては何気ある)や、
なにも私の事情を知らない人との会話での一言とか、(だから誰も悪くない)
疲れがたまっていて、睡眠不足とか、低気圧もろもろがかさなったり、
そんなときに、
やっぱりわたしってこうだから、もうこういうじょうきょうだし、世間一般では役に立たないし、子もなせないしそもそもパートナーもいないし、私にかかってるお金って無駄じゃない?だから、そうだ!
あ、もうどうでもいいや、死にたい
ってなる。びっくりするくらい唐突に気軽に脳が希死念慮で支配される。
一回、婚約破棄シーズン①のあとに、パート先の女の子との会話でのふとした一言と妹たちとの関係性などいろいろないまぜになって、
仕事が終わっても頭から離れず、
お風呂場でワインボトル4本と睡眠薬しまいこんでたやつでらりって
アレしてしまい、
結果実行してしまって、未遂に終わり
いろんな方にご迷惑とご心配をおかけしまくった
(医療従事者の方もすみません。。)
※このとき、記憶はほとんどないが、Sちゃんに写真付きでLINEしてたみたいで(本当に迷惑)、それをみたSちゃんがすぐに警察に連絡してくれた・・・・・
まさに命の恩人です。
記憶があるのは救急車の中で、処置も終わって、ってところだけでどこの病院に行ったのかさえわからなかったし、傷をホッチキスでとめられてたんですが、そんなに痛くないもんなんだなーって思ってた。たぶんいろんな感覚が麻痺してた。防御反応みたいな。
父と下の妹が救急車の中でわたしを心配そうな顔で見ていた光景が忘れられない。
注:精神科の薬とアルコールの併用は本当にこわいのでみなさんはマネしないでください!!
今はもう慣れたもんで、
あーーーーー死にたい。あ、これはあかんやつやね、
はやめにお薬飲んで、寝よ。寝るに限るわ。寝てもあかんかったらだれかにはなしきいてもらお、って思えるようになった。
成長は少しした
そんなかんじで、先日の爆弾低気圧を、体の疲れが相まって希死念慮ちゃんがやってきたので、その日はすべての予定をキャンセルしてずっとあったかいお布団で寝て、念のため父にちょっとしんどいおってLINEして、すこししゃべって、一日を終えた。
鬱持ちのみなさん、それぞれ後遺症?的なのはあるとおもうんですが、
ぼちぼち生きていきましょうね
わたしはかわいい猫ちゃんを置いていけないので頑張ります。
ご清聴ありがとうございました⭐
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