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雑に彩りSPライブレポート
さて、2020年1月27日の「Pastel*Palettes特別公演 〜まんまるお山に彩りスペシャル☆〜」(通称:彩りSP)が終わって一週間ほど経過しました。私めはライブ初参戦でしたが、あまりの衝撃にライブロス放心状態で今週を過ごしています。というわけで、今回はこの彩りSPについて応募する経緯からライブ後の反省までダラダラ書いていこうと思います。
A.旅の始まり
これは、出来心だった。ここ最近、サークルで同期や後輩が皆IDOLM@STERやその他諸々のライブで「最高!」「行って良かった!」「神セトリだった」……とライブに遠征するたび、口を揃えて唱えていたのだ。元来陰キャで殆どそういったイベントに参加したことのない私であるが、流石に周りが異口同音にそう唱えるのだから流石に気になって仕方がない。
そうして呑気に大学4回生の留年生活を過ごしていたのだが……そこに転がり込むように小生の推しカプである丸山彩×白鷺千聖を含むPastel*Palettes(略称:パスパレ)の単独ライブがあるという話が転がりこんできたのである。
まさかの推しバンドの単独公演である。バンドリというコンテンツをご存知の方はお分かりだと思うが、現在BanG Dream!には6バンド存在する(ARGONAVISを除く)。そのうちRoseliaやPoppin'Party、RASは実際に声を吹き込む声優が生演奏を披露するライブを行っている。だが、それ以外のパスパレ含む3バンドの声優は声を吹き込むのみで、楽器を演奏することはしない。なので単独公演することはまず無く、各バンドのVoがゲストで登場しRAS等をバックバンドとして公演することがある程度だ。
……というようなBanG Dream!のライブにおいて大きなハンデを背負うパスパレが単独公演ですよ?今考えれば物凄い奇跡ですね。こりゃあみた(前島亜美のこと)が死ぬほど勿体ぶって「超重大発表ですよ!」と言うのも納得がいく……(※このシーン、前島亜美のこの公演に掛ける思いが全身で伝わってくるので彩りSP行った人はハロハピ情報局第27回観てほしいです 観てるこっちが泣きます というか泣いた)
というわけで取り敢えず先行申込付きのきゅーまい*flowerのCDを一枚購入し、当たったらいいな~ぐらいの気持ちで応募した。そして気がついたら抽選日を過ぎており、あれどうなったっけ?と調べたら、見事連番当選を果たしたのである。
お昼寝から起きたら当選してたんだが……どーすんのよこれ pic.twitter.com/H9xRD7CUCR
— 彩りロス (@exp_TKD) November 5, 2019
これぞビギナーズラック。後々入った情報によると、今通っている大学の受験倍率を優に勝る約6倍の応募だったらしい。その結果通りか否か、Twitterで軽く検索を掛けてみるとn枚積んで全落ちしている人も見かけるオチ。嬉しいことには嬉しいのだが、こちとらライブ未経験者。「本当に俺如きが当ててしまってよかったのだろうか……」と、ちょっと困惑した始まりだった。
B.ライブ前準備
というわけで人生初ライブ行きが確定したわけだが、まず根本的に知らないことが多すぎた。まず、オールスタンディングはなんぞや?椅子無いのかよ!という点から圧倒的に無知。また、セブンで発券したところ整理番号1600という数字。キャパ2400のZepp東京でこれは正直しょっぱい。これでは普通に戦ってしまうと負け戦である。ならば……『情報を制する者は世界を制す』という格言があるではないか。そうだ!情報を掻き集めよう!
……というわけで、サークルやバイトの仲間に徹底的に「ライブってどんな感じ?」と聞いてまわり、なんとかイメージを掴んだ。手に入れた情報をまとめると以下の通りである。
・楽しい
・ライブがあると思うと人生頑張れる
・とにかく楽しい
・オルスタは頑張れ✋
マジで情報量皆無である。ライブに頻繁に出掛ける知り合いの何人かにライブってどう?って聞いてみたが、口を揃えて滅茶苦茶楽しいぞ!と言われる始末。とても分かりやすい感想ではあるのだが、どうしたらいいの?って聞いても「頑張れ✋」と言われるオチ。圧倒的に人望が無い。悲しい。
さて、これで現地で迷惑かけてしまったらオハナシにならない……ので、ネットで「初めてのオルスタ」の類いの記事を巡回してなんとかした。まあ内容は強ち間違ってなかったので良かった……ような気がする。
取り敢えずこの記事を読んでいるオルスタ初心者の皆さんには、「必要最小限の装備で突っ込め」とだけ言いたい。その情報だけあれば楽しめる……はずだ。あっ、身長だけはあればあるほど有利だと思います……
あと、年末に一回チケット失くした。丸山彩に会えなくて俺死ぬのか……って思ってたら、クリアファイルからポロッと出てきた。泣いた。この彩りSP関連での初泣きはここでしたね。チケット見つからなかったら一生後悔してたと思うので、マジで見つかって良かった。
C.vs彩りSP
まず、彩りSPに参戦していない方は下の映像を見てもらいたい。
この映像は140分程度のライブの美味しいところでも最も美味しいところをかい摘んで纏めている動画である。多分彩りSPの良さはこれだけでは伝えきれないが、これで雰囲気でも掴んでもらいたい。早く円盤化してくれ頼みます。
さて、ここで前島亜美さんのツイートを一つ引用させてもらいます。
#彩りSP #彩りSPまでの道
— 前島亜美 (@_maeshima_ami) January 6, 2020
本番まで、ちょうど3週間。#タウまる Tシャツでリハ始め✨
セトリ順に通していたのですが、今のパスパレができる最強のセトリなのではと思いました...!
