喜如嘉の七滝
喜如嘉の七滝に行ってきた。
七滝のことは全く知らなかったが、知人が
「大宜味村の七滝はおすすめ。空気が違うよ」
と勧めてくれた。
一人で長距離運転するのが不安だったが、
出発前日の夜からなぜかふとした時に頭の中に滝が浮かんでくる…
出発当日の朝もやはり何度も滝が頭に浮かぶ…
これは行くしかないと決意。
道中、大宜味村に近づくにつれて海岸線の道路は海も山も非常に近く、
大自然の雄大さに圧倒されて少しずつ恐くなるも、
やっとのことで喜如嘉地区に到着。
滝へと続く道路はさらに細くなり、共同売店や昔ながらの家が並び、
まるで別世界に迷い込んだようだった。
さらに進むと車1台ギリギリ通れるほどに道が狭くなり、
いよいよ入り口の鳥居に到着。
やっと着いた、と車を降りた瞬間、これまでとは全く違う空気感。
清らかで冷たくてすぅーーっとした感じ。
特別な場所に来たことが分かった。
鳥居をくぐり、御願所に立ち寄りご挨拶。
そして本大本命の滝。圧巻。
帰ろうとすると足元の近くで1羽の蝶が地面で
羽をパタパタ。
少しの間見ているとなぜかもう一度きちんと間近で滝を見たほうが良い気がして、鳥居にお辞儀をし、滝のすぐそばまで戻る。
勇気を出して滝の間近まで行くと、今まで味わったことのない
清々しいひんやりとした厳かな空気感。
自然と滝に向かって手を合わせ、
『ありがとうございます、ありがとうございます、感謝します。』
自然と湧き上がる感謝の気持ち。
まるで自分の心と自然が一体化しているかのようだった。
帰り道に大宜味村の道の駅で『七滝の水』を購入し、
展望台の上から美しく輝く大宜味村の海を眺めた。
次はどこへ導かれるのだろうか。楽しみだ。
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