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JAPAN CH BRIDGE : Clubhouse タウンホール日本語解説 4.11

毎週月曜日午前8時のタウンホール・ブリッジでは、Clubhouseのクリエーターを招いて、創業者によるタウンホールの解説やコミュニティ構築のコツを共有しています!

さて、AYDEAチームによる今週のClubhouseの日本語解説はこちら!- 翻訳 by Chisa Harrison

先週のClubハウスのハイライト

Clubhouseはプライベートコミュニケーションとブロードキャストメディアの中間に位置する新しいタイプのソーシャルメディアだと言える。このユニークな立場にいるからこそ自然と会話が生まれ、そこには自身が成長しより良い人生を送るための学びやシェアの場があり、他者の人生のストーリーを知る機会もある。先週もこのClubhouseならではの会話が展開されたのでいくつかシェアしたい。


・Ai Weiweiがクラブハウス上でアートプロジェクトを実施した。ルームでは、プロジェクトに参画したボランティアが、2008年に中国で起こった地震により亡くなった5,196名の学生の名前を936時間以上に渡って読み続けた。
・数日前に50歳という若さにして亡くなったアメリカ人ラッパーのDMXを追悼するRoomが幾つか開かれ、The Speakeasy Clubでは彼のマネージャーSteve Rifkindをゲストとして呼ぶなど、アーティスト、詩人として活躍し胡蝶蘭の栽培にも熱心であった彼を偲んだ。
・The Good Time ShowはDr Sanjay Guptaをゲストに迎え、高齢社会やコロナによるパンデミック含め健康をテーマにディスカッションが行なわれた。スケジュールを最適化することによってセルフケアの時間をつくることができると共有してくれた。
・Rebecca RuschとChris Burkardは自転車によりアイスランドを横断した経験をシェアしてくれた。探検家そしてフォトグラファーでもあるChrisはアイスランドの自然の美しさや厳しい天候について語ってくれ、大自然を前に私たちのエゴは「偽りの自信」を生むとした。遠征時、特定のゴール達成方法に拘りを持っていると人間のエゴは時に危険をもたらすと語ってくれた。
・毎年4月7日のWorld Health Day(世界保険デー)は、世界的に健康啓発する日。Human Behaviorクラブは、栄養学は世界的なヘルスケアシステムを改善することができるかについてディスカッションした。エキスパートが集まり、栄養学における真実やまだ理解できていない事項、病気や死亡の原因になってしまっていることや、栄養学が命を救うことができるポテンシャルについて議論された。有名な記者であるMichael Wolffは, 未来の食のパイオニアであるSeth Goldman(Honesty創業者、Beyond Meat会長)にインタビューし、私たちの食生活は直接気候変動に影響していることをリマインドした。
・Talk Nerdy To Me Clubは、Adam Grantを招いて、写真家のPlatonや有名なEdward Snowdenと共にアメリカの歴史についてディスカッションした。
・Think Again ClubはJulie Lythcott-Haimsと共に「Adulting」大人として社会的に責任のある行動を取ることについて議論を展開し、友人、家族そして社会など外部からのプレッシャーに屈するのではなく、自分自身を満たすことにフォーカスするべきだと教えてくれた。道は一つではないし正解もない。パーフェクトである必要はないし、むしろその概念を完全に捨てるべきだ。完璧を求めず、好奇心と謙虚な気持ちを持ち、学び続ける姿勢を忘れないで欲しいというメッセージを彼女は伝えてくれた。
・The Launch You Book Clubは作家そしてコメンテーターのMolly Jong-Fastを迎え、作者として周りからの期待値から距離を置き自身の直感に従うことの大切さについて語ってくれた。彼女にとってのパッションは政治で、政治について書くことそしてポッドキャストを通して発信していくことが情熱で、いつどんな状況でも夢や目標を追うことに遅いということはないシェアしてくれた。

