俺ってパートナーになりたいんだ
ふと思いついたもんで
忘れないうちにここに書いておこうと思うんだけど
俺ってばパートナーになりたいんだわ
やたら天気がいいもんで
休憩しつつコーヒー飲みつつ
俺のやりたいことってなんだろかと
ふわーっと考えをめぐらせていたところ
やりたいことっつーのは
好きなこと
得意なこと
この2つの合の子なんじゃねぇかと
寝るのが好きで
食べるのが好きで歌うのが好きで
読むのも書くのもちょっと好き
猫大好き犬も好き
晴れの日と小雨の日が好き
酒が好きでコーヒーが好きで
料理もちょっと好き
バイクも好きバイクの運転も好き
アニメを見るのも好き、声優さんが好き
いい声の人もイケメンも好き
YouTubeも好きだしドラマも好き
調べるの好き物知りになるの好き
よく知ってるねと言われるのが好き
目を描くのが好きで文字を書くのが好き
左利きだが筆文字を書くのが好き
金使うのも好きだし時間を浪費するのも実は好き
好きなことってやってて苦にならない
人よりちょっとばかし上手いことやれる
いくらか集中しちゃうし手癖でもやれる
そういうことってんならこんなふうになる
得意なことってなるとちと考えるが
こりゃ短所の裏返しだが
悪い所を見つけるのがうまくはある
他人の書き物の誤字脱字は目ざとく気づく
ふいんき だとか うる覚え だとか
おかしな言葉も見逃せない。
他人の変化にも割と気が付く方だ
顔色が悪いとか髪型が変わったとか
ちょっと今日暗いなとか、いいことあったようやなとか。
あと猫を見つけるのが早い。
猫を甘やかすのはとてもうまい、と思う。
学んだことを人に話すのもうまいと言われたことがあるような・・・
あと身内のエピソードトークでウケを狙いがち(
それから、俺はできない人間だから、
できない人の気持ちはよくわかる。
素直でなく、捻くれて、人が嫌いで、人が好きで
一人が好きで、でも一人じゃ寂しくて
はみ出しもんで得意なこと何にもない、
明確なしたいこともない割りに日々我慢を強いられている気になっている
何度失敗しても成長できない俺たち。
偽善者にも悪者にもなりきれない俺たち。
自分との約束を守れない俺たち。
俺は俺たちの気持ちがよく分かる。俺のことだから。
俺の好きなことと得意なことの掛け合う場所はどこだろう
俺が最近気づいた俺の好きなことだが
俺、好きなことやってるやつを見てるの好きみたいだ
少し前までは嫉妬していた
好きなことがあることにも、
好きなことが得意なことであることにも
人を感動させていることにも
それを応援する人間が周りにいることにも
必要とされて、望まれて、願われて
大したもの持たない自分を恥じて
自分が否定されることが怖くて
人前で物言うことすら恐ろしい俺と比べて
自らの思想の塊を人前に晒す勇気を持つ彼ら
その評価をうける覚悟を持った彼ら
惨めだった
何も持っていない自分が嫌だった
でも俺は、何も持たないから
何かを持つ彼らに時間やお金を割くことができたのも確かだ
俺は彼らの作り出したものが好きだったのではない
彼ら自身が好きだった
歌を歌う前から、韻を踏む前から
彼らのことが好きだった
俺が好きな彼らが生み出したものを
俺が嫌いなはずがないのに
俺は俺が嫌いで
俺のことを守るために
彼らを嫌いになった
でももうそんなのやめたいんだ
むしがいいが、俺は彼らのパートナーになりたい
彼らの活躍を、かぶりつきで見たいんだ
だって俺、あいつらのことが好きだから
何してても好きだから
そう気づいた俺に
一体何ができるんだろう
この俺の知識欲と
彼らの近くにいたいという気持ち
それだけで、俺にできることがあるだろうか
少しの一般常識と
少しの事務処理の経験
捻くれて視野の狭まった俺の集中力
活かす方法を少し見つけられた気がする
もし許されるなら、
もし俺を許してくれるなら、
俺にやらせてくれないか
君のパートナーを。
もう決して、二度と、夢みたいなことやめろなんて言わないよ
続けて欲しいって願っているからだ
かっこいいって、すごいって思っているからだ
夢じゃないって思っているからだ
俺に夢を見せて欲しいからだ
遅いだろうか
遅いのだろう
でも俺は
諦めるわけにはいかない
唯一無二の
パートナーになりたいんだ
お前らのことが好きだから