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きっかけは古都奈良だった
およそ一か月前ですが、中学校の修学旅行ぶりの奈良へ行ってまいりました。大人の修学旅行ほどゆっくりできませんでしたが、
「わたしの原動力、好きなものがやっとできた」
と、再認識できる旅となりました。
中学校の修学旅行で集合写真を撮影した南大門。
みなさん、もっと運慶の彫刻に注目して!
このときの写真アルバムを見たとき、わたしは今までにないニヤケ顔で映っていました。心から古都奈良を楽しんでいたのでしょう。
今思えば、この修学旅行で私の中の興味関心スイッチがONになったことは間違いありません。大げさに言えば、人生の中でターニングポイントだったかも。やっと自分から好きだと言える分野ができました。
それから、少しばかり美術史や博物館などの勉強を大学でしましたが、興味関心は衰えることなく今にいたります。 建築にも興味を持つようになったので、改めて東大寺の構造を観察することができ、ただただ感心するばかりでした。中学生のころから比べると、視野が広がったんだなと実感します。
「第73回正倉院展」 念願の正倉院展へ。展覧会へ行って感涙しそうになったのは初めてでした。 以前、正倉院宝物の再現品の展覧会へも足を運びましたが、空気感、時空、国や地域、そして歴史…古の人々が守り伝えてきたものが目の前にある、という事実だけで感動が止まりませんでした。
テレビで、今年も正倉院展がはじまりました、という報道をみるとずいぶん堅苦しそうな展覧会だなと勝手に思っていましたが、私の中ではとってもエキサイティングな鑑賞時間を過ごせたと思います。幸福度が爆上がりです。
今度は濃度が高めの「大人の修学旅行」を楽しみにまた訪れたいと思います!観光客の会話は日本語しか聞こえない今だからこそ、古都を感じることが出来ると思いますよ。