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壁打ち垢のメリットとデメリットの話
先日Twitterで壁打ち垢を始めて二年の通知が来た。色々あったけれど今までの垢を約三年で消して移動していた私にとってはまずまず続いているところである。
今のところ不満はない。むしろ交流してた頃の方がずっとTwitterにはりついていたような気がする。
そんな私が何故壁打ち垢を始めたか、そして壁打ち垢のメリットとデメリットを個人的に書いていこうと思う。
◼️壁打ち垢を始めたきっかけ
私は絵描きで元々交流垢しか持っていなかった。ジャンルは変われど繋がりたいタグをして、繋がった相互とリプをしたり絵チャしたり…それがTwitterの当たり前の使い方だと思っていた。
しかし、利用していくうちに数字に振り回されたり相互といざこざを起こしてブロ解しただのされただの…正直疲れてしまっていた。
そんな時、ハマっていたソシャゲジャンルがサービス終了する事が決定した。と同時期、新しくスタートするソシャゲに事前登録の時点でハマりそう…と思ったのだ。
その時、ふと壁打ち垢の事が頭をよぎった。Twitterしているうちにそういう使い方もあるのだと知っていたから不安ではあったが新ジャンルは壁打ち垢でやってみようと思った。
…ここまでがきっかけである。次からは個人的に感じたメリットとデメリットを書いていく。まずはデメリットから。
◼️壁打ち垢を使うデメリット
①寂しい
人にもよるが本当に誰とも話さない。向こうからリプやDMが来る壁打ち垢の方もいると思うがほぼ確率は0だと思っていいと思う。故に寂しい。推しのイベントなどが来ても一人で騒ぐ事になる。そんなの気にしないし!って人はいいかもしれないが。
②反応が少ないまたは見てもらえない
私が壁打ちで扱っているジャンルはそこそこ大きく、その中でも人気のカップリング(以下カプ)を描いているのでタグなしでもカプ名だけでそこそこ見てもらえるし反応もある。…が雑多垢やマイナージャンルなどはタグやキャラ名を入れても反応が少なかったり、最悪0という事もあるかもしれない。
③描き手(書き手)にスルーされる
見る専(ROM専)は比較的反応をくれるのだが描き手(書き手)は交流ありきで互助会メンバーしか反応しないというジャンルもあるので同じ描き手(書き手)でもスルーされる事がある。幸い私のカプはワンドロもやっているし描き手(書き手)が寛容なので反応をもらえるのだが、中には全く反応しない描き手(書き手)もいる。私も反応してくれた方しか見に行かないのでお互い様だが。
④シャドウバンされやすい
シャドウバンとは検索に絵や呟きが反映されない症状なのだが(凍結とは別)壁打ち垢はシャドウバンされる確率が高い。
理由としてはTwitterはあくまで交流前提のツールなので誰ともリプしない、放置気味だとスパム垢だと思われてしまうから。回避するにはこまめに呟く、絵を上げるなど使う事、自分の別垢や公式などでもいいのでフォローするなど。シャドウバンされても数日~数ヵ月で解除される事が多いのだがその間自分の絵や呟きが反映されないのは苦しい(体験談)。
ーー…ここまでが個人的に感じたデメリット。まだあるかも?と思ったが具体的なのは上記四つ。続いてメリットを書いていく。
◼️壁打ち垢を使うメリット
①自由すぎる
ほんとこれ。相互がどうとかリプがどうとか全く気にしなくていい。反応した、されてないなどそういうしがらみも無縁。誕生日のお祝い、イベントの賛否、カプ論争、大手中堅のいざこざ、ぜ~~~~んぶ知らね~~!!ってできる。メンタルが不安定になりにくくなった。本当に。
②実力が知れる
交流垢で相互がいると気に入らないとか好きじゃない絵でも反応したり逆にされたりする。Twitterはそれが基本なのでドヘタレでも100以上反応をもらっている事がある。それは実力ではなく一部では互助会票とか義理とかよく言われる。
しかし、壁打ち垢だとそもそも交流してない相互もいない…となると反応は互助会票でも義理でもなく、純粋に「いいな」「好きだな」と思ってしてくれる。
純粋な反応ってめちゃくちゃ嬉しい。壁打ち垢じゃないとわからなかった。本当に。
③人間関係のトラブルがない
交流垢で一番多かったのが人間関係のトラブル。相互も神絵師も機械じゃなくて人間。ちょっとしたいざこざで何度も垢消し転生をしたものである。
壁打ち垢は基本相互がおらず、誰とも話さないので人間関係をこじらせる事がほとんどない。二年壁打ち垢を使ってリプもDMも一度も来た事がないが同時に人間関係をこじらせた事もない。人間関係が形成されてないから当たり前なのだが。
④義理反応等の必要がない
上と似ているのだが相互がいるとよく「○○さんの絵好き!」「神絵師!」だとか大手や神絵師に媚びておこぼれをもらおうとか思ってもないのにやる事がよくある。過去の私含め。
また、オフイベだと義理買いとか差し入れとかよく見る。私もやってた。欲しくもない本買ったりしてた、交流のために。
壁打ち垢だと言う必要ないし媚びる必要ないしオフイベでの義理買いや差し入れの必要がない(まああっちもスルーしてくるけどそれこそお互い様)。
気がすごく楽。
ーー…まだ色々あるが上記四つが私が個人的に感じたメリット。
これを見て壁打ちって面倒だな…という人もいれば壁打ちいいな~って思う人、それぞれだろう。
ちなみに壁打ちにこれといった定義はないので中には交流ガンガンしてる壁打ちもいるし鍵垢でFF0でひっそりやってる壁打ちもいる。それは個人の自由。
最後に私自身の壁打ち垢の定義を書く。私はこれで二年壁打ち垢を使っている。
・フォローは自分の別垢1つと公式のみ。その他は一切フォローしない。
・フォローされてもフォロバしない。
・自分からリプ、DM等交流に繋がる事はしない。RTもしない。絵や呟きに反応をくれた方のみメディア欄だけ見に行く。いいねはする。
・一週間に一回は絵を載せる、呟く等垢を動かす。
以上、私が壁打ち垢を二年使って感じたメリットとデメリットの話。