自分の強みとは?探る為に自分史をつける①カオスな家に産まれた
今、フリーでやっているネイルとまつ毛パーマ、マツエク、眉毛のサロンを本格的にやっていこうと模索中である。
現在37才。良い場所に巡り会ってしまい、思い切ってやるには最後のタイミングかな、と思っている。
なんでもとにかくやってみるのが私の常。
今日はサロンコンサルのYouTubeを見ていたら、
自分の強みが何か考える=ターゲット顧客を絞る
→ターゲット顧客に合った集客方法や発信をする。
というのが必須らしく、
『強み』というのは単に自分の得意な技術の事だけではなく、人間性からもヒントが得られる様なので、
せっかくなので生い立ちから思い出して書いてみようと思った。
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生まれは静岡県。
のんびりした人が多い地域。
父親の生家で祖父母と兄、弟、妹と育った。
母から聞いた話だが、私が生まれる前からカオスが始まっていた、、、
父はちょっとした地主であった祖父(山とか持っていたらしい)とそこに嫁いだ祖母とに、見事に甘やかされ、というか放置され育ち、
偏差値も最低くらいの高校卒が最終学歴であり、人としても何か欠けている人だった。
父は外面の良さだけで生きてこれた様な人間で、
母は見事に騙されて結婚し、すぐに兄が生まれたそうだ。
結婚して間も無く、父の本性が現れ出し、
仕事が続かず、寿退社していた母は専業主婦にはほとんどなれず、また幼い子供がいる事で正社員にもなれず、飲食店のパートと子育てを両立する生活が始まった。
結婚する時、経済的にはごく一般的な家に生まれた母は周りから、玉の輿、などと持て囃さらたらしい。恐らく母もまんざらでらなかったのだと思う。
結婚式はお色直しが和装洋装で3、4回あり、今思うと芸能人かい、という程の豪華な式を挙げ、これからどんな裕福な生活が出来るのだろうと思っていたのかもしれない。
その期待が数ヶ月で砕け散った事、
その予兆は新婚旅行から現れていた事、
物心ついた頃からよく聞かされていた。
母は私が友達にいたら、正気になれよ!
と言ってやりたい位の乙女心の持ち主で、
母は私が産まれたら変わってくれるかも、という期待の元、私を産んだという。
(同じ理由で状況は悪化するも最終的に4人兄弟となる、、)
母から聞いた、父がいかに父性のない人間だったのか・子供のままだったのかを印象付けるエピソードとして、
母から頼まれて0才の首が座っていない私を任されようとした瞬間、父はしっかり抱っこが出来ずに私を床に落としたという。
それでも何もなく丈夫に育った私、強。
父は今の時代なら逮捕されていたであろう程のDV親父でもあった。
ある日、母が私と二人でお風呂に入っている間、当時4か5才だった兄の事を、生意気な口を聞いたと言う理由で、兄の人相が変わってしまう程顔を殴った事があると言う。
さらにカオスな事に、それを横で見ていた祖父母もしつけだと言い止めなかったらしい。
母は父親がいる場所に息子一人を残してしまった事を後悔したとの事。
父は癇癪持ちであり、相手が幼い我が子であってもボコボコにしてしまう様な、鬼畜だった。
そんな環境のせいもあり、私は気づいた時には他人の顔色や空気を読み、相手が望む行動をとる、という能力がずば抜けた子供時代を送る事になるのであった。(②に続く)