風通しさえ良ければ
組織でもなんでも、風通しが良いのが大事とはよく言われる。
「家」においてもそれはかなり大切なことだと思う。
「水」と「空気」は流れが停まると淀むし、淀んでいいことはない。
なのでとにかく開け放つ。
下駄箱、押し入れ、食洗器。
風呂場の窓 に 洗濯機。
できれば風の通り道を作りたいので
2方向開けれるとベストである。
そこで考えたのがシャンパンコルクのドアストッパー。
玄関のドアの隙間を開けておきたいときに 内鍵をしたうえでドアストッパーを挟んでいた。でもそれだと開閉のたびにかがまなくてはいけない。うーん、腰が痛い。
そこでコルクに目を付けた。
しかもシャンパン(我が家が嗜むのは奮発したときでも2000円前後のスパークリングワインですが…)コルクはくびれがあるので紐も結びやすく、ドアにかませるときにもおさまりが良い。なによりも かがまなくていいように紐でつるして使えるのが最高なのです。
万が一誰かが開けようとしたりしてドアストッパーが外れたら音で分かるように鈴をじゃらじゃらとつけてみたら防犯上も好ましい。まるで神社のガラガラ(本坪鈴”ほんつぼすず”というそうです)のようで、スピリチュアルっぽくていいではないか、と気にいっている。
ところで、お風呂と台所の排水溝の蓋を外している。
これは風通しというか、「臭いものは蓋をしろ」の逆バージョンだ。
自分がおおざっぱだと自覚しているので、蓋をしちゃうと開けるのが怖い。大変なことになるのが目に見えている。
しかもこまめに洗ったり、たまには漂白したりとメンテしなくてはいけないものが増えちゃうじゃないか。ならばなくしてしまえ。と蓋を外してしまった。
そしたらごみもこまめに捨てるようになったし、なにより乾いていれば気持ちがいい。
いつぞや、すごい量の金髪の抜け毛かと思ってギョッとしたら、預かっていた子猫がそんなお風呂場の排水溝にすっぽりハマってくつろいでいた。
そんなかわいい子は今は里親さんのもとで幸せに暮らしている。
心も瞳も淀まずカラリと生きていきたいと思うのであります。