![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44589085/rectangle_large_type_2_aee2e61e31c4eafc07ade23caa91ab1c.jpg?width=1200)
iPad+無料アプリでどこまで動画編集できるか試した話
どうも。エイムズのシーズンが始まって他のゲームをやる暇がないぐらい忙しい,ありあなです。
と言ったものの,残念ながらエイムズの話題ではありません。気が向けばまた今度書くかも?
タイトルの通りですが,今回はiPadで動画編集してみた,という企画です。
しかも無料アプリ縛り。
PC無いけど動画編集したい人や,どのアプリ使えばいいか分からない人に役に立てたらと思います。
使ったもの&出来たもの
使ったもの
・Adobe Premiere Rush
・Vrew
・ibisPaint
(・キーボード&マウス)
出来たもの
順に見ていきましょう。
Adobe Premiere Rush
PC向け動画編集ソフトPremiere Proを開発しているAdobeがiOS,Android向けにリリースしている動画編集アプリです。
このアプリは書き出し自体に制限はなく,また無料動画編集アプリにありがちなウォーターマークが入りません。
目立った制限としては
・Adobe Cloudにプロジェクトファイルをアップロードできない=ローカル保存しかできない
・テキストのスタイルが決まっている
iMovieみたいな,自由度の低いテキストしか入れられません。
また,キャッシュが非常に溜まります。アプリにキャッシュを削除という機能がないため,アプリ自体を削除しなければなりませんが,アプリを消すとプロジェクトファイルごと消えます。無料版だとローカルにしかプロジェクトファイルを置いて置けない。かなり悩ましいです。
私同様,64GBのiPadを使っている方は要注意です。
Vrew
主に実況動画などの喋る場面の多い動画を作ろうと考えている人におすすめのアプリです。
今回作った動画は解説動画で,字幕を入れる場面が多く,Premiere Rushでは字幕は決められたスタイルものしか入れられない。
そこで,Vrewの登場です。
AIを活用し,喋っている内容やタイミングに合わせて文字起こしを自動的に行ってくれるアプリです。
お世辞にも,AIの文字起こしは精度が高いと言えませんが,いちいち喋ってる内容を聞き返しながら文字に起こして…とする労力に比べると一度ざっくり出たものを書き直す手間のほうが遥かに楽です。
▲編集画面。自動で入れてもらった文字を修正する形で編集できる。
しかも無料の会員登録でウォーターマークを消せる,無料ユーザーにも優しい親切設計。
更に字幕のフォント,縁取り色変更などもお手の物。なんと1文字ごとに色やフォントを変えることも可能。無料でここまでできるのはなかなかすごい。
しかもほとんどキーボードで編集ができます。なので編集効率がめっちゃ上がります。
ただ,喋ってないところにテキストを入れることはできないので,無音部分に詳細解説やタイトル,図表ビジュアルを入れたりするにはまた別の方法(今回はibisPaintを利用したゴリ押し)を取らなければなりません。
ibisPaint
言わずと知れた有名なペイントアプリです。
お絵描きと動画編集,何の関係が?と思った方も多いことでしょう。
先述の通り,Vrewではビジュアルを表示したり,喋っていないときに解説を表示したいときなどのシチュエーションにおいては多少不便です。
そこで,ibisPaintを使いました。
こんな感じのビジュアルはibisPaintで作りました。
ibisPaintで文字や画像を貼り付け→透過PNG形式で書き出し→Rushで読み込むという手順で表示させます。
キーボード&マウス
VrewやRushがキーボードショートカットをサポートしていたこともあり,7割近くキーボードでの操作で編集が出来ました。
Twitterやブラウジングでもショートカットが使えるアプリが多く,買って良かったと思っています。ただ,純正のカバーキーボードは非常に高い上にあのペタペタした打ち心地がどうも気に入らないので,Ankerのウルトラスリムキーボードを購入しました。見た目がMacのMagic Keyboardそっくりです。
そういえば,いつの間にかnoteもiPad対応してましたね。何より,横向き画面で書けるのが快適です。今まで横向きで書けなかったので,メモアプリで書いてからコピペしていました。アップデートで手間が省けて快適になりました。
もちろん必須ではないので,必要なければ買う必要はありません。
▼公式サイトリンク
Anker ウルトラスリムキーボード
ELECOM 5ボタン BlueLED Bluetooth
マウスは一年ぐらい前,キーボードは最近購入しました。
最近はiPadのノートパソコン化が急速に進んでおり,かつBluetoothキーボードマウスも安くなってきているので,ぜひこの機会に使ってみるのをオススメします。
できること,できないこと
できること
カット編集,字幕,ビジュアル,BGM,トランジション,明るさ調整など一通り動画に必要な動作はこれらのアプリの組み合わせで可能でした。
正直無料でここまでできれば及第点じゃないでしょうか。
できないこと
一番困ったのは音声の編集です。Rush上での音声の調整は有料プランなので,使えませんでした。
というより,VrewからRushという編集方法を取っている以上,いくらRushで音声編集が出来ても,手間が増えてしまうので,出来ないと割り切るしかないですね。
まとめ
今回はiPad編集の実用性を試しました。無料アプリのみという縛りがあったにも関わらず,想像以上の出来だったので,正直驚いています。
とはいえ,まだまだPCと比べて出来ないことも多いので,今後もより良い方法を模索していこうと思います。
この記事が役に立った,よかったと思っていただけたらスキボタンをポチッと押して行ってください!めちゃくちゃモチベーションにつながります!
また,今回記事を書くにあたり協力していただいたボア王さんの他の動画もぜひ見ていってください!他の動画も非常に良い動画となっています!