今週のアナウンスメント

Creator First プログラムについて

60人が最終審査に進み、Creator First パイロットプログラムとして、4月23日から3週間に渡りClubhouseで各トピック・フォーマットごとに一番組デビューする。そして審査員パネル及びオーディエンスであるClubhouseコミュニティの皆さんからのフィードバックを元に、このプログラムの最終メンバーが選出される。

このパイロットプログラムに選ばれた60人は4月23日までにEメールにて連絡が行く。

プロダクトディベロップメントについて

Clubhouse初、マネタイゼーション機能の第一弾のローンチ

先週水曜、Clubhouse初のマネタイゼーション、支払い(投げ銭)機能が実装された。

Clubhouse発足当時からの私たちのビジネスモデルはクリエイターファーストであること。クリエイターとは自らRoomを開きホストする人、そこに時間や労力をかけている人。私たちのゴールはクリエイターたちがコミュニティ、オーディエンス、影響力を増やせるようサポートすること。クリエイターたちが金銭的収益を得ることを可能にし、クリエイターたちが活躍することで私たちも一緒に発展していける。ユーザーデータを売却したり広告を入れフィードを分断するようなことはしない。

この支払い機能は、ユーザープロフィールから「Send Money」をタップすることで、任意でその人に金銭の支払いができる仕組み。クレジットカードかデビットカードの情報を入力し、手数料がいくらなのか表示される。この手数料は少額で支払いプロセスを行うStripeがチャージするもの。投げ銭金額の100%はクリエイターへ支払われ、手数料は全てStripeへ支払われるため、Clubhouseに支払われる金額はゼロ。

先週の水曜、無作為に選ばれた約1,000人のユーザーに向けローンチされ、フィードバックを募り問題点を改善した後、更に昨日66,000人に向けてこの機能が拡大された。今後も段階的に拡大し、最終的には世界中のユーザー全員が使えるようにする。

新しい機能を導入する時はいつもそうだが、今後このPayments機能がどのように使われていくかは未知数。現状はシンプルな機能でクリエイターたちがどのように使っていくのか見つつ、Room内のチップ制度やサブスク制度、イベントチケット、ブランドのスポンサーシップ、寄付金募集ツールなど他のマネタイゼーション方法を増やしていく、

また、Clubhouse運営チームメンバーに支払われた金額は全てチャリティーへ寄付され個人的に私たちは金銭を受け取らない。我々がこの機能をつけているのはこれがどのように使われているのか見たいから。


その他先週アップデートが行われた点

ベルマークで表示されるアクティビティフィードをクリーンアップした。フィードによっては何かしらアクションしないとしばらく消えないものがあったが、一定の期間アクションがないとオーバーフローセクションへ移動されることになった。例えば、Clubへの招待通知はアクションがないと約10日後、友人がClubhouseへ新規参入した時は2〜3日後にオーバーフロートレイへ移動される。


今後予定しているアップデート

数日後予定しているのはClub機能関連アップデート。第一弾はClubプロフィールページでメンバーとフォロワーの合計数が表示されるようにする。現状はメンバー数のみ表示されているため積極的にフォロワーをメンバーにする動きがあり、全てマニュアル作業。今後この点改善するが、まずはClubにどの程度の人が興味を持っているのか分かるよう、メンバーとフォロワー合わせた人数を表示できるようにする。

また、Clubが次に行う予定のイベントがプロフィールページに表示されるようにする。イベントをスケジュールするとシェアシートのポップアップがありよりイベントを宣伝しやすくなる。そしてClubの招待枠を大幅に広げ、Clubhouse外から大規模なオーディエンスを招待しやすくする。

その他今後控えているアップデートはディスカバリーの改善:より興味の対象に沿ったユーザー及びClubのフォローの提案、各ユーザーにとって一番面白く人気があるRoomがフィードに表示されるようにする、制度の高い通知機能など。ディスカバリーは常に優先度が高いが、特に直近で特に力を入れて改善に当たっているエリア。

