【人体展でワクワクしたもの】
4月7.8日あたりで東京に行ってきたのだけれど
その中で人体展でワクワクしたことの話。
その日は土曜日ということもあって人は多かったけれど総合インフォみたいなところでさらっとチケットも買えたから並ぶ手間も省けたしとりあえず入場。家族連れ、デート中、単純な興味本意、音声説明を聞きながらとか他いろんな人たちがいた。要所要所でダヴィンチや、(自分が一時期医者を目指した時期にそれを諦める原因となった)ホルマリン漬けの臓器が置かれていて、日本放送協会で放映された内容の確認作業を含めそれぞれがそれぞれの楽しみ方をしてるのが伝わってきた。
その中でワクワクしたのが2つ
1 ホムンクルス
2 顕微鏡越しに撮影し着色した臓器内の言葉と図でしか習わなかった微細組織のフォトギャラリー
なぜそれらにワクワクしたのか
1:開発者の圧倒的変人感
ホムンクルスから感じた圧倒的変人感は、錬金術としての意味ではなく、開発者が「脳内の運動神経及び感覚神経がそれぞれの部位に対してどの程度大きな反応をするかを体現したもの」である的な説明がされてて
それは確か開発者がそれぞれの神経を刺激した時にそのピクッ!!ってなる感じと脳みその感度を1個1個測っていったみたいな感じのことが書かれてて。それがとっても素晴らしいなと思ったわけです。
おそらくそれをさらに追求するならば600兆個あると言われ常に破壊と分裂と創造を繰り返している人間の細胞たちにまで細分化するとさらに面白いホムンクルスができあがるんじゃないかとか、その行為を嬉々として楽しめる当事者がいたら会ってみたいなとかこちらの想像も膨らんで。
ワクワク。
2:見えないものが可視化される歓び
可視化された微細組織に関していえばもうそれは暗順応に近いものであって。初めからそこにあって見えているはずなのに見えていなくて。知っているだけの状態が認識された瞬間ってとてつもなく面白くて「絨毛さん、あなたは本当にこんな形をして栄養分を吸収してくれていたんだねぇ〜」みたいなちょっとした愛おしさが生まれそうなくらいで。
今最先端の技術がそこまで来ているなら近いうちにカプセル型のカメラで体内探検するだけじゃなくリモート操作で気になったところでカプセル止めて接写してVR以上のレベルで自分の体をリアルタイムで知ったり楽しんだりすることができるんじゃ無いかとか。
自分の体の細胞が分裂する瞬間とかリアルタイムで見れたらきっと感動する。
とかは今書きながら思い浮かんだこともあるんだけど。
それらにワクワクしている自分に気づいて得られるサラナル高揚感もあり、今非常に高揚感に包まれている。