綾の森について
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「綾つなぐ」第2回 黒木国昭さん
▪︎ 開催日時: 2023年 10月 12日 (木) 16時〜
▪︎ 受付開始: 15:40〜
▪︎ 開催場所:綾ユネスコエコパークセンター 2階 (宮崎県東諸県郡綾町南俣442番地)
▪︎ 参加費: 500円
▪︎ 申込方法: Instagram 綾つなぐ(@ayatsunagu)にDMでお申し込みください。
▪︎ 定員に達し次第受付終了
▪︎ お問い合わせ: Instagramアカウント綾つなぐ(@ayatsunagu)DMにてお問い合わせください。
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照葉樹林が広がる綾の森。ユネスコエコパークに登録されるほどの貴重な森です。
でも綾の森はなぜ貴重なのか知っていますか?
1962年、経済の発展に伴い日本全国の森の木を材木として活用し、代わりに杉の木が植えられました。
綾の山も例外ではなく、多くの照葉樹が切り倒されました。街は林業で潤い、綾町の町民は1万人を超えるほど賑わいました。
ただ、大森岳付近は地形が急峻で標高も高く、伐採が難しかった事と当時の町の判断からわずかではありますが照葉樹林が残されました。
照葉樹林は様々な種類の木が存在し、それに適応する生き物達の種類も多くなります。
このことを生物多様性といい、生物多様性が豊かなほど良い森と言われます。
特に大森岳は標高が高いため、山の登頂部は冷温帯のブナ林の南限となっており、暖温帯に見られるヤブツバキなどの植物と混ざって生き残っています。このような状況は全国でもとても珍しく、ユネスコエコパークでも評価される点となっています。
綾の森深くではこのような環境に適応した生き物が独自に進化しており、最近でも新種の昆虫が発見されています。
日本中が杉の林に変わる中、残った自然林はわずかしかありません。
綾町の照葉樹林はとても貴重な森なのです。
写真は綾町役場ユネスコエコパーク推進室のホームページからお借りしています。
https://www.town.aya.miyazaki.jp/soshiki/eco/5511.html