皆さん、守備範囲広く予習をお願いします✨皆さんの声援も含めライブですからね!楽しみ✨ #バンドリ #ガルパ pic.twitter.com/Q4sPxFN2RF
「今できる最強のセトリ」……???果たしてそんなものは存在するのか?そもそもライブの曲の順番で価値が変わるのか?とライブ前までは思ってた。だが、その"最強"のセトリは存在していたのである……!
というわけで、各パートごとに追っかけていこうと思います。パートごとに温度差があるのは許して下さい。
-1.開演前注意
まだ始まってもいないのだが、当然ライブ会場なので開演前に諸注意事項が流れてくるわけだが……丸山彩ボイスで「モッシュ・ダイブなどはお止め下さい」という音声が流れてくるもんだからもう涙腺崩壊。早すぎか?って言われそうだが、丸山彩の実在性が心の中で急上昇したので仕方が無かったんだ。いや、生で丸山彩のボイスを聞けるなんてもう耳福ですよ……
0.お手紙パート
本来パスパレは5人バンドだ。Vo.丸山彩を筆頭にGt.氷川日菜、Ba.白鷺千聖、Key.若宮イヴ、Dr.大和麻弥の5人が揃ってパスパレなのである。だが、今回は特別公演ということで4人はお休み。"丸山彩のソロライブ"という体で物語は始まる。
舞台裏の控室で準備を進める丸山彩が、ガルパピコチックなSDキャラアニメ調でスクリーンに映し出された。『ライブ直前に開いてね!』というメンバーからの手紙を読み始めるのである。おい!なんだよこの粋な演出は!まずは氷川日菜,、白鷺千聖の手紙と読んでいく。氷川日菜の手紙の文章は見つけることが叶わなかった(確か『噛まないでね!』的な文章だった)が、白鷺千聖の手紙の文章を書き留めたツイートを見かけたのでここで引用させて頂く。オルスタなのにその場で書き留めようと思う意志、普通に凄すぎます……圧倒的感謝。
ライブ開幕の白鷺千聖の丸山彩への手紙、困惑しながらも文面を必死に全部メモしていたのですがメモを取る俺の腕が確かであれば確か……こんなはずだった……当然ところどころ間違ってるとは思いますが大筋はこれの筈……えっっマジでこんなこと言ったの千聖白鷺???!愛しすぎでしょ彩丸山の生き様を pic.twitter.com/TPwn1W1weh
— えんびたんさん (@AVE_EEE) January 27, 2020
その、冒頭で語った通り私はあやちさのオタクなので、白鷺千聖の達筆な文字を見た瞬間、ブワって涙が出てきました。いよいよ本番に向けて緊張も相まって余裕が無いはずの丸山に対して、文面で『努力を教えてくれたわよね?』『信じています』とプレッシャーをガンガン掛けつつも、結びで丸山のことを思う白鷺。正妻・白鷺千聖の堂々たる立ち振る舞いにもう感極まり。白鷺が『信じています』って言うんだよ?あの白鷺に限ってありえない、耐えられるわけねぇだろこんな演出。ここで初めて号泣しました。まだライブ始まってねぇよ。
続いて大和麻弥と若宮イヴの手紙も読み上げられカンキワマリ。生憎内容は覚えていないのだが(ごめんなさい)、それぞれのメンバーがそれぞれの言葉で丸山彩という存在を応援していた。これぞ丸山彩という人柄が為せる業だな……と感銘を受けていると、SFチックなイントロが流れ始めた。おい、いきなり、ウソだろ???
