ぼくが会社員として生きるのがムリな5つの理由
初noteが1時間くらいで3件も売れました!
やったー嬉しい、達成感あります。
といっても2件は訓練校時代の仲間が間違えてダブって購入したぽいけど。
もっと読み応えのある文章が書けるようにがんばろうと思います。
ところでなんなんですかね、日本人の「がんばります」っていうのは。中身がないよね。
歌舞伎で演者が劇場に着いたときに「お早いお着きでございます」って言うてたのが挨拶化して「おはよう」になったように、「がんばります」にももともとなにか意味がちゃんとあったんじゃないかと思ってしまうね。
「お顔面バリバリに乾燥してます」とか。
それが元となり今の「がんばります」になった。
悪くない。広辞苑に載せてくれ。出処不詳で。
ところでなんの話だっけ
そうだ会社員になれない理由だ。
なんでこれを書こうと思ったのか分からないけど、もっと会社員にならない人が増えてもいいと思うのよね。そうしたほうが社会実験のサンプルになるし、参考にしたいし、今こんだけ個人で稼げる世の中(らしい)なんだからきっと上手く回っていくと思うのよね。思うだけやけど。
だから会社員になることのネガキャンをしてやろうって算段なんやね。
知らんけどね。
これを読めば、ぼくのロクでなし感が伝わるかと思います。
1. えらそうな人
上司の立場の多くの人が、部下にえらそうに見えます。
ぼくは何人も上司(社長の人も)でもえらそうじゃない人を知っています。今までかなり職場には恵まれてきたほうだと思います。
上司に対し敬語を遣うし、言うことを聞くけど、それはその人がえらいからではなく、その人が会社としてのルールであり機能であるから。
そこに人間としての上下関係は存在していないと思ってる。
立場はお互い尊重しあって成り立ってるはず。
ぼくは人の役職として今まで誰かの上に立ったことは一度もないし、もし立ってしまうとどうなってしまうんだろうと少し不安はある。
そういう立場になれば大半の人がえらそうになってしまうんじゃないかと思う。
自分のことをこの人よりえらいって感じてしまったら悲しいじゃない。
先日、友達らと公園で遊んでいると知らない老人に怒られたことがあります。
話し方がえらそうなので、
「やっぱり歳が上だからえらそうに話してるんですか?」
と聞いたところ
「歳が上だからえらいんだよ」
と返されました。
あなたは誰かよりえらいですか?その理由はなんですか?
逆に、あなたはどんな人をえらいと思いますか?
その理由は「あなたは誰かよりえらい」と思う理由と同じですか?
ピーナッツはナッツですか?
A: 豆類
とあるジジイ社長にも面接で
「履歴書を見る限り、君はこれまで大変楽しい人生を送ってきたようだね。でもこれからは会社に身を扮してがんばりたまえよ。」
「もう29歳になるのか?彼女は?そうか、結婚するつもりか?そうか、それならこれからはちゃんと働かないといけないな」
などと言われ、割と自分なりに上手く深呼吸をし、スルーしたつもりだったのだが、帰りの車が運転できなくなるほどの胃痛に見舞われた。
せめて入社してからえらそうにしろよ...
そのとき当時付き合っていたカナダ人の彼女に
「腹痛にはジンジャエールが効く」
と言い残し、車を停めていた駐車場のスーパーに駆け込んでくれた。
はいどうぞと渡してくれたのはカナダドライ
しゅわっしゅわの炭酸がストレスで荒れた胃にダイレクトアタック!
そしてジンジャエール独特の辛味がピリピリと毒属性のように効いてくる。
痛みで頭が真っ白になりながら、異国の民間療法には冷静になれと心に誓った。
2. 自尊心がなくなる
自分より仕事ができる人多すぎ。
スキルもあるし人当たりもいいし大人だし。
もし自分が自尊心がなくなるべき存在の人なんだとしたら、しょんぼりやけど。
特にぼくがADHDかADDかなんかしら出てるタイプだからだと思うんだけど、人にはできて自分にはできないことが多く感じる。
かといって自分ならできることっていうのも割と多いんだなぁと気付くことも多いから、今は自分のそういう特徴?性格?はネガティブな部分だけではないんだなぁと思ってる。特に過集中はコントロールできるととても便利。
そわそわしないとか、大人的距離感とか、話す内容の線引とか、人の話をちゃんと聞くとか、聞いたこと忘れないとか、遅刻しないとか。
「これはダメだけどこういうことはできる!」みたいな個性って会社の中では殺さてしまうというか。
スキルは重宝されるとはいうけど。
集団の治安を保ちながら溶け込む方法には2種類あると思う。
日本では集団の中で目立たないよう生活しようという社会の作り方が見られると思うが、
西洋的な視点だと「みんな違うからそれを受け入れあっていく努力をしよう」が色濃いような気がする。
でも社会はだいぶ変わってきている。
もっとマイノリティに目がいき、みんな横つながりでやっていける社会になりますようにまる。
なんのはなし?
