パタゴニア旅行記 - Wトレック編
チリ側のパタゴニア、Torres Del PaineでWトレックに挑戦したのでその経緯をまとめます。Wトレックに行く前に登ったFitz Roy編についてはこちら
旅程
6日目: バスでEl Calafateに戻って、Hostel Nakel Yenuというホステルに宿泊。
7日目: Perito Moreno Glacierのツアーに参加。
8日目: チリの町、Puerto Natalesに向かい、Hostal Camino de Santiagoというホステルに宿泊。
9日目: WトレックDay1。Puerto NatalesからバスでPudetoに向かい、そこからフェリーでPaine Grande Refugioに移動。Refugioに荷物を預けて、Glacier Greyハイキング。
10日目: WトレックDay2。午前中にPaine Grande RefugioからItalianoまでハイキング。Italianoに荷物をおいて、Mirador Francés, Mirador Británicoハイキング。Italianoからこの日の宿泊先であるFrancés campsiteに移動。
11日目: WトレックDay3。Francés campsiteからChileno campsiteに移動。
12日目: WトレックDay4。この日はMirador base de Las Torresから朝日を見るために夜中3時にハイキング開始。Chileno campsiteに8時には帰ってきて朝食をとってからあとは下山。Central campsiteに11時には到着し、そこから午後2時のバスに乗って、Puerto Natalesに戻る。
Wトレック
Torres Del Paineでは1日でGlacier GreyハイキングまたはMirador base de Las Torresハイキングをすることも可能ですし、私のように4-5日かけて約80kmをハイキングをするWトレックや10日かけて全て回るOトレックも人気です。
私はこの地図の左側からスタートしてW字に進んで右側がゴールでした。右側から進んで左側で終わることもできます。
4日間連続で6-8時間かけて20km以上ハイキングするのはやっぱり想像通り大変でしたし、ハイキング中何度もなんでこんなことしてんだろうって思いましたが(笑)、たくさん見どころがあるし景色は最高なので行った価値はあります。
キャンプサイト
トレック上ではいくつかのキャンプサイトがあって、そこでは宿泊、食事、シャワーなどが利用できます。特にハイシーズンは人気なので事前にキャンプサイトを予約する必要があります。以下から予約できます。
キャンプサイトでの注意点としては、
チリ・ペソかクレジットカードのみ利用可能。USドルは受け付けていない。
チリの税関を通るときにもらうPDIと書かれたレシートを提示する必要がある。※ 私はこれを忘れて余分に宿泊代を払う羽目になりました。
レストランは早く閉まるので事前に各キャンプサイトの夕食時間を調べてハイキングの計画をする必要がある。※ 2日目は夕食を逃したので、持ってたインスタントラーメンとサラミを食べました。
天候
1日目はPaine Grande RefugioからGlacier Greyに向かう途中、かなり強風と強い日差しで前に進むのも困難なほどでした。歩いていると暖かくTシャツ+ジャケットとちょうどいいくらいです。2日目は朝から雨と風が、午後には晴れましたが1日中強風が吹いていました。3日目は日陰のないトレイルを強い日差しの中歩き続けました。4日目は夜中の3時にハイキングを開始したこともあり、朝方の登頂はかなり冷え込みました。インナー+トレーナー+ジャケットでも足りないくらい寒かったです。テントでは寝袋が用意されていて、夜中は寒さを感じませんでした。水分補給についてはトレイル中で滝がいくつかあるのでそこで水を汲むことが可能です。
移動
私はアルゼンチン側からチリ側に国境を越える必要があったのですが、事前にバスを予約することをおすすめします。私はバスを逃してしまい、250USドルも払って複数のタクシーを使って移動しなければなりませんでした。Puerto NatalesからTorres Del Paineへの往復バスのチケットも事前に購入しておくといいと思います。フェリーはその場でチケット購入可能です。大きな荷物についてはPuerto Natalesのホテルに預け、Wトレック後同じホテルに戻りました。
参考ブログ
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