1.ワクワクmeetsトリップ
ここでもう一度まとめ動画の冒頭を御覧いただきたい。
バンドリ!ガールズバンドパーティーをプレイしている方なら、よ~~~くご存知であると思うが、ワクワクmeetsトリップは大人っぽい丸山彩の独特な台詞パートから始まる。原曲ではこのような台詞で曲が始まる。
皆様、ようこそ私達の世界へ。
遥かなるミュージックの旅を、どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
恐らくこの曲はイベントストーリー「地底人☆お届け大作戦!」の劇中で作る映画の主題歌をイメージして作られていると思うのだが、この映画の世界へ惹き込むためにこのような台詞を入れていると考えられる。だが、今回の公演ではこのようにアレンジされたのだ。
皆様、ようこそパスパレ特別公演へ。
遥かなるミュージックの旅を、どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
俺は唸ってしまった。『天才か???』 今までライブでお披露目されたことのない曲にアレンジを加えて先頭に突っ込むのである。セトリを考えた人は頭のネジが吹っ飛んでいると思う。この冒頭だけで、パスパレの持つ世界観に会場全体が引っ張られていった気がする。
さらに、最初の間奏でも前島亜美による独自の台詞。ボルテージはガンガン上がっていく一方だった気がする。すげぇ。ちなみにこの曲、個人的にドツボな曲だったので最高すぎた。というか、丸山彩がステージで踊っていることに感動してて正直何も覚えていない。勿体ないことしたなぁ……でも、丸山彩が画面から飛び出てきたんだから仕方ないです。いや、思ってた5000倍丸山彩だった。
ということで、ブシロードはワクワクmeetsトリップを3月発売になんてしないで今すぐ発売してほしい。今すぐヘビロテしたいんじゃ。あとコールも入れたい。
2.パスパレボリューションず☆
パスパレ初期楽曲の一つ。個人的にそこまでツボに嵌るタイプの曲では無かったが、コールが結構多いなぁ……と思って、ライブ後覚える為に聴きまくった結果ハマってる。多分綺麗にコール入れられるようになったら滅茶苦茶好きになりそうなので、次のGWのメラドライブまでに暗記します。
余談なんですが、今回のライブで初参戦キメるまで「コールなんて合わせておけばおk」と思っていましたが、これは全然違いますね。自分で合わせに行かなきゃ楽しさ半減することをとても痛感しました。少なくともパスパレの楽曲だけでも完璧にせねば……GWのメラドでは全6バンド出演するわけだし……
2.5.MC①
丸山彩として舞台に立つ前島亜美。まずはパスパレのメンバーについて軽く紹介するわけだが、「天才ぃ〜子役の〜〜?」って白鷺千聖を真っ先に溜めを入れて紹介したのに対して、他のメンバーが「ルンっ♪やフヘヘやブシドー!なメンバーが……」と軽く流していた。流石にこの温度差には笑ってしまった。あやちさいいよ。
あと、『お水を飲むとき「いいよ~」って言って下さい』という点がすごく好印象。その後の観客の一体感も好印象。最初は滅茶苦茶綺麗に揃ってましたね。後半になるにつれて段々ズレていったけど。
その後、「パスパレ初期の楽曲をやります!」という台詞と共に、再びセトリを進め始めた。
3.しゅわりん☆どり~みん
言わずとしれたパスパレの代表曲。もうこの曲も盛り上がれないわけないよね。いくらコール未履修の俺でも「しゅ~わしゅ~わ どり~どり~みん Yeah!」のところは分かったので入れた。やべぇクッソ楽しい。
この曲ではサビでシャボン玉がばら撒かれて、すごく幻想的でついうっとりしてしまった。あれはパスパレの可愛らしさと曲のイメージを現実世界にに延長する憎い演出だった。ああ、やっぱり丸山彩ってアイドルなんだな……って思った。まぁ当然軽く泣きましたね。それにしても、前半でこんなに勢いある曲使って大丈夫なのか?と思ったりしましたが杞憂だった。Pastel*Palettesの楽曲の幅広さは1年前の比では無かった。
4.はなまる◎アンダンテ
前島亜美が「はなまるアダンテ」と噛んでしまった曲(そこか???)。この曲はイベントストーリーを読んでこそ映える曲なので、まだパスパレのイベスト読んでない人は読み直してほしい。ちょっと涙腺緩みましたね。
それにしても、カメラに向かってはなまる描いていたって本当かよ?スクリーン観てなかったんで分からないんです……ファンサービス旺盛すぎでしょ。
4.5 MC②
ここでついに「カバー曲初解禁です!!!」という前島亜美からの宣言が!話によると、彩りSPの企画の初期段階から会議に加わり、『皆さんの為に勝ち取ってきた』り、『無理を言って通してもらった』りしたらしい(多分これには色々な意味が込められている)。前島亜美のやる気凄すぎるよ……その勝ち取ってきた曲が、最初のカバー曲だそうで。「最近、本家に伝授してもらいました!」と言い始めるものだから、あっバンドリちゃんねるのあの曲が来るんですね……と一気にテンション上がりました。
5.Baby Sweet Berry Love
この映像の前島亜美に丸山彩のステージ衣装を脳内合成してコール入れれば彩りSPの映像を復刻できますよ!!!!
