いつかの私へ
今週月曜、私は無事に成人を迎えた。
これも育ててくれた親のおかげでもあり、ここまでで起きたいろんな試練に耐えてきた自分の力でもあり、そんな私にかかわってくれた全ての人に「ありがとう」を伝えたい。
成人を迎えるにあたって、「これからどんな大人になるんだろう、どうなりたいんだろう」と見つめ直す機会が何度かあった。
今までのように、健康上の問題もなく、ただ平凡に生きていれば、それに越したことはない。
ただ、大人なのでもっと内面的なところが成長できたらいい。
例えば、それは「可愛らしさ」のこと。
内面的な可愛らしさというのは、年々失われていく気がする。
経験から現実を知り、他人に自分が知っている現実を叩きつけて、他人の夢を奪う。
言い方はちょっときついけど、人の夢や希望を肯定できない大人とたくさん出会ってきたからこそ、そんな可愛くない大人にはなりたくない。
ただ、可愛くありたい。
常に可愛いことを言える大人でありたい。
夢とか希望とかを、幾つになっても応援したり、信じていたい。(ついでに奇跡とかも信じる)
あとは、諦める大人になりたくない。
「もう若くないし」と、年齢のせいにしてやりたいことをやらない人になったら、人としてどんどんつまらなくなると思う。そして、この世のだいたいのことは、年齢関係なしに挑戦できると私は思っている。
それから、「探すこと」を諦めたくない。
自分に合うものを、ずっと探していたい。
食べ物、服、化粧品、場所。なんでも、自分にフィットするものってちゃんとあるはずだから、目の前の安価に流されず、ちゃんといいものを見つけたい。
そして最後に、いくつになってもこうやって自分への理想を持っていたい。自分を諦めたくない。
もう少し大人になったとき、私がこの記事を読み返して、返事を書けることを期待している。