Twitterで本名を使うメリットとデメリットについて考えてみた
こんにちは。職業「戸倉彩」です。
今回は、ワタシの体験談も交えて、本名でTwitterに参加する場合の「メリット」と「デメリット」について述べてみたいと思います。
※この記事は、Twitterを本名で行うことを強要するものでは決してありません。参考程度に読んでみてください。
Twitterの文化について
「Twitter」と言えば炎上騒ぎが目立つ傾向がありますが、災害時や有事の際にもリアルタイムコミュニケーションツールとして定着しつつあるSNSの一つです。
Statista が公開している2019年3月のデータによると世界で月間アクティブユーザー数が約3億3,000万ユーザー超え、日本国内では4,500万ユーザー規模のまだまだ人気の高いSNSです。個人や企業、民間団体、政府団体など幅広いユーザーがアカウントを所有し運営しています。Twitterは「Twitterルール」や「一般的なガイドラインとポリシー」に基づいてサービスを提供しており、この数年は健全化を促進すべく悪質なアカウントの凍結など積極的に対策に乗り出しています。
Twitterの代表的な特徴
・インターネット経由で全世界に公開される
・24時間365日稼働
・多様な文化や価値観が混ざり合ってるSNS
・一つの投稿につき文字制限 (日本語140文字) がある
・基本的に誰とでも絡める
期待できるメリット - 信頼性が高い
結論からお伝えすると、その人が「何を目的に、どのようにTwitterを利用しているのか」によって「メリット = 利点」と感じられることは変わってくると考えています。ワタシの場合、2012年にIT業界でベンダー企業に所属しながらエンジニアの方々を中心に自社が提供する新しいテクノロジーを正しく、分かりやすく、タイムリーに届ける活動が鍵となる「テクニカルエバンジェリスト」というエンジニア職についたことをきっかけに、戦略的に企業および個人で所有するアカウントを通じてDeveloper Relations(企業とエンジニアのコラボレーションを生む共創マーケティングという手法) の役割や発展性を持たせながらSNSと向き合うようになりました。会社員の場合、所属している企業によっては、個人でのSNS活動に制限やガイドラインが定められているため、その許容範囲内で活動することは大前提となってきます。
ここからは、この8年間で自己成長と共に、本名でTwitterに参加してみて感じたことをお伝えしていきます。「自ら何者かを名乗り、発言と行動に責任を持つ」ことで得られるメリットは様々ですが、一言で表現すると「信頼性が高い」ということです。Twitterで繋がっていただいた方々から信頼を得ることで、良好なコミュニケーションは形成されていきます。その上で、ツイートやリプライなどTwitter活動を重ねることで、自分だけの体験やそこから派生した自分だけの資産を作っていけることを学びました。
本名でTwitterに参加してみて良かった感じたこと Top 5
1位 オンラインおよびオフラインでの出会いの広がり (人、情報、仕事)
2位 周りの声を聞くことができる
3位 素早く対応できる
4位 届けたい情報を拡散しやすい
5位 セルフブランディングの確立
番外編:botではない実在する人間であることを周知できる
理解しておきたいデメリット -
Twitterはメリットだけではなく、当然デメリットもあります。とくにフォローワーさんが増えていくにつれて、より多くの人の目に触れる機会も増え、すべての人が必ずしもポジティブな反応や行動を示すわけではないと感じられる場面に遭遇することもありました。
本名でTwitterに参加しながら注意していること Top 3
1位 日常生活への影響
2位 嫌がらせなどのトラブル
3位 炎上リスク
過去には、本名を明かさずに「匿名アカウント」も運用した経験がありますが、結果的にインターネット上で自分の仕事と個人活動でシナジー効果を生み出しながら新たな可能性を広げていくためには「本名を使わないデメリット」のほうが大きいと考えており、現在は本名を使うことにしています。
最後に
#本のネタにしてもいいよ
noteプロデューサーを務める徳力基彦氏がこんな呼びかけをしていました。もしSNSを通じて仕事に役立つ出会いやハプニングを体験された方がいらっしゃったら、共有してみてはいかがでしょうか。自分だけの体験を誰かに伝えることで、そこからまた新たな体験が生まれてくるかもしれません。
EoF