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恋と深空 キャラの第一印象【レイ編】
ゲーム体験に沿って、キャラクターから受けた印象を備忘録がてら書き残します。ネタバレを含みますので、未プレイの方は、ゲームをプレイしてから読むことを強くお勧めします。
1章「始終」
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定期検査の後の、医師による診察がありました。担当医は、十年の間が空いてはいたようですが旧知の人物のようで、「安心できるな」と思っていたところ、電話をつないでもらうと、なかなか手厳しい返事が返ってきました。・・・過去に何か、こちらの不手際があったのでしょうか?
間に合ってよかったな。時間ちょうどに着くのは、新たに覚醒したEvolか?
出会い頭から嫌味を言われてしまいました。やはり、こちらの過去の素行が悪かったのでしょうか。信頼ゼロな雰囲気が伝わってきます。
「あなた今朝、5時に臨空市に着いて7時にはオフィスにいたんでしょ?」「エンから聞いたのか?」「休暇を口実に、極地であの謎のプロジェクトを調査してたの?」「プライバシーに踏み込むな」
・・・双方の語気が強い会話が続きます。これは、探り合い、けん制し合いがある緊張した関係なのでしょうか。それとも気心が知れている仲で、遠慮がないだけ、という事でしょうか?
引き続き会話を続けていると、どうやら悪いのはこちらのようです。普段から、忠告をあまり聞かず、口答えも多かったようです。これは、先生が手厳しいのも理解できます。しかし、そんなこちらの態度にも関わらず、先生は親身になってくれます。・・・怒られているうちが花と言いますし、これは手遅れになる前に、どこかのタイミングで菓子折り携えて、お礼に伺うべきではないでしょうか。しかし、そんな選択肢があるはずもなく。(お菓子を手作りしてプレゼントするミニゲームとか無いですかね?)
メッセージ/ストーリー「医者の指示」
診察が終わって別れると、先生からメッセージが届いていました。
「最近ワンダラーに襲われた患者が増え、心臓からコアの破片が検出される割合も上がっている。軽く考えるな。お前は自分の体の状況をよく知ってるはずだ。」「私の主治医であるあなたも、よく知ってるでしょ。私は今、本当に問題ない。元気に飛び跳ねてるって!」「一般的に、襲われた患者には多少なりとも後遺症が出る。お前は今のところ問題ないが、潜在リスクはゼロではない。」
「親の心、子知らず」ならぬ、「医者の心、患者知らず」。ご心配をかけて、本当に申し訳ない。仕事上、仕方ない事もありますが、できる範囲で配慮していきたい所です。
絆デート「凝雪の章」
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先生と再会したばかりの頃の回想が入りました。
昼食を取ろうと入ったレストランに偶然先生がいて、相席させてもらう事になりました。
席に着いたものの、先生は一言も話さず、スマホを見ていました。相席を許してくれたという事は、嫌われている訳ではないと思います。という事は、最初に店員に相席するか聞かれたときに、私が否定したことを気にしているのかもしれません。診察してくれた時の会話から、プライベートを大事にしているようでしたし、あまり踏み込むのも失礼かと思い、黙っていました。すると、先生の方から水を向けてくれました。会話が進みだしたと思ったら、食事が到着。腰を折られつつも、会話をなんとか続けました。話を聞くと、小さいころ、先生に構ってもらっていたようでした。先生は心根は優しいようですが、上手くこちらに伝わらず、空回りしていたようです。幼い頃とはいえ、こちらの気が回らず、申し訳ない事をしたと思いました。
2章「最初の任務」
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データセンターから自分にマッチした任務が届きました。初任務です。任務に向かう道中で偶然レイ先生に出会いました。目的地が同じだったようで、一緒に向かいました。
「…緊張しているのか?」「そんなにわかりやすい?…ちょっとしてるよ。一人で任務に来たのは初めてだから。あなたも、初めて執刀医を務める時は緊張したでしょ?」「緊張したと言えば、ほっとするのか?」「うん。」レイの目にわずかに笑みが浮かぶ。「緊張しなかった。」
・・・意地悪をされてしまいました。どうやら、こちらの過去の振る舞いのせいで、そうとう恨みを買っているようです。・・・これは、挽回する機会は来るのでしょうか?