……という冗談はさておき、この動画の続きで「披露できたらなぁ……」という発言をしており、念願叶って満を持して披露していた。凄い。
高校時代の試験打ち上げカラオケ耐久修行の頃からこの曲をよく耳にしていたので、こうやって推しのバンドで聞くことができるとは思わなかった。感無量である。というかこの曲まだフル音源化されてないのかよ。バンドリのカバー曲フル音源化が死ぬほど遅いのは玉に瑕である。
6.世界は恋に落ちている
この曲もいい曲ですよね(難易度23だからあまり聴かないけど)。で、とにかくヤバかったのはCメロ前の「ねぇ、好きです」のところ。とにかく破壊力が半端なさ過ぎてその後1分の記憶が消し飛んだ。その言葉、白鷺千聖に向かって面と向かって言ってほしいです。(この時のスポットライト、パステルイエローだったらしい 意味深)
それにしても、この曲ぐらいしかセトリにゆったりとしたペースの曲無かった気がするし、それ以外の曲は殆ど激しい踊りを要求されてるわけだが……本当に良く体力持つな?????流石、人生をアイドルに捧げているだけありますね……尊敬します。
7.Fantastic Future
これまた当方が大好きなカバー曲の一つ。当然高校時代のカラオケで覚えています。パスパレのカバー曲にはちょっと無理してる楽曲がいくつかある(≒丸山彩が分裂してる曲)のですが、ちゃんとそれらの曲を外してきているのは偉い(?)。というか、変猫って7年前のアニメなんですね……時代の流れは速すぎる。
以上のカバー3曲で盛り上がったところで、前半戦終了。衣装は初期のパスパレ衣装である「ステージ」仕様でした。なるほど、だからこんなに初期曲が前半に固まっていたわけね。
ということでやっと折り返し地点。ホンマかよ……(既に6000文字近く) 丁寧に読んでくださってる方ありがとうございます。
7.5.あみたの販促コーナー
あみた(前島亜美)の休憩がてら、スクリーンで前撮りしていた物販の紹介動画を10分弱流すコーナー。アクリルスタンド破壊したり、噛んだり、命名したり……
なお当然の如く現地の物販は売り切れ続出だったらしく……まぁ、ライブは物販が命という話を聞いたので、ボクもちゃんとLV物販でキンブレと山Tとラババンとクリアファイル買いました。売り切れていたパンフは通販で購入予約済み。必要経費なのでいいんです(キリッ
ちなみに宗教上の理由で、フルグラ系は苦手なので事前に山T(白)を購入して参戦しました。だって、推しカプの間に割り込むのはちょっと頂けないじゃないですか……(面倒くさい百合オタク)(これだから百合オタクは嫌われるんやぞ)(推しに金を貢げ)(なぜここで言う必要がある)
8.天下トーイツ A to Z
ドリームイルミネートの衣装に着替えて再登板。と聞こえてくるのは……おっ、いつもの効率曲のイントロじゃん、ぶち上がるぞ~と思ったら、永遠にベースのイントロがループするんですよ。否応が無く期待と不穏がマシマシになります。なんだこの雰囲気は……?
丸山彩「ここでスペシャルゲストをご紹介します!」
おっ……おい、ウソでしょ……まさか……
丸山彩「若宮イヴちゃんです!」
ウソだろおおおおおおおおおおおい!!!!!!!(テンション爆上げ) いや、本当のところを言うと、彩りSPの一ヶ月くらい前から(スペシャルゲスト来ないかな……)ってずっと思っていたんです。同期に何度か愚痴ってました。だけど、冒頭のお手紙で「これでゲストで来ちゃったら矛盾するし絶対来ないやつやん……まぁそれでも楽しいからいいかぁ~」とかてっきり思ってたんですよ(実際果てしなく楽しかった)。そんなところにこの登場、全くの不意打ちです。完全に運営の手のひらで遊ばされている。心が過去最大級に揺さぶられて本日2回目の号泣。いや、こんな始末受けられて耐えられる人いるか?????最高の演出を食らって爆発しました。滅茶苦茶大声で「パスパレ入魂バーン!!!!!」って言うつもりが、泣きすぎて声掠れてしまいました。辛い。普段バイトで死ぬほど声出してるのに、肝心な時に全然声出なかった……
でも本当に、この2人のツインボーカルをこの曲で聞けて良かったです。ガルパを始めて一番最初にハマった曲がこれだったので、本当に思い出が深いんです。無理、現地で聴けてありがとう…………………………………というお気持ちでいっぱいです。会場死ぬほど盛り上がってた。コールも物凄く威勢が良いし、飛び上がってる人もそこら中に居てめっちゃ面白くて一体感がありました(?)。若宮イヴ役の秦佐和子さんに「盛り上がると聞いてましたが想像以上でした」って言われるくらいには。SKE48の現場を観てそう言っているのだから間違いないのでしょう……(笑)