最後にTrust and safety(信頼と安全性)の強化。通報フローの整備と内部ツールの改善により通報があった場合より迅速且つ効果的に対応できるようにする。

Q&Aセッション

以下、別途明記されていない限り、回答は全て共同創業者の一人Paul Davisonによるもの。

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Question 1
支払い機能が適用されたユーザーはどのように決められたのか。

Answer

Paul:
深い意図はなくランダムに選んでいる。段階的にロールアウトしていて、最初は1,000人、次に66,000人。今後も拡大していく。

Rohan:
Clubhouseをアクティブに使っている人、そして規約違反をしたことがない人という以外はサンプルユーザーは基本無作為に選ばれれている。Clubを創設している必要はない。

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Question 2
支払い機能は今後いつ頃ユーザー全体に普及されるのか。

Answer

Rohan:
現在アメリカに限定しているが、今後数週間後を目標に全てのユーザーが使えるようにしたいと思っている。

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Question 3
支払い機能以外のマネタイゼーションツールを導入する予定はあるか。

Answer

Paul:
この質問は支払い機能でデビット・クレジットカード以外の方法でも支払えるようになるのか聞いているのか、もしくはサブスクリプション制度など、投げ銭以外のマネタイゼーション機能を導入するのか聞いているのかどちらだろう。

Anu:
おそらく後者。

Paul:
現状の支払い機能はデビットもしくはクレジットカード決済のみだが、今後その種類が広がることはあるだろう。
マネタイゼーションで他に考えているのは、Room内のチップ制度、サブスク制度、イベントチケット。また、クリエイターたちが自然とブランドとコラボしスポンサー料を貰う形態もこれから発展していくだろう。
この他、マネタイゼーション方法はまだ沢山あるだろう。今後数ヶ月内にこういったマネタイゼーション機能を導入したい。

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Question 4
人やClubが検索できるよう、今後クリエイターやRoomのホストも検索できるようにして欲しい。

Answer

Paul:
人検索とあまり違いがよく分からない。

Anu:
ただのユーザーではなく恐らくRoomやイベントをホストしている人のこと、または著名なモデレーターなど。カレンダーイベントである程度の情報を得ることはできるがホストよりもイベント内容にフォーカスされている。

Paul:
誰かのプロフィールを見た時にそのユーザーがRoomを開いたりイベントをホストしているかどうか分かるようにしたいと思っている。Roomを開くクリエイターたちの認知度を上げ、そのイベントをより多くの人に知ってもらうなど、クリエイターたちのディスカバリーを上げることは我々にとってもとても重要なことだし、今後改善していく。

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Question 4
今後クリエイターたちが使うアナリティクスはどのようなものになる予定か。モデレーターやClub創設者として、1) Roomのリアルタイムのパフォーマンス、2) 総合的なRoomのパフォーマンス、3) リスナーからフィードバックを得る、という三点は必要だと思う。

Answer
今人員を増やし正にこの点にフォーカスしているチームがいる。
Roomのリアルタイムのパフォーマンス:現状Roomの進行と同時に何人参加しているかしか分からない。Room開始から時間が経つのと比例しリスナーが減る傾向にあり、リアルタイムでのパフォーマンスをより正確に図るツールが必要。
Roomの総合的なパフォーマンス:合計参加者数やリテンション(リスナー保持率)、エンゲージメント率等、シェアできる情報は色々ある。
フィードバック:これは慎重に設計しないと悪用されたりクリエイターにとってネガティブなものになってしまう。

もちろんアナリティクスを使い自分のRoomのパフォーマンスを分析することも可能にするが、私が思う最優先事項はあなたのRoomをより多くの人に知ってもらうこと、そしてオーディエンスを増やすこと。

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Question 5
特定のRoomをホールウェイからサーチできるようになるか。Roomのトピック検索や、さっきまで入っていたRoomをまた見つけたい。

