子供から学んだ英語
私の知らない単語を使うようになってきた娘。
イギリス英語はアメリカ英語とも違うので、日々娘から学んでいます。
イギリス英語といえば
"loo" (ルー)
主に、
"May I go to the loo?"
と使われます。
最初は何のことか分からず、フランス語でルーは、オオカミという意味なので、なぜオオカミに行くの?と。ちなみにフランス語のスペルは、"loup"ですが、こちらはloo
ルーは、なんと、トイレのこと。
子供の使う言葉かと思いきや、
レストランにも"Loo"と表記があったので、一般的に使うようです。
イギリス英語ではないですが、
娘のお友達に、
"You are O.P"
と言われました。
これは、
"Over power "
の略で、娘曰く褒め言葉だそう。
おそらく、日本の文房具やお菓子などのお土産をプレゼントしたので、イケてる!と褒めてくれたのだと思います。
この動物、何だと思いますか?
娘曰く、
"Badger" (バジャーと発音します)
という生き物ということ。
バジャー、知らなくて調べたら、
穴熊だそうです。
絵本にも登場してきたり、穴熊はイギリスでは子供たちから愛される動物の一つなんですね。
最後にこちら。
ハロウィンパーティーの招待状に、
"wellies" (ウェリーズ)
とトーチを持ってきて、と記載。
何だろう?と聞いたら、
長靴のことだそう。
イギリスでは長靴を
"Wellington boots"
というとか。これを略してウェリーズ。
ウェリントン公爵が発案した事から、
この名前がついたのが由来。
アメリカでは、rainbootsといいます。
言葉はやはり文化なのだな、と改めて感じています。学問としての言語力ももちろん大事ですが、コミュニケーションのツールとしての語学力を身につけると同時に文化を学ぶことが、不可欠ですね。
子供たちは、文化を学ぶ!と肩をはらずに、
自然と身につけるので、大人は気付きにくい、生きた文化をどんどん吸収します。
娘を通して留学している気分を味わっています。
おまけで、有名なイギリス英語をひとつ。
"Mind the gap "
こちらは、電車のホームによく書いてありますが、
「段差に気をつけてください」の意味。
この言い方はとても英国風なので、Tシャツやキーホルダーなど、お土産にもなっています。
アメリカ英語だと、
"Watch your step "
ですね。
他にも、
elevator(エレベーター)は、"lift"(リフト)
stroller(ベビーカー)は、"push chair"
だったり、日常的な物の名前が私たちが学校で習った英語とは違います。
同じ英語とはいえ、それぞれの国の文化で育まれた言語なんだな、と違いを感じています。
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