最近流行ってる「ライフスタイルホテル」ってな~んだ?
こんにちは!
今回は「ライフスタイルホテル」について、書いてみます。
ライフスタイルホテル、聞いたことありますか?
以下、Wikipediaより引用です。
ライフスタイルホテル(英: lifestyle hotel)は、従来のビジネスホテルやカプセルホテルなどの宿泊特化型とは異なり、(略)宿泊に留まらない付加価値や、革新的で個人的なサービスを提供するホテル。
ライフスタイルホテルは、現代的なデザインを特徴とし、パーソナライズされたサービスを提供することで、大手ホテルブランドとの差別化を図っている。
最近では、旅行業界以外でも「モノ消費ではなくコト消費」と言われているように、利用者ひとりひとりが自分だけのとびっきりの体験ができるというのがトレンドよね。
ホテル業界にも、「いつものホテルではなく超おしゃれなホテル」「泊まるだけではなく体験するホテル」という新しいジャンルが主流になっているんですね~。なるほど。
ライフスタイルホテルの始まり
日本にライフスタイルホテルが沢山オープンし始めたのは2018年~2020年かなと個人的には感じているけど、ライフスタイルホテルの発祥は1980年代頃と言われているらしい。
1980年代にはライフスタイルホテルの前身であるブティックホテルがパリ、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコなどで台頭。
ブティックホテルのパイオニアには、後述のイアン・シュレーガーら。
当時から一般のホテルとは差別化された、利用者との距離が近いホスピタリティ溢れるホテルだった様子。
中でも「ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ」のブランド「アンダーズ」は展開が超早くて、2007年にロンドンに誕生して、なんと日本には2014年にオープン(「アンダーズ東京」)。
ライフスタイルホテルのいいところ
ここからはライフスタイルホテルに足を運んでみて個人的に感じたライフスタイルホテルのいいところや、従来のホテルとの違い3つを並べてみました。
もちろん従来ホテルでも下記特徴を満たしているところはあると思いますが!念のため。
①とりあえずインテリアがおしゃれ
エントランスをくぐった瞬間、おしゃれな世界が広がっていて興奮する。サイコー!
これはひいては建築デザインやインテリアデザインへのこだわりということになるんだろうけど、とにかくサイコー。
世間はこれをインスタ映えと呼ぶのか?
個人的には平面の写真でわかるようなものではないと思いますが。あの空間で、360度のこだわりに囲まれる!それがサイコーなのですよ。(百聞は一見に如かず、ホテルだけじゃなく、何事においてもですけどね。)
②足を踏み入れる敷居が低い
ライフスタイルホテルの共通概念に、「地元社会との交流」っていうのがあると思うんです。その地になじんで、住人と宿泊者が交流できるような、そんな「社交の場」の役割。
だから、5つ星のライフスタイルホテルでも、従来のラグジュアリーホテルと違って、誰でも気軽にウェルカムな雰囲気がある。
そのせいか、ロビーも明るく広々、オールデイダイニングやラウンジバーは適度に賑やかな印象。
エースホテル京都(公式HP)なんかは、まさに上記のコンセプトを押し出している。地元の歴史的建造物に、新しく増築棟をくっつけて、古いものを大事にしながら、新しい人の流れを作る。
エディション虎ノ門(公式HP)(後述)も、気軽に足を運べるホテルを目指すと謳っています。だからあんなにロビーに草がおいしげってるんだね。
↑エディション虎ノ門のロビー
③プライベートはしっかりステイを満喫
前述で「社交の場」の役割があると言いましたが、共有スペースから外に出て客室に入るとそこは洗練されたプライベートな空間が確立されている。客室内のインテリアはホテルによってコンセプトが様々だけど、単に宿泊することが目的なのではなく、自宅とは離れた特別な時間を過ごせるようなこだわりがこれでもかと詰め込まれている。
デザインひとつ、アメニティひとつ、インテリアのアートひとつにも、それが選ばれた理由や、そこに並ぶまでに通ってきた道のりの、並々ならぬストーリーが秘められている、そんな印象です。
東京のライフスタイルホテル
ここからはいくつかライフスタイルホテルをピックアップして書いていきますね!
