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明日を生きるためのプレリュード

最近更新頻度が高過ぎて、情報が流れていってないか心配です、そんな今日も彩花です。

潮彩チケット発売が明日に迫り、続々と湧いてくるイマジネーションに身を任せていたら、ものすごいスピードでSNSを動かしていました。
勿体ぶらずとも、続々と言葉が出てくるから、惜しげもなく宣伝していきますよ。

さて、今日も昨日紹介。

第四週目 七つの大罪
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
ノンバーバル = 非言語
文字の通り、言葉を使わないコミュニケーションです。
一度、「言葉」と言う壁を取っ払って「感性を解放する」感覚を味わってみませんか??

音楽の力、女性の持つイメージの力を使いながら、ゆるゆる身体と心をほぐしていきます

言葉を使わないコミュニケーションといっても、ジェスチャーで何かを伝えたり、ダンスで表現したりするのではありません

体と心ををほぐしながら、「自分の心の声」を聞いてあげるのです

※構成、演出の金澤萌恵さんのブログより一部抜粋

普段のお稽古で取り入れている非言語コミュニケーションを作品にしてみました、という試み。
俳優は言葉を司る存在だけど、存在を真実に近づけるには、身体言語性の研究も必要だと考えていて、
ダンスではない、身体の言語で、物語をお届けします。

今回取り上げる題材は「七つの大罪」。
己の中から出てきた大罪たちを、受け入れることができたら、望みが叶う。
そんな構成になる予定です。
その「己」、この場では「本体」と呼びますが、今回は本体をダブルキャスト、神馬彩さんと橘奈穂さんにお願いしました。

彩さんは、共演回数が実はとっても多い人。
これまで様々な現場でご一緒させて頂きました。
先日初めて共演させて頂いた時のお写真を見返していたのですが、そうだったよ、彩さんの第一印象って、どちらかといえば「かわいい」だったじゃんよって、思い出したんですよ。
美しさの方が際立ってるけど!もしかしたら!
ポールダンスしてる時の色香とかすごいけど!!
んでね、そんなかわいい彩さんなんだけど、最近は教えの立場に立ってる事が多いなぁと思って。
私も昨年師走に振付して頂いたし。
今もミュージカルの現場では完全に教える側だし。
きりっとした彩さんも好きだけど、烏滸がましいかもしれないけど、純粋に作品をクリエイトする側になってほしかったっていうか…
いや、教えもクリエイトしてるんだけど…
いち表現者として、一緒に作品創りをしてほしいなぁと思って、この度お声掛けさせて頂きました。
慈愛に満ちた彼女が安心しておしゃべり出来る場のひとつに、この潮彩が加わったらいいなぁって、これはもしかしたらエゴなのかもしれませんが。

奈穂さんは、私が初めてノンバーバルコミュニケーション作品に出た時にご一緒させて頂いた人。
場所は遊郭、姉と妹の立場。
あの頃の私は、本当に右も左もわかっていない未熟者で。
そんな頃から今の今まで仲良くしてくれている奈穂さん、感謝なんて言葉では表せないくらいの人です。
様々なジャンルの現場でご一緒して。
同じ団体で制作をして。
プライベートでは推し活や旅行はもちろん、互いの親に会ったり、親含めて一緒に行動したりと。笑
こんなに仲良くしてくれる人と東京で出会えるなんて思っていませんでした。
私の心が狭く、奈穂さんにライバル意識をしまくって、正直うまく話を出来ない時期もありました。
それらを綺麗な話にしたいとは思っていません。
ただ、通ってきた歴史は、身体は、嘘をつかない。
彼女がこの七つの大罪という作品に存在してくれるだけで、価値があります。
必要だったのです、私にとって。

大罪を担いますは、私と、その回のふたり芝居に出演しないメンバー。
日によって違いますが、はるちゃんも、あきちゃんも、マキちゃんも、各々ノンバーバルコミュニケーションのお稽古は積んでいて。
全員が、毎回「挑戦」「探求」できる、信頼のメンバー。
表面的な表現だけでなく、重さの変化とか、窮屈さとか、緩やかさとか、そんなものも味わえたらいいなあ。

そんな今作は、あらかたあらすじは決まっていても、8割は即興で紡がれます。
しかもそこに加わる、太郎さんの生演奏(太郎さんの話はまた次の記事にて)。
本体は大罪を受け入れるのか、逆に大罪は本体をどう視るのか、それはその回のお楽しみ。

罪とか、受け入れるとかなんとか、難しい単語の羅列ですが、私はこの作品を「明日を生きるためのプレリュード」にしたいと思っていて。
プレリュード、即ち、前奏曲。
貴方の選択によって、明日は紡がれる。
どんな選択でもいい。
取ってもいい、捨ててもいい。
今この瞬間は、貴方が明日を生きる為の時間だ。

そんな、ささやかな願いを込めて。

この作品を、貴方に。


彩花

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沖村彩花
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