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時間の使い方を可視化してみてわかったこと

みなさんは自分自身の棚卸してますか?

オーストラリア旅行を皮切りに、それから1か月の間、こちらの本のワークに取り組んできました。

長谷川エレナ朋美さん著『週末セルフリトリート』

というのも、旅行前の時期は仕事に追われかなり行き詰っていた時期。心も頭もパンパンの状態で渡航しました。そんななか、旅のお供を探していた時にこの本に出会いました。著者のエレナさんのことは前から知っていて、プロデュースされている手帳も愛用していますが、著書はまだ読んだことなく。

本のキャッチコピーは、
『今あなたに必要なのは、新しい勉強でも、自分を高めてくれる誰かでもなく、一人で自分自身の整理をすることです。』

・・・まさに!!
せっかくの一人旅、自分の棚卸の時間にしてもいいかも。と思い、普段と違った場所で自分と向き合ってみようと思ったのです。

身体、思考、時間、人間関係、家、心の6つのセクションに分かれており、それぞれのワークを通して自分の現状や内面と向き合っていきます。

ワークをやってみて

6つのワークをすべて行いましたが、特に印象的だったのは『時間』のワーク。このセクションが自分的には一番大きな収穫がありました。

ワークのひとつに、「直近一週間の時間の使い方をすべて書き込む」というものがあります。朝6時~24時までの過ごし方を細かーく書いていきます。
その書き込んだ時間表に、自分の「時間管理のマトリクス」(これもワークがあります。緊急×重要の二つの軸に沿って分類していくアレです。)に沿って、第一象限(本書ではA)~第四象限(本書ではD)まで色分けしていきます。

上は見本、下は私が実際に書いたものを公開!

普段から使用しているエレナさんの手帳もバーチカルタイプなので、一日の時間の使い方は意識していたつもりでした。
ですが、改めて細かく書き込んで可視化してみると大きな気づきが。

負担だと思ってたけど、違ったんだ、、

私、実は週末のみ、友人の母が経営するスナックを手伝っているのです。会社員+週末のスナックとなると、ほとんどオフがなくやりたいことができなかったり身体もメンタルもしんどくなってしまったり、、といった状況で、楽しいけど辞めるべきなのでは?と悩んでいました。

ですが、時間の使い方ワークに書き込んで色分けしてみると、スナックの時間はA&Bの時間だと思っていることがわかったのです。

A(第一象限):緊急であり重要なこと
B(第二象限):緊急じゃないけど重要なこと

やらなければいけないことではあるけど、大切な人たちと繋がりもあり、学びの場であり、貢献の場でもある。自分にとって今は必要な時間だということがわかりました。

ただまあ、時間の制約や体の負担などは解決すべきなので、なにかを変える必要があるな、とは思っています。

あれ?日中の仕事をB(第二象限)にできたら最高じゃない??

二つ目の気づきは、超シンプルですがこれ。でもこれが大きな気づきでした。
完全にBじゃなくてもいい。スナックみたいにA&Bでもいい。

誰に決められたわけでもなく、会社員として平日は8:30~18:00まで勤務しておりますが、別にこれはマストじゃない。
マストじゃないんです。(二度言う)

自分で選べるし選んでいい。
そのためのリスクやそれを負う覚悟はもちろん必要だと思いますが、チャレンジする価値はある!
やってみて、できちゃったら最高だもん!

こう思った次第です。
目指すのは、いわゆる『ライフワーク』ですかね。
一日で、かなりの時間を占めている‟仕事”ですが、
毎日、自分が自分のやっていることに心の底から納得していられたらそれは幸せで充実な日々になるんだろうな、と思いました。

転職を考え始めてから、『どんな転職をしたいかな?』と思ったときに私の場合出てくるのは、「年収を上げたい」とか「いいポジションにいきたい」とかではないんです。
それより本当に、自分がやりたいことをやったり、それで人に貢献できたりとか、密度の濃い時間を過ごせるかが重要なんだと気づきました。

だからこそ、仕事選びがなかなか難しいなと思いますが、間口を広く、可能性を否定せずに考えていきたいなと思います。


限りある時間のなかでどう生きるか。

大げさだけど、時間の使い方を可視化してみるとこの視点にたどり着きました。
人生は短い。特に、これから控える出産や育児を考えると女性の30代はきっとあっというま。
一日一日を100%の充実感で過ごせるような人生の選択をしたいなと心から思いました。
他にもこのワークのおかげで、朝の電車では読書をするようになったり、1時間早く家を出て朝活をするようになったり、日々の時間の使い方も変わりました。

時間の可視化、おすすめです。

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