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日本で幻覚剤が認められる? 通称アヤワスカ裁判についてのまとめ

2022/01/03 記事をnoteに移行しました


2020/3/3 青井硝子(あおいがらす/あおいしょうじ)という方が逮捕、起訴されました。

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青井さんは自身の経験から雑草に含まれる薬効には社会の利益になるものがあるのではないかと考えていました。

雑草を吸うことで得られる薬効をまとめた本「雑草で酔う」や、今回問題になったアヤワスカアナログの安全な使い方を模索するサイト「薬草協会」などを立ち上げました。


これらの本や記事の中で青井さんは、発達障害やうつで苦しんでいる人を助けたいという話をよくされています。

海外では既に合法化されたり研究が始められたりしているシロシピン(マジックマッシュルーム)やLSDなどの幻覚剤は、精神病の治療に役立つという研究結果が出ており、現在その分野は世界では注目を浴びています。

急速に発展していった社会に、対応できずストレスやられていくたくさんの人間を、幻覚剤が救うかもしれない。という世界に既になってきています。


それではアヤワスカアナログとは一体どういうものなのか、説明していきましょう。


アヤワスカアナログとは

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Ayahuasca CC by Schoci

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Diplopterys cabrerana CC by Dick Culbert

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Banisteriopsis caapi CC by Tyler ser Noche

アヤワスカとは南米のシャーマンたちが現地で採れる植物チャクロバンガやカーピなどを調合して治療や儀式に使っていた飲み物です。


強い幻覚作用がありますが、薬効と安全性が認められ、ペルーでは現在でも国家文化遺産に指定されています。

青井さんは南米で調合していた薬草を日本の雑草で代用できないかと研究し、記事にしていたのが薬草協会でした。


もちろんこの時点での雑草の所持、使用は何も問題ではありません。

本当にその辺に生えているただの雑草ですので。


薬草協会について

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