![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75466040/rectangle_large_type_2_b1b128fc4b5aa65d1c525115632eb52c.png?width=1200)
やっと元気になってきたよ〜〜〜
こんにちは!あやたかです!
毎日どんな服を着ればいいのか分からない季節ですがみなさんはいかがお過ごしでしょうか🌸
私はここ一ヶ月くらいめちゃくちゃ気分が落ち込んでいてしんどかったのですが徐々に元気になり始めました。今はいつも通りくらい。意外とナイーブなので人生で何度かこんな感じの時期をくぐり抜けており、対処が上手になってきた気がするので文字に起こしてみます。
※いろんなところで「医学生」を自称していますが、このnoteに専門知はなく、色々あって疲れたり元気になったりする20代女性の感想がひたすら書かれています。
1.今回の沈みの原因・経緯
きっかけはヨーロッパでの戦争の報道です。自分が生きている間に世界がこんなことになったことも、それに対して何もできない/していない自分も情けなくてただただ気が滅入っていきました。
世界がこんなことになっていて気分の落ち込みがすごい...
— あやたか🍵 (@ayatulip10) February 28, 2022
でも知らねばならんと思ってアクセスしてしまい嗚呼...
最近何となく認識してきましたが、世界情勢とか目の前にいる方の問題を他者のものとして切り離せず、一緒に抱え込んで辛くなってしまうところがありそうです。
そのほかにも、
タスク詰めすぎて、そこそこ成果も出てきて負荷が上がってきた時期
自分がやらないと他に任せる人いない、という状況
というのは思えばいつも不調に陥りやすいパターンです。
集中力ややる気が続かなかったり、人と話すのが億劫、という状態になっていました。
2.やったこと
自分が不調であることは明らかに感じ取れたので取り急ぎできそうなことをしました。その後も色々思いつくままに色々やめてみたり情報収集しました。元気がないときも、「解決に向けて何かアクションせずにはいられない」という自分の性が感じられてなんとも不思議な気分でした。
ステップ1:明らかな萎え原因を遠ざける
特定の国名やキーワードをミュートしてSNSみる回数減らした
テレビ見るのやめた
ステップ2: 軽めの身辺整理
普段一緒にお仕事やPJしている方々にライトに事情を伝えて業務調整してもらった
英語や統計の勉強など、「一旦やらない」選択をした
仲の良い友人にぴえんで辛い、と話してみた
ステップ3: 専門家へのアクセス
心療内科、精神科に行ったことがある友人にも事情を話して雰囲気を教えてもらった
心療内科に行ってみた
どの方法も、実施後すぐに楽になったわけではないですが、あの時放置していたらもっとしんどくなっていたような気もするので、やはり行動できたことはよかったような気がしています。
3.これまでの沈み期との違い
大学入学直後や休学直前など、数々の沈み期を体験していますが、今回は我ながらあまり体力気力を消耗せずに回復に向かえた感覚があります。今までとの違いを考えてみます。
(1)自分が不調であることを認められた、対処しようとした
年をとったので(!)、
「あの時辛かったけど、まあ逃げた結果よかったな〜」
「何かを諦めても数年経ったらいい感じになってたりするよな〜」
という感覚があり、
10代の頃に抱いていた「常にcheerfulでenergeticで120%の私でいないと!」という感覚から脱出することができていました、いつの間にか。twitterをミュートしたことも、友人に話せたことも、心療内科に行けたこともここに起因しています。
ある程度自信がついたことも影響していると思うので18歳の私に「不調を認めたら?」と声をかけてもどうにもならなかったと思います。これまで自信を形成してくれた自分ありがとう〜
(2)不調であることを他の人に伝えられるようになった
(1)の延長線上にあることです。学生団体の仲間や業務委託先の上長、研究でお世話になっている先生方に、
「あまり調子が良くないので1週間(〜1ヶ月)お休みさせてください!すまん!今やってることここまではやるからここから頼む〜」
と伝えられました。
でもこれも、「すでに数ヶ月〜数年一緒にやっていて、ここで休息とってもクビになったり絶望したりしない」という自信があったから言えた、という部分もありそうです。そう思うとyouthはどうやって気分の沈みに対応しているんだ…
(3)ストレス発散にお金を使えるようになった