いや、マジで最高でした。ずっと泣きっぱなしで何も覚えてないけど。でも、最高でした。さっきから最高しか言ってなくないか?語彙力の喪失。
でも、イベスト「譲れない想い、燃えるブシドー」では若宮イヴは争いを止める側だったのに、こちらの世界では火に油を注ぐ結果になってしまってるのは面白いですね。それくらい会場全体のテンションがトチ狂っていた。
9.Wonderland Girl
ルンっ♪
……いや、天下トーイツに全部持っていかれて殆ど覚えていないです。日菜ちゃん無しで歌うのは少し勿体なかった気がする。でも、この曲の存在があの"ツインボーカル曲"の存在感を物凄く高めているんですよね。
10.ゼッタイ宣言~Recital~
この曲のミソはキレッキレのダンスとカッコ良くも可愛らしい丸山彩にあるらしいんですが、当方このザマでした。
ゼッタイ宣言のダンス滅茶苦茶良かった!って評判なのに、生のあみたを全く見れなかった。いや、違う。スクリーンモニターさえ俺はまともに見えなかったんだ……
— 彩りロス (@exp_TKD) January 27, 2020
正直な話しますと、物販紹介の後あたりは低身長すぎてマトモにスクリーンを見ることすら叶いませんでした。クソ悔しい。いや、本当に。今回のライブで一番後悔してるところ。他人の感想を見る度に「あと20cm身長があれば……」と悔やんでます。でも円盤化されない限りはどうしようもないので、イベントストーリー「バンドガールズ・オブ・ザ・デッド」の丸山彩を見ることでなんとかします。妙にリアルなのが腹が立つんだよな。というかこれ、あやちさイベじゃん……こころが公認するくらいいちゃついてるって、どういうことですか。
11.ぎゅっDAYS
ここでもまた「おや?」というイントロからのスペシャルゲスト登場!本日二人目のゲストとなる大和麻弥の参戦ですよ!これまたテンションぶち上げ!!!テンションが上がると記憶喪失になる病に罹っているので、殆ど記憶が無いんですよ。皆でこのリズムで手拍子しましょう~って独特のリズムで手拍子した記憶だけはあります。
それと、2番の歌詞ちゃんと聴いたこと無いな、家に帰ったらしっかり聴くか~とか思ってましたが、よく考えたらワクワクmeetsトリップのB面でしたね。ブシロードは今すぐ発売を繰り上げろ。
12.もういちどルミナス
イントロが流れ始める前、「きっと何度でも立ち上がれる……聴いて下さい」という導入の台詞だけで来る曲を察して涙腺が崩壊した。『トリにもういちどルミナスなんて……泣くに決まっとるやん……』 本日の号泣3回目。
あの、パスパレのバンドストーリーは本当に素晴らしいのでご一読頂きたい。この曲に限らず、このライブを最高に楽しむにはガルパのストーリーを深く読み込む必要があるんですよ。パスパレライブに関しては、ストーリー読んでからライブ観たほうが1000倍楽しめる。もしダウンロードしてない人は今すぐダウンロードしましょう。バンドストーリーのランク縛り無くなったし。ふわりとした繋がりだった1章から、この「もういちどルミナス」のストーリーを通して固く結びつく様が在々と堪能できます。あと、白鷺千聖が夢を持つ話、本当にエモエモのエモなので……丸山彩と白鷺千聖の出会いは偶然でしたが、運命的な出会いなんですよ。
話を元に戻そう。この曲は個人的にはパスパレの曲で一番好きな曲で、儚げなメロディの中にアイドルとしての芯の強さを兼ね備えている。この曲の直前のMCで「最後だよ?最後だからね?」というフリで来たのだから、全力で楽しんだ。Aメロの手拍子で合わせるところ、好きすぎる……
どうしても生で聴きたかった曲の一つを聴けて感無量。イントロから涙腺ダム大決壊で大洪水ですよ。あの仲違いの末にこの世界線があると思うと、もう心の底から世界に祝福したくなるじゃないですか。
というわけで、盛大な拍手の中一旦退場。5分弱に及ぶ長いアンコールの後、再び「前島亜美」として舞台へと舞い戻ってきました。と同時に……
12.5.ビデオレター&"丸山彩"に捧げる思い
いきなりスクリーンにドーンと映し出される、白鷺千聖演じる上坂すみれのビデオレター。間髪入れずにいきなり上映され始めたので、流石に腰抜けますよ。どうやら前島さんもこれは聞いていなかったらしく、ただ応援メッセージを聞いて感涙するばかり。そんなん泣くに決まってますよ……パスパレスタッフ有能すぎる。
最後に、「いつも通りの『丸山彩』で居なさい」という台詞で締めくくりエンド。そのセリフを発言する姿はさながら白鷺千聖。推しカプが間接的ではありますが、目の前で対峙する瞬間に号泣不可避だった。
