臨床検査技師が活躍しているフィールドは医療機関だけなの?
この記事では臨床検査技師の活躍しているフィールドについてお伝えしていこうと思います。
臨床検査、臨床検査技師について書いてきましたが、なんとなく『病院の奥まったところで黙々と尿や血液と格闘している人』みたいな印象も受ける方もいるかもしれません。
検尿室のオバちゃんとか(涙)
そんなイメージを変えるべく『実はこんなところでも活躍しているんだ』というご紹介をしていこうと思います。
こんな分野でも頑張ってます!
臨床検査技師の国家資格は、医療という命を守る現場で働くだけの専門的知識と技術を持っているという証明となります。
ですが、医療現場のいわゆる臨床検査部でしかそのスキルを活かせるフィールドがないということではありません。
【医療現場】では
糖尿病療養指導士
MRI技師(MRIはMNR(核磁気共鳴)が原理となるため、法律で臨床検査技師も認められています)
ICT(感染制御チーム)
NST(栄養サポートチーム)
体外受精などを行うエンブリオロジスト(杯培養士)
内視鏡技師
がんゲノム解析エキスパートパネル
遺伝カウンセラー
法医学
大学や研究施設の研究者
など数々あると思います。
【医療機関の外】に出ると
治験コーディネーター(CRC)
検査機器・試薬会社などの医療関連企業で学術・研究開発・営業・アプリケーションスペシャリストとして全国を回る人
一般企業だと化粧品関係や食品関係などの研究開発などもありそうですね。
あとは科捜研の研究員?(私が学生の時は大学院卒が必須と言われましたが、どうなのでしょうか・・・)
健診車に乗ったり健診会場に行ったり
献血ルーム
もちろん検体検査を一手に引き受ける検査センター
などなど
思いつく限り書いてみましたが、他にももっともっとあるかもしれません。
実に幅広いフィールドで活躍している臨床検査技師に、あなたも結構出逢っていたりするかもしれませんよ。