大学の学費を自分で稼いで通っていたけどだんだん意味が分からなくなった話
入学金は払ってもらったけども。
大学進学の条件
実家が特殊なお仕事をしているので、
大学は自分で行きなさい、と言われてきた。
わたしもそうなるだろうなって思って生きてた。
選択肢は国公立大しかなかった。
誤解がないように説明しますが、うちは父子家庭に近くて、父は精一杯の教育を受けさせようとしてくれたし、そこに不満は全くない。
小学生のころからそこそこ勉強ができたので、父がお金を工面して塾に通わせてくれたし、中学受験をさせてくれたし、中高一貫校に3年間通わせてくれた(高校は奨学金が出る別の学校を再受験した)
現役時代
とある関西の国立大が第一志望だった。
センター(現在の共テ)でやらかした。
数学IAとⅡBの点数、足して100点というやばいことをした。
~fin~
致命傷じゃないか
第一志望の1次試験を受けるも不合格
行く気のない第2志望の公立大は合格
悔しかった。ガチ泣きした。布団にもぐって嗚咽した。
自分が情けなかった。
私の大学受験のために父が工面してくれたお金を無駄にしてしまったことが本当につらくて。
浪人を決意
それでもわたしはどうしても大学に行きたかったし、行くなら第一志望にしか行く気がなかった。
1年死ぬ気で頑張るから予備校にいかせて、お金をだしてほしいとお願いした。父は全力で応援してくれたし、お金を工面してくれた。ありがとう
あんなに勉強した1年は後にも先にもないかもしれない
某河〇塾に1年間1日も休まずに通った。
授業がない日は自習室に行った。
医学部でもないのに2浪はありえないし、私立大も払えない、
背水の陣の極み。
年末年始も本当に休まずに通ったしめちゃくちゃ勉強した。
地下に設置されただだっ広い自習室の管理人のおばちゃんには、この子家ないんか?レベルで居座っていたので、飴ちゃんとかくれたしすぐ認知してくれて、あ、うま子さんね、この席がいいわよね、取っておいたわよ、的な待遇を受けていた。優しくて上品なおばちゃん大好き、ありがとう、こんなに立派な無職になりました。
リベンジ
センターを自己採点平均9割を達成し、
一年対策した志望校の1次試験も突破した。
父はすごく喜んでくれたし、わたしも誇らしかった。
ヴィクトリー!!
入学金
これはほんとにどうにもならないのでまたもや父に頼った。
ありがとう。
入学
住む場所の問題。
大学目の前の光熱費込みネット込み前金なし月2万の寮に入ることができた。ありがて~~~~~~~
狭いけど個室。もちろんユニットバスでキッチンは共用。
電子レンジとめっちゃちっこい冷蔵庫は備え付けだった。
デスクとベッドもあった。
十分です!ありがて~~!!
経済面と学力で選別されるので全員が入れるわけではないけど私が入れなかったら誰が入れるの?的な状況だったので入れた。よかった。
入学式
全く覚えてない・・・・!何も覚えてない!!!
寮に荷物を搬入したことはおぼえてる、庭に鹿がいた。雑草食べてた。
入学式の後
寮には掲示板があって、バイト募集とか、教科書売りますとかそういう掲示があった。
私は日給5000円のスナックのバイトをみつけ、すでにそこで働いている先輩に連絡をとり、入学式初日から働き始めた。
先輩は美人で優しかった。すき。
入学後一週間
まず、履修する科目の教科書を全部定価で買うお金がなかったので
(大学の教科書めっちゃ高くない??)
寮の売ります買います掲示板で、
先輩の使ったものを格安で譲ってもらった。
全部掲示板で揃えたのは執念だったと思う。
食費
もちろん入学時点で手持ちがないので、一週間毎日ゆで卵1個と野菜ジュースで過ごしたら
体重が7キロ減った!
もともと太ってたのでラッキー☆
服を着るのが楽しくなった!
バイト掛け持ち
・スナック
・飲食店2店舗
・家庭教師
・個別塾
毎日バイトしてた。
大学の授業料を払うためにバイトして、バイトが忙しくて授業に出れないっていう本末転倒な状態になるのに時間はかからなかった。
あれぇ・・長くなったので続きます!