次に映し出されるのは氷川日菜演じる小澤亜李さん。立て続けにサプライズでメッセージが来るものだから、もう恐れおののいてただ聞くことしかできなかった。
これで不完全ではあるものの、パスパレメンバー演じる5人がこのステージに集ったことになった。「ソロライブ頑張ってね!」と冒頭で言っているのに、結局5人集まっちゃうんだもの。『ああ、やはりパスパレは5人集まらなきゃダメなんだな……』と常々痛感させられた。
なんとか涙を拭い「ちょっとお話させてもらってもいいですか?」と喋り、吐露し始めるのは前島亜美が丸山彩に捧げる想い。余りにも強烈で、眩いほどに輝くその想いで会場が照らされた。
(01:17~より再生)
この前後にもかなり語っていたが、最も肝心なところとも言える動画内で語っている。これでも、丸山彩に対して懸ける思いのたった一角である。その内容だけでも、ここに書き留めよう。
丸山彩という人生に、アイドルに出会って、やっぱり夢を持つことって本当に素晴らしくて、アイドルって本当に素晴らしくて、凄く心からの願いとか努力とか想いは、人の心を動かすんだな、っていう風に凄く思いまして。
丸山彩ちゃんが私自身、そして私の人生も変えてくれたなって思いますし、また私に彩ちゃんが夢をくれたなっていう風に、心からそう思います。
丸山彩という人物はあまりにも努力に一途で、それしか取り柄が無いと思っていて、それでも人に夢を与えられるよう努力を怠ることはない。アイドルの夢から段々と遠ざかりつつあった時期も、努力に裏切られそうになっても努力を欠かすことはなかった。その結果、紆余曲折を経て彼女はこのステージを、そしてPastel*Palettesというかけがえのないアイドルバンドを手に入れたのだ。
その丸山彩の人生に最も魅入られた人物の一人が、声を吹き込む役を果たす前島亜美である。我々観客よりもずっと近い立場で丸山彩という人物を見続けている彼女だからこそ、そして丸山彩と似たアイドルに明け暮れた青春時代を過ごしてきたからこそ、有り余る強い言葉で我々観客に訴えてくるのだ。
このライブ中のどこかで丸山彩について語るとは思っていたが、ここまで堂々と丸山彩について語るのは流石に想定外であった。私めは手を握り合わせ、神の啓示を受けるかのようにじっと聴いていたし、他の観客も静かにその想いの熱さを享受していた。
この語りから繋ぐのは、前島亜美がパスパレ楽曲でも最も好きな曲、そして丸山彩の人生をパスパレメンバーと共に語りあげるこの曲であった。
13.ゆめゆめグラデーション
まず、この曲について前島亜美さんのツイートを引用する。
最強の、神曲だと、思っています。
— 前島亜美 (@_maeshima_ami) November 11, 2019
“丸山彩の人生”
彩ちゃんの想いを、パスパレの想いにのせて、歌詞から受け取ってください(*ˊᵕˋ*)✨ #バンドリ #ガルパ #パスパレ https://t.co/d0NQBc2NAa
アンコール一曲目に引っ張ってきたのは、"丸山彩の人生"を詰めに詰め込んだゆめゆめグラデーションである。今まではshort ver.のみの公開だったが、今回は初めてのフルの公開となった。確かにshort ver.でも凄く丸山彩を強く勇気付ける曲であった。前島亜美が絶賛するのも納得がいく。だが、「最強の、神曲」たる所以はその程度ではなかった。
#彩りSP #彩りSPまでの道
— 前島亜美 (@_maeshima_ami) January 27, 2020
「何があっても絶対にめげない、諦めない!どんな時だっていつも笑顔っ!」
丸山彩の人生には、大切な言葉がありすぎるから、MCの内容もギリギリまで考えていました。言葉は届いたかな。
「ゆめゆめグラデーション」
フルを聴いたら、余計泣いちゃうよね。 pic.twitter.com/F7yXuCmGws
メンバー4人が「Keep, going!」と突き進むことを促し、丸山彩が努力でそれに応えて前進したその先、落ちサビに待つのは憧れのアイドル、Marmaladeの「あゆみ」さんであった。幼少期以来、何年も追いかけてきたその背中を超えてみせると宣言をしたあの日、あの約束がこの歌詞に込められている。
――この歌詞を見た時、もう目を擦らずにはいられなかった。あの約束を歌詞にしてファンに届けるという行為は、いわば宣誓である。二人の間で交わされた約束は、新たなる目標となって丸山彩を前進させるのだ。そして私達は、どんな壁が立ちはだかろうとも『最後まであきらめない』丸山彩の生き方に、否応がなく惹きつけられるのだ。そしてこの楽曲は、これからのPastel*Palettesの道しるべとなる、「最強の、神曲」なのだ。
