3ヶ月

小さな人との暮らしが始まって早くも3ヶ月。
時を止めたいくらい毎日可愛くてたまらなくて、同時に毎日の変化もすごく嬉しくて、とても幸せ。

追視ができるようになり、おもちゃを手で持てるようになり、うつ伏せで首をあげるのが上手になり、声色を使い分けられるようになり、左手も発見してなめまわし…腹筋が強くなってきて…とまあ、書いているときりがないくらい毎日色んな変化がある。

たっくさんお話をするようになって、感情表現もうんと豊かになり、可愛いおしゃべりや満面の笑みに毎日射抜かれている。1人で遊んでいたり静かにしていたりするときに近づくと、嬉しそうにキラッキラと笑ってくれるから、もうたまらない…。

感情というのは彩り豊かなものだから、笑顔で表現する感情だけでなく、大泣きで何かを表現することも増えて、それはそれは元気いっぱい泣く。

でも、"大人にとって都合の良い子"を、"良い子"とは言わないようにしよう。
子ども時代は、今の大人社会で上手く生きていくための準備期間としてではなく、目一杯子どもの時間を生きて欲しい。

最近改めて、こう強く意識するようになって、そうすると大泣きすらも愛おしい。ちゃんと赤ちゃんだな、頑張って泣いていて可愛いなあ、もう…となってしまう。

しばらくは夜間も頻回授乳だったけれど、生活リズムがしっかりできて、夜寝ている時間も伸びて、夜中は1回か2回しか起きなくなった。

すると夜ですら余裕が出てきて、ああ可愛いなー可愛いなーと構いたくなるけれど、夜は静かに寝る時間であることを認識してもらうべく、ぐっと堪えて静かに授乳している。でも、可愛いなーと一回だけ言うことは自分に許可している(笑)

春になったら保育園の見学に行き始めようなんて思っていたけれど、あっという間に春の兆しを感じる季節がやってきて、ああ平日もこんなに毎日一緒にいられるのも今だけなのかーと早くも切ない。

とまあ、相変わらず毎日この愛らしい人にデレデレに溶かされている。私の中に流れる時間も、ずいぶんとゆったりしたものになった。


写真は初めて食べた晩白柚と、
おんなじ色の服を着た小さな人。

晩白柚が大きいのか、この人が小さいのか。

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