Answer
このサーチ機能が便利になるシチュエーションは、何か大きなニュースや出来事が起こった時。例えば先日DMXが亡くなった時、Clubhouseでそれについて話すため多くの人が集まった。もしくは人気の高いトピックでClubhouseの内で誰かしらがその会話をしているだろうと容易に想像がつく場合。

キーワード検索は必要だし作る。でも何よりも重要だと思うのは各ユーザにとってベストなRoomがホールウェイに表示されるようにすること。もしくはNetflixやYouTubeのようにブラウズインターフェイスを作りカスタマイズされたおすすめRoomが表示されるようにしたり。

また、ブラウザーの戻るボタンやYouTubeの閲覧ヒストリーのように、Roomの入室履歴やUIによりさっきまでいたRoomに戻れるようにしたら便利だとは思う。前述のサーチ機能よりこちらの方があったら便利だと思う。

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Question 6
Room退出後そのRoomにまた戻ってまた聞きたい、ホストしていたClubを確認したり、スピーカーをフォローしたい時など、Roomのタイトルを忘れてしまい見つけられれないことがある。Roomの参加履歴があると便利だと思う。

Answer
一つ前の回答と同じ。もっと簡単にできるようにするべき。

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Question 7
スピーカー席に呼ばれた場合、承諾するか断るか現状どちらか選択する必要があるが、スワイプで消すことはできるか?断った場合呼んでくれたモデレーターにその旨通知がいくので申し訳ない。

Answer
リスナーの多くは同時に作業をやっていたりして必ずしもみんんが話せる状況にいないことは知っていても、断ってしまうと誘ってくれた人に失礼じゃないかと思ってしまう気持ちはよく分かる。また誘いを受けられない理由も伝えられないから、ただ話したくないわけではないのに断るオプションしかないと失礼に当たるのではないかと心配してしまう。

プロフィール画面を加工して聞き専であることを伝えるようにしている人も見かける。また、複数人のモデレーターがリスナーを同時にスピーカー席に招待できるから、話せないのに何度も招待されると困る。

スワイプで消せるようにするし、スピーカー席への招待制度を根本的に見直して、話せない人が申し訳ないと思うようなことをなくせるように改善する必要もある。

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Question 8
Roomを退出せずRoom内の会話をミュートする機能を作って欲しい。一つのRoomに滞在したまま、他のRoomを聞いたり、動画を見ながらRoomを聞いたりしたい。

Answer
Clubhouseをバックグラウンドで聞きながらYouTubeを見たりしたいってことだよね。自分の声をミュートすること(インプット)と会話をミュートする(アウトプット)二つの異なる機が必要になるし、iPhoneのボリューム機能で二つの異なるアプリの音量を変えることはできない。

私自身こういった不都合を経験していてできたら便利だと思う。UI上可能にするためどうするか考える必要がある。

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Question 9
数週間前、今後どのようなRoomやショーをもっと見たいかコメントしていたが、Clubではどうか。

Answer
二つある。
プライベートなClubを持っているのであれば、定期的にRoomを開くこと。プライベートなClubは特に定期開催イベントがないと運営が難しいと思う。誰かが単発でRoomを開いてくれるのを待つだけ、そのClubに所属しているだけで満足するなどあるかもしれないが、Clubは定期的にRoomを開きそこで会話することが全て。プライベートClubで公にRoomを開いていないのであれば尚更会話のシリーズがないと成り立たなくなってしまう。
規模の大きなソーシャルグループ。数百人、数千人規模のグループで、共通の興味や親密性を持ち、ただ一緒に過ごすことを楽しめるような人たちが集まる場所。数人のユーザーから始まったベータ版Clubhouseも今では世界中で大勢の人たちが使ってくれている。定期的に開かれるディスカッションRoomを通じて広がったコミュニティもあれば、友人、そして友人の友人のようにソーシャルなグループを通じて発展したコミュニティもたくさんある。フォローしている人しか呼べないソーシャルRoomのようで、親密でカジュアルに友人たちと交流できる楽しい場。ソーシャルRoomと同じようなことをClubレベルでもっとできたらいいのではないか。

