自分のそのあと
身近な死を控えてるっていうのはなかなか現実的に捉えられない難しいことだなって思う。
ましてや自分で自分の死後を準備していくなんてどういう気持ちで居れるのだろうか。
今日はそのことでたまたま休みだったのでその場に居合わせた、という状況だった。
どういう顔して、どういう心境でその話を聞けばいいのかわからなかったけど聞いていた。
自分の死後を考えることは日常的にあるけれど、いざ身内の死となると違ってくる。
残された側は準備されていたほうがスムーズにいくということもあって内心ほっとする。
でも、この世界から消えてしまうという現実も見なければいけないという複雑なもの。
目の前で生きている姿を見られるのはあと何日、何年なのかそれすらもわからないのに。
いきなりポンっと消えてしまうなんて、後悔なんてないって言える死は滅多にないのでは。
いつ死んでもいいように生きてるって言ってた人がいて、変な人がいるんだなって思った。
怖くてたまらないのに、そんなふうに言えるのは何故?って疑問を抱いたほどに。
わたしはどこにいってしまうんだろうって思い始めると泣いてしまう。
死を受け入れる、死に備えると長生きするというのは本当なのかわからない。
死に対して備えると欲がなくなるらしい、薄まると言ったほうがいいかもしれない。
2020は死に対する想いがより強まるなと感じているのは、色んな人の死。
今年は多すぎないですか、そんなに亡くなることってあるんですか、というぐらいに。
悲しさよりなにか違うものが心の中、頭の中を駆け巡る毎日。
20200913