飛行機をミスしたらいっそ別の旅程を組み直そうということで

ずいぶん間があいてしましました。

ロンドンは、11月5日木曜から再びロックダウンへと突入。

冬に来るだろうと予想していたコロナのセカンドウェーブは、この秋でぐんぐんと上昇して気がつけばファーストウェーブを超える感染者数(デイリー)に。

プロパーなクリスマスを過ごせるように、ここでセカンドロックダウンを決断して感染者を抑えるのが政府の目論見のようだけど、実際前回よりも結構ルールは緩め。果たしてどうなるんだろう。。設定された期間の12月2日でしっかり効果が出て、みんなが家族と一緒に暖かいクリスマスを過ごせることを、心から願っております。

さて私はと言えば、そんなセカンドロックダウンを目前にイギリスを離れ日本に帰国。空港でのテストは陰性でしたが、要請どおり絶賛自主隔離中です。

正直なところ、すっかりイギリスの魅力に取り憑かれた私にとってこの帰国は一ミリの希望もなく、直前まで帰国とその後のことを全く考えない様にしていたツケがここで一気にまわってきたと言った感じ。ロックダウンでさえも楽しかった、セカンドロックダウンだろうがなんだろうが、帰国したくなかった。。けどもうちょっと、心の準備しておくんだったな。。。と、今は友達にも会えないし、することもないし、ひたすら漆黒の闇に落ちていく自分もいい加減うんざりだよぉ、と思い、今こそnoteを更新するべきだ!というわけで、すっかり前置きが長くなりましたが前回の続きを書きたいと思います(にっこり)

フランクフルトにてロンドン帰国便をミスした私。

前回の記事に書いたとおり、今日中にロンドンに戻りたいなら£200+。これ、日本人の感覚だとそれでもやす〜って感じだと思うのだけど、ヨーロッパ間の移動は飛行機でも数十£で移動できるのが普通なのです。200あったら他の旅行ができちゃうよ。。。それならいっそ、陸路でどこか寄り道して帰ろうかな。。。で候補に上がったのがパリかアムステルダムを経由するバスでの帰国コース。

パリ経由の方がより安くて移動時間も短かったのでそっちにしようかと思ったけれど、その時パリではちょうど大規模なストが行われていて、市内のトランスポートが不便そう。じゃあアムスで。そんな感じであっという間に行き先が決定。

旅程は、BlaBlaBusという長距離バスを利用して22:25フランクフルト発→5:40アムステルダム着。これが€26。そして21:00アムステルダム発→7:45ロンドン着€49。とにかく夜間の移動なので車窓の景色は不明です。

私はもともと長距離バスが好きなのもあるけど、フランクフルトアムス便は寝ていたら思ったよりもあっという間について結構快適でした。

けどアムスロンドン便が、乗客率が高くて、しかも途中で海を越えるためとイミグレーション通過のためにバスを降りたり乗ったり降りたり乗ったり、しかも眠いし凍える深夜。それがかなり面倒でなかなかハードな移動でした。

海を渡る方法は、バスごとフェリーに乗るか電車に乗るか。電車の場合はバスに乗車したまま運ばれるみたいだけど、フェリーはバスから降車して船内に移動が必要。この二つは自分では選べないみたいだけど、選べるならば絶対電車がいい。深夜のフェリーは、何も見えないし寒いし全然楽しくなかった(多分選んだ席も悪かった)

楽しくなかったという感想が残ったのには他にも明確な理由があって、アムスロンドン便は、途中アントワープ、パリを経由してドーバー海峡を越えロンドンへ戻るのだけど、経由地ごとにどんどん人が増えてゆく。そして、私の列を前後で挟む様に乗ってきた小さいお子を連れた3人組親子。なかなか落ち着かない様子で、私の頭上でいろいろなやり取りを続けるものだから、よかったら席変わりません?(てか、変わろう。変わって。)と申し出をするものの、めちゃくちゃ申し訳なさそうに、いいのいいの!!ありがとうね本当に大丈夫だから!!と全力で断られ、そうですかじゃあ、、、とそのままそこに落ち着くも、走行中も子供が私を挟んで、パパぁ〜、パパぁ〜と何度も呼ぶ、、、!!!!長距離移動は、隣人が命運を分けます。

それともう一つめちゃくちゃ印象的だったこと。

海を渡るまえのイミグレーション通過後、バスに戻って添乗員が行ったアナウンス。じゃあこれから船に乗りま〜す、今回は2名イミグレ通過できなかったけど、でも2名だけだったからおっけー(笑顔)。なるほど何がおっけー?笑

この時、シェンゲン協定とかブレグジットの意味を深く深く考えさせられたのはいうまでもありません。

では、次は立ち寄ったアムステルダムについて書きたいと思います。


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