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Foodieな日本人

こんにちは
その後体調は結構ここ最近で一番と言えるほど悪化をしましたが、無事回復を経て、後ろ倒しにはなったもののお隣の国ベルギーはブリュッセルへと行って来ました。

アムステルダムからブリュッセルは、日本でいうことろの新幹線のようなThalysという電車を使うと1時間50分くらい。
普通の特急電車もしくはバスでも2時間50分くらいと、とっても気軽に行ける距離感です。

彼のご家族がブリュッセルに住んでいるのと、彼はロンドン在住とあって、ちょうどアムスとロンドンの中間にもなるここで会う事が定例化してきています。

最近少し悲しく感じているのが、ヨーロッパでの生活にも慣れはじめて、景色への感動が薄れている気がすること。
特に大都市になると、より類似性が強くなるので、旅行に来たという新鮮さを感じる事が少なくなってしまったように感じます。。
都市部は活気があって人のエネルギーやトレンドを感じられて楽しいけれど、その国それぞれが持つ魅力って、田舎にいった方がより顕著にわかるのかもしれません。
自然のあり方や、昔ながらの建物や、個人経営の小さなお店などなど。
こうやって段々と旅行のスタイルも変わっていくのかななどと考えております。

それと、最近彼に言われて面白いなと思ったのが、日本人は旅行の話をすると絶対二言目には「何食べた?」と食事の話をするよね、ということ。
なんだかすごい当たり前の事すぎて気にした事もなかったけど、旅行の楽しみ=ご当地グルメ、みたいな感覚が私には確かにとてもあります。
ヨーロピアンの人たちには旅行先で何を食べるかは、とにかく少なくとも最優先事項ではない気がすると。色んなことをする中で、どこかで美味しいものも食べられたいいよね、くらいの感じと言っていました。

近場の海外旅行で、景観に鈍感になってきている私でも、食文化の違いはいつも明確に感じられる事が多くて旅の醍醐味の一つ。これからも美味しいものは求め続けていきたいと思っている所存です。

さて、とは言っても前述のような一般論をかました彼もその言葉に反して、そしてイギリス人らしからぬ(失礼)グルメな舌を持つ男。お母さんがプロの料理人という事もあり家族みんながグルメなので、このような家族会では自宅外食両方にいつもご馳走が待っていて、図々しくも毎度それにワクワクしながら勇み足で向かっています。

ブリュッセルはフランス寄りともあってか、美味しい小さなビストロやブラッスリーが沢山ある印象ですが、個人的に好きで何度か訪れてるのがセントラルにあるフィッシュマーケットMer du Nordに隣接したレストランNoordzee

これは夕方撮った写真なのでもう店じまいモード。日中はこのお店の前に大体行列が。

レストランといっても、シートは外のスタンドのみで、このマーケットの新鮮なシーフードをその場で調理してもらいます。私はいつも牡蠣とフィッシュスープ目当てにいくのだけど、キベリングと呼ばれる白身魚のフライも美味しいので追加したりしなかったり。ローカル感と、いつも沢山の人で賑わう活気ある感じが良くて、あと注文するときに名前を伝えるのだけど、出来上がると大声で歌いながら呼んでくれるのが嬉し恥ずかしで楽しいです。

確か牡蠣6個で€17くらいだった記憶

生牡蠣って、本当に美味しいですよね。。
いつかバケツいっぱいの牡蠣を食べたいと思いつつも、まだその機会は訪れてはいません。
ここは観光名所グラン・パレからも徒歩圏内なので、もし訪れる機会があったらサクッとランチにおすすめ。(牡蠣はなくなり次第終了なので注意)
散々書いておいて今回の滞在では、私が体調不良で予定を後ろ倒しにしている間に彼ファミリーは来訪済みで機会を逃しました。悲
次来た時にはまた行きたいなと思っているのです。

あと嬉しかったのが、彼ママの作ったアプリコットのビスケットが美味しすぎてずっとレシピを教えろと騒いでいたので、直伝で作り方をレッスンしてくれました。

相変わらずの美味しさで感動、思いの外シンプル簡単なレシピも作りやすくて感動。バターを切らずに丸々一個ぶち込む瞬間のあのギルティー感が忘れられません。ほぼバターで出来ているといっても過言ではない。ふと思ったけど、このビスケットの美味しさって、バターのクオリティでもあるのか!

と、そんな良い時間をまた過ごさせてもらったのですが、ローカルの人と一緒に過ごすのでつい毎回おんぶに抱っこで実はまだ自分ではあまりブリュッセルの事を調べて歩いていません。
美術館や博物館はいくつか訪れているけど、アンティークマーケットやヴィンテージショップなど良いものが沢山あると噂は聞きつつ全くチェックしていないので、これからは積極的に自分でも行きたい場所を探して訪れてみたいなとも思っています。

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