訪問先でワンダラーが出現。先生と訪問先の方々を避難させようとしましたが、なんと先生も参戦すると言い始めます。言うや否や先生はEvolで氷を生み出し発射します。・・・先生、戦闘経験あるんですね?????戸惑いつつも戦闘に突入し、無事討伐しました。こちらは戦闘の後処理をし、先生の方は倒れた方の処置をしました。先生が手際よく救急手配をしている様子を眺めつつ、医師との共闘は分業できて効率が良いかもしれないと打算が働く傍ら、戦闘員でない人を巻き込むのは良くないのでは、という二つの相反する考えが頭によぎりました。
思念「慕情の夕日」
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病院で、定時上がりの先生と遭遇。ついでに車で送ってくれることになりました。車内でおしゃべりしながら目的地に向かいます。
先生は休みの日、たまには外出するようで、行先は外食や展覧会とのことです。先生は文化人なんですね。道中、ビルのスクリーンに映る、陶芸ワークショップの広告を見つけます。先週末の回を申し込んだが、仕事が入り行けなかった事を伝えると、先生は慰めてくれました。
お互い激務で休む事をおろそかにするという事で、休日の過ごし方を互いに監視する事になり、「休日サポートチーム」が結成しました。チームリーダーはこちらのようです。
3日後、仕事で市立図書館を訪れると、先生と出くわしました。先生は息抜き用に医学書を漁りに来たようです。医学書では息抜きにならないのではと指摘すると、本をすぐ戻したので違反ではないと返してきました。さすが先生。弁が立ちます。感心していると、次の週末にハイキングに行かないかと誘われました。違反した罰として遊びに連れていくという事でしょうか?違反にならないのではなかったのかと聞くと、先生はおもむろに本を1冊手に取り、「では、これでお前を誘うことができるか?」と聞いてきました。さすが先生ですね(2回目)。先生には口では一生勝てない気がします。
図書館を出た後、本が重いと言う私にレイ先生が言いました。
それは知識の重さだ。
本の重さを、知識の重さと感じるという事は、これまでたくさん本を読み、勉強してきたのでしょうね。ありがたい言葉として胸にしまおうと思いました。
帰ろうとしたところ、陶芸ワークショップに行ってみないかと誘われました。私が前回、申し込んだのに行けなかった事を覚えていてくれたようです。気を使わせちゃったかな、とちょっと申し訳ない気持ちにならなくもなかったんですが、覚えてくれたのは素直に嬉しかったです。
絆デート「思い出の章」
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先生と休みを合わせて、スイーツを食べに行く約束をしました。しかし当日に、先生が突然、歯が痛むと言い出し、歯医者に行くことに。聞くところによると、ずっと痛いのを我慢していたそうです。しかも理由が、貴重な休みに歯医者に行くのがもったいないからだそうです。医者の不養生ここに極まれり。今まで、口ではしてやられていたので、正直「これは、しめた」と、意地悪な事を思ってしまった私は悪くないでしょう。
「見て、甘いものは駄目だって。」「気にするな。医者は大げさに言う。」「いつも『医者の言葉を守れ』って言うのに、あなたはいいの?」「だから治療を受けたんだ。もういいだろう」「レイ先生は人に厳しく自分に甘いんだね。」
いつもと逆で、今日は先生の方が屁理屈を言っています。先生は、どうやら子供っぽい人なようです。・・・この話は今後、擦っていかねばなりませんね。(邪悪な笑み)
「このピンクのは…私の。この全部青いのはーー私の!」「小学一年生か」
「知識はあるのに、気を付けて対策しないんだ?」「やみつきになって虫歯になるどころか、この店にはもう飽きている。」
「それなら、私の目には何が映っている?」「それはもちろんーー私」「堂々と人の食べ物を奪った上、得意げにするーー天狗の鼻は空の上まで伸びそうだ。」
軽口が飛び交っています。・・・やはり検診の時のやり取りは、緊張した関係だったのではなく、単に遠慮がない関係だっただけのようです。
「お聞きします!今まで食べた仲で、一番好きなスイーツは?」「『シャリシャリさん』だ」
こちらがアナウンサーの真似事をしたら、しっかり付き合ってくれる先生。先ほどの軽口の応酬もそうですが、先生は、アメリカンジョークやロールプレイが好きなようです。
次の週末、先生と「シャリシャリさん」を食べに行ったのですが、残念ながら店は休みでした。代わりに先生が、たこ焼き店を探してきてくれました。ベンチに座り、たこ焼きを食べながら、先生は昔話を聞かせてくれました。話を聞いていると、どうやら私との思い出話のようです。そう言うと、先生はすごく嬉しそうな顔をしました。こちらが思い出した事がそうとう嬉しかったようです。
おそらく先生が言わないだけで、こちらが思い出せていない思い出がたくさんあるんだろうな、と感じます。先生の嬉しそうな顔を見たら、なるべく多く思い出してあげたいと、思いました。ストーリーも未完で、思念も集めきれていませんが、先生との思い出はどこまで思い出せるんでしょうか。今後を楽しみに待ちたいと思います。
他3人の初見感想も書いてますので、よかったらぜひ↓