14. Y.O.L.O!!!!!
ゆめゆめで大号泣して丸山彩の人生……という気分になっていると、先程スペシャルゲストで登場した麻弥・イヴがステージに再登壇。この3人で果たして何をするんだ???前島亜美からも「何が聴きたいですか〜?」と聞かれる始末。個人的にはゆらゆらが聴きたいが今回は千聖先輩が居ないので……となると鯖ネギ?それとも、新たなる新曲? と、聞き覚えがあるようなないようなイントロが。お、おい、う、嘘だろ………………(本日n回目)
3人で歌い始めたのは、まさかまさかのAfterglowの楽曲「Y.O.L.O!!!!!」。ペンライトの海が一瞬で赤に染まっていき、会場は大盛り上がり。ガルパ初期のイベスト「紺碧、星煌めいて」でAfterglowがパスパレに提供した楽曲という設定はあった。だが、今まで凡そ3年近くも、音源化されるどころか披露すら一切無かったのである。もう運営は忘れているんじゃないか……と思われていたところでの特別バージョンの披露であった。
パスパレは可愛げな雰囲気の楽曲が多い中、ロック調のこの楽曲はパスパレの新たなる可能性を導き出したと思う。いや、マジでアツすぎて記憶が全部消し飛んでます。
15.きゅーまい*flower
大トリを務めるのはもうこの曲しか無いだろう。とにかくパスパレらしさが詰まっているThe・アイドル曲である。これもまた開演前から物凄く楽しみにしていた楽曲の一つであった。その魅力は、ライブ・パフォーマンスで更に磨きが掛かっていた。
(01:56~より再生)
オーラスの曲で有りながら全然バテる様子が見受けられず、寧ろキレッキレのダンスを披露していた。そう、そのダンスが本当に見ものであった。
(きゅーまい*flower中、画面と演者でシンクロするダンス)
何を隠そう、丸山彩が二人居るのである。きゅーまい*flowerを披露している間、背景のスクリーンには「BanG Dream! FILM LIVE」で描かれたこの曲の場面が上映されていた。その映画内の丸山彩と、前島亜美演じる丸山彩が完全に一致しているのである。その恐ろしいほどのシンクロ率は、正に「丸山彩が画面から飛び出てきて踊っている」と言えるほどのもの。
何故これまでにシンクロ率の高いダンスをしているのか。それは、この映画のキャラの振り付けを制作する際に、前島亜美のダンスの動画を参考に描いたからだろう(参考:ラッシュルーム Roll.93)。手付けで制作したとのことなのでかなり映画内のダンスはキレ味が良い。だが、前島亜美は更に鍛錬を重ね動きにキレが掛かっており、完全に一致、もしくはそれ以上の再現度であった。あまりの丸山彩の実在性の高まりに感情爆発である。二次元アイドルキャラクターによるリアルライブの極致とは、果たしてこういうものではないのだろうか?
そして落ちサビから一旦タメが入り、「今日はありがとうございました!」とという声と共にばら撒かれる銀テ。ここまで来るとアイドル・丸山彩は実在するんだ……と思わざるを得ない。もう、本当に、最高の盛り上がりで感無量でした。
その後、彩りSPに向けた練習風景や打ち合わせを纏めたエンドロールが再生され、今回の公演は終了。感動と驚きと最高が目一杯詰まった初ライブを終え、しばし会場で放心状態と化していたのであった……
Pastel*Palettesが、、、大好きだーーーーー!!!!!