3. 対人弱すぎ滝汗問題
「ちょっといいですか?」
ドキッ
別になにかやましいことがあるわけでもないのに、心臓が意思とは別にバクつき始める。
「このページの件なんですけど、ちょっとここ」
もうこの辺で袖で額を拭わないといけないぐらい汗が垂れてくる。
話が終わるまで何度も汗を拭い、相手には特にそのことも指摘されず。
それが嬉しいような、逆にどう思われているのか不安に思ったり。
今はほぼ治ったけどレジの人と物を買うのに話すだけでも滝汗出ていたときもあるし。
昔、医者に話したら軽いパニック障害だと言われた。
この滝汗症候群(正式名称は忘れた)は割と同じ症状の人も多いらしい。
多汗症とは違うよ。ストレスがスイッチだから。
とにかく、"汗をかいている"と意識してしまうことがダメなようで、世界観はジョジョそのもの。
スタンド"スウェート"の攻撃だァァァ!
「お前は今"汗をかいている"と意識したな?」
汗をかいていると意識することが更なる汗を生む、ヘル汗スパイラル。
うん。
4. 臭う人と嗅げない人
ちょっと書くの迷ったんですけど、臭う人をこの場で蔑んでやろうという気は起こしておりませんのでご理解ください。
世の中には臭う人って存在するじゃないですか。
それは汗だったり、体質だったり、生乾きの衣類だったり、コーヒーとタバコで酸化した腔内だったり。
主観や観測の違いだったり、嗅覚の違いだったり、好みの問題だったりそれぞれですが、人にはそれぞれ苦手な臭いってあると思うんです。
嫌いな味があるように。
ちなみにぼくは冷奴、ところてん、セロリが苦手です。
臭う人が臭うってしまうのがしょうがないように、嗅ぐとストレスが溜まってしまうのもしょうがないのです。
だって具合が悪くなるから...漂白剤の臭いを嗅いだらそうなるでしょ?
そこには「臭わない方法」も「嗅がない方法」も存在しない。
最初は臭う人が悪いんだという気持ちが正直あったんですけど、これは自分の問題でもあるのだと思い直しました。
だって周りに気にしないで済む人が大勢いるから。
そうなってくると今度はその臭いを我慢できない自分に疑問を感じ初めましてね。
「人のことを臭いと思うひどい自分」がいるわけですよ。
もうよく分からなくなって
「真の意味で臭いのは自分ではないか」
という不安まで湧き上がってきます。
過去に優しい上司に臭いについて相談したことがありますが、後悔しました。
解決することが難しい問題だったからです。
臭わない職場だってあったけどね。
臭気判定士になろうかな。
最近は嗅覚が弱ってきた実感がある。
5. 人との距離感
人それぞれすぎる!
特に飲み会なんかして酒なんか入ってると自分なんか何を話したか分かったもんじゃない。
ある日、社内であった飲み会後、気付けば朝を迎えそのまま出社ということがあった。
二日酔いの酷い顔を洗うためで洗面所に行くと、Tシャツの胸元が破れていた。
話を聞くと、社長と胸ぐらを掴み合ってたらしい。
記憶にはない。話を聞くに喧嘩ではなくて戯れていたらしい。
どっちにしろ距離感としてはおかしい。本当はみんな優しさでトラブルがあったことを伝えないでいてくれたのではと思ってしまう。
その社長とはそういう戯れ方をする仲ではない人だったと認識している。
そういうことがあったかと思えば、その会社内の飲み会で話したこともないのに膝の上に乗ってきた女の子もいたし、距離感がバグるのは悪いことだけではないとは思う。
その子とはその後付き合うことになり、いろいろな経験をさせてもらって感謝している。とっくに別れてしまったが、「距離感」というものについてすごく考えさせてくれる人だった。
彼女には自分の距離感というものを持っていてそれにこだわりがあった。
精神的な距離感を感じたことは、なにもその予定について話さず海外旅行に突然一人で行ってしまったりしたことだった。
物理的な距離感を感じたことは、よくベンチに座っるときに間が1.5人分ぐらい空くことがあるということだ。あと誰もいない電車の車両でシートに着くと、その子が向かいのシートの対角に位置することがあった。
その子に「なんで対角に座ってるの?」と聞いたところ、
「広いから!」
と答えていた。
その子を理解しようとした時間はいい経験になったと思う。
ぼくにも距離感がある。
自分のことだからあまりよく分からないけど、たぶんときどき近すぎたり遠すぎたりする人なのかなと思ってる。
人間そんなもんか。と思ったり、やっぱ自分変だよと思ったり。
人間そんなもん。
あとがき
会社員がムリだからといって、じゃあどうやって生きてくの?っていうところなんですけど、まだよく分かりません。
今探してます。
石油王が爆弾おひねり投げてくれないかな。
あとこのエントリーを書いたのは、「こんなこと書いちゃったらもう会社員なれないじゃん」となると思ったからという理由もあります。
なんでそう思ったからってやったの?
知らん。