家から出られない、動けないという訳ではなかったので
アフタヌーンティー
皿
キラッキラのアイシャドウ
友達へのプレゼント
など、ジャブジャブお金を使って、得たものでメイクしたり料理して自分を喜ばせる時間を持つことができました。以前は留学に行くためにカツカツに節約していたのでこのお金の使い方をしたことはありませんでした。
(4)不調である自分を責めなくなった、「やらない」という選択ができるようになった
いっときやる気やモチベーションがなくてもまあ最終的には何とかなる、と思えるようになったので、
「あーニュース見て心やられてますね〜今わい脆弱〜」
と自分の状態をニュートラルに受け入れられるようになっている気がします。不調な友人をここ数年でよく見ていたので、「あ、私もか」という感覚もあります。
元気ない時に何かやろうとしても成果が出ないし効率悪いこともわかってたのでレポートもタスクも「すまん!延長して!」とお願いして意図的にサボっていました。
(5)ちょっと知識がついて自分の状況を認識できるようになった
精神科医を目指して医学部に入学したくらい、以前から心療内科や精神科領域に興味があります。医学のお勉強としては大して学んでいませんが(おい)、漫画やエッセイ、映画など、うつ病や適応障害に関する情報を趣味として取得していたので、
「これっぽいかな?」
「でも典型的な症状はないかな?」
など、自分の状態を少し客観視できるようになりました。(しょせん私は素人なので、診断とかには全くつながらないけど、俯瞰できている気がすることそれ自体がちょっと心を落ち着けてくれる。)
無料でアクセスできて読みやすいのはこちらなど👇
『ぼくのうつやすみ』第0話(1/2)
— ミヨシ@ゲーム会社デザイナー(サイバーコネクトツー) (@miyoshi_cc2) June 30, 2021
2016年頃に「うつ病」発症、その後休職を経て復職。現在もゲーム会社デザイナーとして奮闘中です!当時の体験をエッセイ漫画にしてみました!コミカルに描いていますのでお気軽にどうぞ!#エッセイ漫画 #漫画 #うつ病 #うつ病マンガ #体験記 #ぼくのうつやすみ pic.twitter.com/peR8nPrU93
4. 言われて嬉しかったことそうでもなかったこと
普段いろんなプロジェクトをつまみ食いさせてもらっているので、「すまん!延長させてくれ!」とお願いする相手も多く、いろんな方から様々なフィードバックをもらいました。みなさん優しくてなぜか「日本捨てたもんじゃないな…!」まで主語を拡大して感動していたのでおまけとしていくつか抜粋します。
気持ちが沈んでる人にこれを言うといいよ、ではなく、あやたかがほっこりしたことシリーズです。
言われてありがたかったこと
「病院いくことにしたんだ!(行ったんだ!)よかったねー!」
…受診ちょっとドキドキしてたのでそれ自体を褒めてもらえてホッとした
「タスクのことは気負わず、自分のペースで好きなことして元気になってくれたら嬉しいなって思ってる!」「自由なタイミングで帰りたい時に、帰れる場所として待ってるよー!」
…神なん?😭
「まあゆっくりせえよ」
…せやんな
「その後どうだい?」
…気にかけてくれてると思うとこんなに嬉しいんですね〜
言われて「?」と思ったこと
「私もそういうことよくあるよー!普通じゃん?笑」
…残念ながら私には普通じゃないのよ〜すまんね〜
「受診するほどなの?笑」
…決めるのは私なのよ〜
5. おわりに
極めて内的な振り返りでしたがここまでお付き合いいただきありがとうございました。
「誰かのために!」「私と同じような体験をしないように!」という崇高な意図は全くなく、ほぼ自分用の備忘録です。
心療内科や精神科に行ってみること、誰かに話してみること、散財することなどを強制したりすすめるものでもありません。私と抱えてるものも状態も他の方と全然違うと思うので、みんなそれぞれ適切な対処方法や頼り先が見つかるといいよなーと思っています。ずっとハイテンションを維持するのは難しい気がするので、低めの時もどうにか暮らしと心を維持できるようにしていきたい。
アップダウンしながら何とかおおむね楽しく生きてますよ〜という自分を整理したnoteでした!
そろそろ元気になってきたのでお花見に誘ってください!
いいなと思ったら応援しよう!
![あやたか | 産業医になりたい医学生](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43113154/profile_3d442e07c2e6ee5eabc008edbf0c4a71.jpg?width=600&crop=1:1,smart)