D.ライブを終えて……反省点とか
最初は丸山彩に会ってみたいな、ぐらいの気持ちで申し込んだはずだったのですが、結果的には1万文字を優に超えるくらいの熱量をもたらしてもらいました。あの、本当にここまで楽しいとは思わなかった。アイドルが舞台で演じる、それを観客が合いの手を入れる。その単純なコミュニケーションがここまで一体感を引き出して楽しめることができるとは思っていませんでした。尋ね回った知り合いの人たちの言葉は何も間違っていなかった。疎い質問に答えていただき有難うございました。
丸山彩がステージで踊るだけ……でなく、スペシャルゲストやフル尺大公開、カバー曲、想定外のYOLO等サプライズの連続で……とにかく最高!と唱えまくってた一方で、結構後悔してる点が1つだけ。既に言ってはいますが
身長の問題
大体3柵目辺りに立っていたのですが、私めだいぶ身長低い(女子の平均身長より低い)ので幕間以降前島亜美の姿が全然見通せず。極稀に頭の隙間からチラッと見えって、物凄くテンション上がったりする程度には影に隠れていました。結果的にスクリーンの文字演出とかダンスとか見ることが全く叶いませんでした。この辺りは感想ツイートを物凄く参考にさせてもらいました。
ペンライトを振ったりコールを入れたりで楽しんでいましたが、やはり全てを堪能しながら楽しみたいところ。次にオルスタで参戦する時には、シークレットブーツなり立ち位置なりを駆使して全力で楽しみたいところです。初めてに失敗はつきもの、ということでここばっかりは諦めてます。身長低いの初めて後悔した。小学生に戻って毎日牛乳1L飲みたい人生だった。
というわけで、もう本当に感無量のライブだったわけですが、やはりこればっかりはどうしても「次こそは……」と思う要素が一つ。多分皆さん思っていることなんですが……
「Pastel*Palettesメンバーの一部不在」
ブシロード様、お願いします。今回スペシャルゲストで麻弥とイヴを参加させることができたんですから、白鷺千聖と日菜ちゃんも引っ張ってこれないでしょうか。Pastel*Palettesは5人居て初めてPastel*Palettesになれるんです。だから……次のPastel*Palettes特別公演は……全員集めて……武道館でお願いします…… 俺は、推しカプを……あやちさのツインボーカルのゆらゆらを現地で見るまで……絶対に死ねないんだ。(ついでにハピシンと常夏もやってほしいですね)
パスパレライブ!彩ちゃん、あみたさん、お疲れさまでした!!
— 上坂すみれ_official (@uesaka_official) January 27, 2020
そして、一緒に歌える日を楽しみにしています…!(*・∀・*)#バンドリ#彩りsp#上坂すみれ https://t.co/LttQbZXqar
(白鷺千聖もこう仰せになっているんだ、お願いします……)
というかアンダンテ・ワンダガ・ぎゅっDAYS・天下トーイツの各メンバーソングやっておきながら、ゆらゆら"だけ"やっていないのは前島亜美(とパスパレ運営)の強い意志を感じるんですよね。MC②で『無理を言って通してもらった』って発言していたの、ゆらゆらは白鷺千聖が来ないとやりません!ってことじゃないかと勝手に妄想してます。
※今回やっていないPastel*Palettesオリジナル楽曲は3曲です
・SURVIVORねばーぎぶあっぷ
・ゆら・ゆらRing-Dong-Dance
・あっつあつ常夏らぶ☆サマー!
あと、前島亜美によるライブへの道のりを纏めたタグ、「#彩りSPまでの道」が滅茶苦茶良かったです……1ヶ月以上前から否応が無く期待値がグングン上がっていくのを感じました。毎日真剣に練習に励む姿をタグ越しに見てて凄く感銘を受けるとともに、ライブがどんなに楽しいものになるのか日々ワクワクを募らせてくれました。
#彩りSP #彩りSPまでの道
— 前島亜美 (@_maeshima_ami) January 27, 2020
今はまだ、完璧に歌えないかもしれないけど、完璧なアイドルじゃないかもしれないけど、過去から今未来に向けて、道を彩れるように、精一杯で、がんばります✨
会場、ライブビューイング、日本中、世界中のパスパレ推しの皆。
みんなの声援で、支えてね。
よし、いこう! pic.twitter.com/nsqJ0tQQYK
もう、このツイート内容、既に丸山彩が"宿っている"じゃないか……
やはり、あのステージには丸山彩(の魂)が居たんだ……
E.余談
ライブが終わってから3日ぐらいはライブロスでマジで何も手が付かなかった。取り敢えず、何かしようにもふと丸山彩を思い出してホロッと泣いてしまう日々。この気持ちを何かにぶつけないとやっていられなかったので、手始めにTwitterでポエムツイートを連発してた(筆者は感情が高ぶるとポエムを連発する癖があるらしい)。
とかあやちさ妄想ツイートしてたらサークルの後輩の葱々君から「言語化できるの羨ましい、なんか書いて」って言われたので調子乗って無限に書き連ねました。それとアイマス良く行く高校の後輩のライブレポ読んでてUOポキポキ折っていく様が面白いな、自分でも書きたいなあと思っていたので良い機会でした。人生で行ける初ライブは一回ポッキリなので、その思いを留めておけるという点でも美味しいです。
執筆する際に、強いあやちさユーザーさんたちを始めとする彩りSP参加者のTwitterの感想を参考にさせていただきました。皆さんここまで駄文をのんびり読んでいただいて有難うございましたあやちさは結婚。
前島亜美に丸山彩の魂が宿るのを、見たんですよ……
最高のライブを、ありがとう。