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Question 10
素晴らしいRoomやClubがたくさん見かける。Clubが開くRoomで、他のClubやRoomの会話をストリームして流すことは可能か。

Answer
そこに直接入って参加したり一緒にホストするのではなく、ClubごとRoomにPingして呼ぶみたいなことだね。Club同士のコラボレーションについては考えたことがあるが、このアイデアについてはいいとは思うけどまだ考慮したことないし、どうしたいか分からない。

ClubとClubのコラボは今後可能にしたいし、その上でUI上複数のClub表記できるようにするし、複数の異なるClubルールをどうするか考える必要がある。Clubのコラボレーションはこの質問内容と若干ズレるが、ストリーミングについても今後検討したい。

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Question 11
アンドロイド版Clubhouseはいつローンチされる?世界中で一斉にローンチする?

Answer
ローンチは5月頃を予定している。アンドロイドはデバイスやOSバージョンも数が多いため品質保証テスト回数も自ずと増える。シンプルなベータ版はもうすぐ完成するはずだが、その後多くのバグやUIの問題等予想されるため、問題点を解決しながら段階的にロールアウトすることを考えている。

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Question 12
友人同士がカジュアルに交流できるようなソーシャルな場をサポートしてくれるような機能を作る予定はあるか。

Answer
UIをアップデートし、どの友人が今オンラインになっているか、そしてその友人たちと簡単にリスクフリーなRoomを開けるようにする。優先順位も高いし、Rohanと共にこのタウンホールの後打ち合わせをする予定だ。

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Question 13
先日のニュースでもあったが、Clubhouseで情報漏えい・データリークがあったのか。

Answer
この情報は誤解を招くもので誤りだしクリックベイトな記事だ。リークやハッキングは全くない。

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Question 14
ClubhouseのPCバージョンについて広告があるらしいがこれは本当か、偽物か。

Answer
現在、ClubhouseのPCバージョンやアンドロイドアプリは存在しないし、Clubhouseとは全く関係ない。Clubhouseの成長と共に、最近Clubhouseの偽物の広告がGoogle Play等で見られるようになったが、これは模倣製品で危険なアプリの場合があるためクリックしないで欲しい。唯一信頼できるのはJoin clubhouse.com、このタウンホールミーティング、Clubhouseのツイッターアカウントのみ。

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Question 15
Room単位で規約違反を見つけた場合、そのRoomに入らずRoomの違反行為を通報する方法はあるか。

Answer
以前はRoomレベルで通報できたが、違反行為は誰が行ったか知る必要があり、よって現状ユーザー個人レベルで通報するようになっている。Roomを通報する必要がある場合、そのRoomのスピーカー席の一番左上のユーザーを、Roomタイトルのスクリーンショットを添えて通報してくれればまず間違いない。
Roomのタイトルを通報できるようにするなど、アプリ内での通報機能を改善するため現在取り組み中。

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Question 16
Clubのクリエイターはブロックされるべきではないと思う。同じRoom内のそのクリエイターをブロックした人がいたとしても、誰かにコントロールされず、ClubのクリエイターはRoomに自由に入室し、モデレーターとしてスピーカー席に上がれるようにするべきだと思う。

Answer

Paul:
誰かにコントロールされたくなければ、やみくもに人をモデレーターにしないこと。Roomをスタートした人がモデレーターで、モデレーターがそのRoomを仕切る。モデレーターはRoomの中から自由に人をスピーカー席に上げたりリスナー席に下げたり、誰かを退出させたりRoomを閉じたりできる。他の誰かをモデレーターにするのであれば、信頼できる人に限定する。これが現状モデルで、これにより自分を守ることができる。
また、メンバーがRoomを自由にスタートできるようClub上設定できるが、もしこれによりメンバーの誰かがClub創設者をブロックしそのRoomに入れなくなることを恐れているのであれば、この設定を変えメンバーが自由にそのClubの元Roomを開けないようにすればいい。

