大人の今も、大人になるのが楽しみ

先日、兄が30歳の誕生日を迎えました。

私が「おめでとう」と言うのに対して、兄の返しは「あ~もう30代やわ。」あ、私と違う感覚なんだな、とはっとしたので記事にします。


夢がある大人

私はあまり、年を取っていくことが嫌だとか思わないほうです。というのも、大学時代のインターン先やバイト先で、30.40.50代でも楽しく暮らしている大人の方にとてもよく接してもらったから。

もちろん、仕事や家庭のリアルな話を愚痴っぽく聞いたり、絶対寝てないと瞬時にわかるお疲れ顔を見たりして、みなさんの背中にはきっと私にはわからない責任がドッシリとあるのだ、と察してはいましたが。

それでも楽しそうだなという印象を受けたのは、みなさんの言葉の折々に「夢」や「目標」って言葉があったからじゃないかな、と思います。

Yさんの顔

例えば、インターン先の社員さんであり私と同じ歳の娘さんを持つ母でもあるYさんは、会社から独立して自分のお店を出すことが夢。いつまでにこんなお店を出したい、それにはこんなエピソードがあって、そのために今経験しておきたいのはこれ、と、大きな仕事の時ほどよく言っていました。その顔は、いまでも私が自分の方向を見失いそうになったときに思い出すくらい、熱くてまじめで真剣そのものでした。

たぶんYさんにとって年齢は「山の何合目」みたいなもので、夢に向かう途中の区切り的な意味に使えばいいんだとぼんやり思ったのを覚えています。

26歳のいまの思いと動き

大人になった今、働きお金を稼ぎ工面しながら、パートナーや家族と健康な関係を維持しようと私は生活しているわけですが、手放しで「夢」とか言えないときも、もちろんある。というか、気を抜いたらそんなときが99%占めてしまう。

そして最近までその99%の渦中にいた私が、いまnoteを書いているのは、前回の記事で書いたような価値観を生きて実践したいと強く思って、これが夢だとわかったから。

書いたものが、読む人にとって私にとって何になるのかはまだ全然わからないけれど、いまこれを伝えないと私は死ぬときに絶対後悔する!これはわかっています。だって人生は一回きり。

もう少し書く経験を重ねて、もっと夢を具体化して身近な人と共有できるようになるのが直近の目標です。


いくつになっても夢があることと、今その瞬間にやりたいことをやること。相反するようですが、その2つの大切さを教えてもらったからこそ私は、大人になった今も大人になるのが楽しみです。


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