エディション東京(公式HP)
前述のブティックホテルのパイオニア・イアン・シュレーガーがマリオットと組んだホテルブランド。2020年10月虎ノ門(駅直結)にオープン。
この草だらけのロビー、見たことある方多いんじゃない??こぞってインスタグラマーが行ってるから。
このロビーの空間をそのまま自宅に持って帰りたいくらい素敵な空間。ロビーは草で仕切られたソファスペースが何個もあって、その1つひとつが違った空間なんです。皆、草かきわけてお気に入りソファを見つけよー!
キンプトン新宿(公式HP)
新宿駅から徒歩15分(遠い)。2020年10月オープンのインターコンチネンタル等の運営会社・IHGのライフスタイルホテル。日本では全然名の知れてないホテルですが海外では有名らしい。
日本ではアフタヌーンティーがバズってたね。アートをモチーフにしたカラフルなスイーツたち。
ここはペットも一緒にお泊りできるのも特徴。人間だけでなく哺乳類全般フレンドリーとは...さすがです。
↑ロビーにある、その日泊まるペットの名前が書かれたボード(iPhone7の限界画質によりえさ入れがUFOみたいになっちゃった。)
1階のカフェがとってもおしゃれだから新宿でカフェ難民になったときにいいかも!
新しいライフスタイルホテルについては、書ききれないから今度また別に書こうかしら。
日本発のライフスタイルホテルも沢山
やはりおしゃホテルは外資ばかりか…!と思っていましたが、日本のホテル運営会社も負けておりません。
個人的には、日本の会社がこういうホテルを展開していくの、すっごくアツくて好き!
さらっと4つご紹介します。
渋谷ストリームエクセルホテル東急(公式HP)
渋谷ストリーム内にあるホテル。東急の金の余力が見えまくってますね~。
↑おしゃれなロビー
ルームサービスなどを頼むと全自動ロボットが部屋までモノを届けてくれるなんていう珍しいサービスもあり。
メズム東京、オートグラフコレクション(公式HP)
ホテルメトロポリタンなどを手掛ける日本ホテルによるライフスタイルホテル。日本の伝統文化と洋風のライフスタイルホテルをうまくミックスしたラグジュアリーホテル。
宿泊したブログも書いたので見てみてね。
星野リゾート OMO5東京大塚(公式HP)
ここはちょっとライフスタイルホテルに分類されるかが微妙なのだけど、せっかくなので。あの星野リゾートが手掛ける新しいホテル。大塚駅徒歩1分。
「旅行者がビジネスホテルに宿泊し、旅のテンションがホテルで下がるのではないか」という仮説から発展した、旅のテンションを上げるホテル。
地元の人と交流できるパブリックスペースや、地元アクティビティの提案などをしている。ホステルっぽい感じなので、お値段もお手頃。
MUJI HOTEL(公式HP)
無印良品に、MUJI CAFEに…ホテルまでやっちゃうとは恐れ入りました。そのうち世界はMUJI CITYに乗っ取られるんじゃないか?と恐れるレベルで我々の生活圏をどんどん侵食するMUJI。こちらもお値段が優しいので泊まりやすいね。ちなみに深圳と北京に進出してるらしい。すごいな~
こんな感じで、ライフスタイルホテル、ハード面が死ぬほどおしゃれでソフト面が延々とアツく語れる感じが、ちょ~~~~~好きです。また今度泊まってみたらまた感想かこ~っと!
ご覧いただきありがとうございました☺
※本記事に使った写真はすべて私が撮影したものです。
ホテルを紹介しているにもかかわらず写真がない施設があってスイマセン。