Anu:
この方法が有効なのはClubの創設者・アドミンが一人の場合。アドミンが数人いてそのアドミンがRoomを開きそこでモデレーターにした人が創設者をブロックしていた場合完全に防ぎきれない。

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Question 17
ブランドや企業がClubhouseでアカウントを作る場合の方針を教え欲しい。

Answer
ブランドや企業がClubhouseに参加する場合、Clubを立ち上げ、そのブランドの代表者やブランドとパートナーシップを結ぶリアルな人間がRoomを開き会話をすることになっている。基本実名ベース。でも既に沢山のブランドがClubを通して参加してくれているし、更なるブランドの参入はいつでも大歓迎だ。

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Question 17
Clubhouseは現在大勢の人が使っている。Clubhouseをスタートしてから音声ベースのソーシャルメディアについて何か見解は変わったか。

Answer
そもそも僕らが始めた理由は音声が好きだから。SNS業界に10-15年ぐらいいる中で、不確実で、厳しくて、目まぐるしいことを学んだ。大体うまくいかない。だけどそれでも音声が好きで、ちょっと雑談するアプリがほしかったから作ったのがClubhouse。

オーディオに取り組み始めたのが8-10年前。前のスタートアップに取り組む中で、本を読む時間がなくなったので、オーディオブックを聴き始めたら素晴らしかった。そこからPodcastにもはまった。

なにかをしながら聴けるし、声に乗って感情が届く。話がうまくて上手なことはスキルだし、人が集まって話すことは人類始まって以来、文明の基礎であり続けてきた。知識を伝えて、信頼を作り、物語を共有する基盤だと思う。

ソーシャルなプロダクトはいろんな方向に行く可能性があるけれども、Clubhouseもたった一つの部屋から、少しずつ人を増やし様子を見ながら拡大してきた。人が増えるにつれRoom内にスピーカが溢れ秩序が乱れることもあり、そこからモデレーターという役割が生まれた。クリエイターファーストを標榜しているのもそういう体験から来ている。モデレーターが誰を舞台に連れてこれるかを決められるようにし、Roomをコントロールするべき。

でもオーディオソーシャルメディアに対する見解はそんなに変わっていないし、当初の理想からもズレていない。

今後の可能性は幅広く、オーディオメディアでは身なり格好気にせず自由に話せるし、会話に限らずミュージカルやコメディーショーなど新しいフォーマットも最近見られる。声を使って表現する方法は無限にある。例えば動画においては何十年もの間テレビでは四つのチャンネルしかなかったのが、ケーブルテレビが登場してからは400ものチャンネルができ24時間ニュースが見られるようになった。そしてYouTubeができてからは、クリエイティビティが爆発している。

オーディオも同じで何十年もの間地上波ラジオしかなかったが今ではPodcastが生まれ誰もがオーディオに参戦できるようになった。しかしライブではないしインタラクティブではない。そしてマネタイゼーションが難しい。Clubhouseのようにオーディオを通じ世界中でコミュニティを作ることができ、クリエイターたちが自由に表現できる場を設けそこから金銭的報酬を受け取りことができるようになれば、オーディオメディアの可能性は益々広がるだろう。

Clubhouseはラジオとポッドキャストを合わせたような、そして同時ににカンファレンスやミートアップ、ディナーパーティーやデート、企業のタウンホールや政治活動にスポーツの記者会見など様々な用途を持つことができる。声を使い人を集めできることは本当に無限にある。だからこそ私はオーディオが大好きだし、Clubhouse、オーディオの可能性にワクワクする。

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